本日、四女の都美が帝王切開にて出産します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200124/13/big-daddy0408/b0/2a/j/o1080080914701276438.jpg?caw=800)
我が家では末っ子のポジションだった彼女がと思うと、感慨もひとしおです。
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イラスト:三女詩美
都美が調度一歳になった月から父子家庭となり、小学校にあがるまで姉三人兄四人との生活でした。
母親も近くに住んでいたのでたまに会うこともありましたが、母親の顔を見ると
「ハッ」
とした目で見つめてバタバタしていたのも、今や切なくも遠い日の思い出です。
子育てに確固たるバイブルなどなく与えられた環境に依って一律に育つものでもありません、その子の持つ資質や感受性なりに育っていくものだと思っています。
ですから“子供が大切である”という基本的な思いがしっかりしていれば、広義の意味で言えば
子育ては自分の好きなようにしていい
ものだと思います。
自分の子供ですから、自分の好みの子育てをしたいものですよね。
そういう意味では自分は本当に好きなように子育てをし、ゲップが出るほど子供達との時間を過ごせた幸せな親をさせて貰いました。
ありがたい人生です。
年子八人を抱えての父子生活でしたので周りから
「大変だね」
と気遣われることもありましたが、その頃は一向にそう思ったことがありませんでした。
経済的なとか時間的な負担とかよりも、楽しいことがはるかに多かったからです。
ですから子育てを終えた諸先輩から
「大変だった」
そう聞くと
「そんな思いで子育てをするのは勿体ないな、もっと楽しんで過ごせばいいのに」
としか思わなかったものです。
しかし先人の言うことはやはり間違いはなく… 子育てが終わった今、あらためて振り返ってみると
「大変だったな」
と、染々思います。
ですが自分ごときにそれをさせてしまう子供の存在の大きさもまた、あらためて感じるわけです。
今日産まれる娘の子供は、来年の今頃はもうきっとヨチヨチと歩いていることでしょう。
忙しさや大変さに追われながらも、子供の成長をしっかりと記憶に刻み込みながら過ごして欲しいものです。
産まれたての我が子と会えるのは今日だけ、生後二日目の我が子と会えるのは明日だけ…
初めての寝返りを見れるのも初めてのハイハイを見れるのも一度だけです。
さあ、もうすぐ……