時折…
Twitterでブログのタイトルを募集して、吾輩的には積極果敢にチョイスしたタイトルで書くということをやっています。
過去には
・左手でのオナニー
・キリンの飼い方
なんてのもありました。

思いがけないタイトルだとか、自分発信では絶対に選らばないタイトルがあって面白いんですよね。

今回も提案して頂いたタイトルで幾つか書きましたが、やはりなかなかに難しいものもあります。



男の子というのは少なからず憧れる対象があって、その模倣をしたりしながら自己形成を始める生き物だと思います。
ところが吾輩にはそれがないんですね。

そういう意味でこのテーマは難しいわけです。

普通は父親だとか歳の離れた兄がそうであったり、また歴史上の人物や小説の主人公であったりがその対象なんでしょうけどね。

もちろん同期や先輩、後輩にも「すごいな」と思う人は沢山おりました。
しかし自分の中で"俺とは違う人間だな"という域を出ないわけです。
すべてにおいて敵わなかったり、あらゆることに自分より秀でている人間などそう出会いませんよね。

吾輩は、徳川家康公にでも何かしら勝てることはあるだろうと思って生きています(笑

でも、逆に日常…
ひとつの分野、人間性、能力において
「この人はすごいな…」
と思わざるを得ず、圧倒される人間には珍しくなく出会います。
だからと言って、自分の存在価値を疑うほど自信をなくすこともないわけですよ。

自分は自分、唯一の個種ですからね。

先日、初めて会った四十代後半ぐらいの方から
「ちっちぇな…」
と、160cmもない吾輩の身長のことを言われました。
吾輩は間違いなく"パッと見"小さいですが、若い頃から
身長がないことも
田舎者であることも
恥ずかしいことだと思ったことがないんですよ。
 
何か努力が足りなくて小さい身体になったわけでもなく、何かの罪があって田舎に産まれたわけでもありませんからね。
親から貰った我が存在とか、我が故郷を疎ましく思ったことはないわけです。
所謂"いい男"だとか洗練された感性だとか、またはお金持ちに引け目を感じたこともありません。

たまたまですが多くの子供に恵まれて、二十歳も過ぎた娘や息子と仲良く愉快な時間を過ごせて…
毎日が愉快に過ごせていると、そんなに他人に強烈な興味とかなくなるんですよね。

まあ、吾輩は感性が疎いんでしょうね。

すごいなとか、たいしたものだなとか、そう思うことはあっても…
そうなりたいとは思わないのは、ある程度年齢を重ねたからでしょうけどね。
吾輩は吾輩らしく自分の人生を生きて来れたと思います。

まだまだ元気な今の段階で、我が人生に何の悔いも未練もありません。

よくやって来れたよ…
俺ごときが…




はい、左様なり♪