今朝のワイドショーで炭水化物抜きダイエットに対しての警告みたいなことをやっていたので、ついつい見てしまいました。

往々にしてこのような内容をとりあげるときには奇をてらうものが多いものです。
健康番組が全盛の頃には白砂糖は実は健康にいいという発信や、タマネギを食べるだけでまるでなにかが解決してしまうような発信もありました。
つまりはバラエティー番組と言えばそれまでですが、例えばデータを盾にしたところでそれは身体機能の一部抜粋に過ぎないわけです。

瞬間的に血流がよくなるというデータをとりたいだけなら、多分くすぐるだけでもその差は出てくるでしょう。

でも今朝の番組は良かったですね、安心して学べました。
朝から得した気分です。

吾輩もダイエットに入ると最初の一ヶ月は炭水化物を抜きますが、二ヶ月目からは運動量を増やしながら炭水化物も摂ります。

野菜に関しては日本人の多くが少し過敏であるような気がします。
特定の栄養素に限定すれば確かに優れた野菜もありますが、野菜でバランスよく栄養素を摂取しようと思うと一日にとんでもない量を食べなければなりません。

そもそも食卓に豊富な量の野菜が上がるようになったのは、まったく近代になってからなのではないでしょうか。
江戸時代、年貢を納めるのに必死だった頃のお百姓さんが一体どれだけの野菜をつくることが出来ていたのでしょう。
せいぜい水田の周りとか自宅の周りに、手間暇かからない程度にしか作っていられなかったと思います。
そしてその殆どはお味噌やお豆腐、納豆になったり漬け物になったり〃御飯〃を食べる為の所謂本当の意味での〃副食〃にしか過ぎなかったのだと思います。

それでは人体を構成する他の栄養素をどのように摂取していたかと言うと、正しく我々の〃主食〃である穀類から摂っていたのだと推測します。
あのたった一粒のお米の中には……
やがて芽が出て葉が出て根を伸ばし、花を咲かせる為に必要なものが揃っています。
今のような精米技術がなかった時代には、お米もかなりの栄養素を含んだ状態で食べていたのでしょう。

ビタミンB1の欠乏症である脚気という病気は精米の過程で削り落とした糠を摂るだけで回復していくわけです。
つまり精米技術がすすんでなかった頃にはなかった病気なのではと仮定出来ますよね。



生き物の種類に依ってその主食というのは決まっています。
例えば牛は草しか食べないのに我々人間よりも遥かに巨大で破壊力のある筋肉をつくります。
だからと言って
「牛に肉を食べさせたらもっと……」
とは考えませんよね。
元より牛は肉を食べませんし、牛にとっての最適な食べ物が草だからです。
我々人間とは持っている消化酵素と機能が違うんですよね。

そして人間の中でも古代より狩猟を主に生きて来た民族と、農耕栽培をして生きて来た民族とでまたその成り立ちが違います。

遥か遠い時代からお米が主食だった我々が、それを抜きにした食事で身体や精神を維持出来るようにはまだ進化していないのではないでしょうか。



はい、左様なり♪

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ビッグダディモバイル 】
日記更新❤「修行 Vol.4」
http://www.bigdaddy-mobile.com

ビッグダディ LINEスタンプ
http://line.me/S/sticker/1080588

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━