20日に次男坊が誕生日を迎え、二十二歳になりました。



静岡県の磐田市で産まれた日のことは今でも鮮明に覚えています。
あの日……
当時仲の良かった後輩が遊びに来て二人でドライブに出掛けました、彼女にプロポーズしたとの報告を受けて
「じゃあ、どこかでお祝いの御飯でも」
と言うことになり掛川のファミレスでゆっくりして、その後に御前崎まで足をのばしちゃったんですよね。

そして帰って来たらテーブルに
〃陣痛きたから病院に行く〃
そうメモ書きがあり慌てて病院に行ったらもう分娩室に入っていて、そして直に生まれました。
看護師さんに
「お父さん、身重の奥さんほっといて何してるんですか」
と怒られましたね、ごもっともです。

その半年後に三ヶ日町に引っ越して、二年後には湖西市に移り東小に入学し
夏には浜松市に越して冨塚小に転校……
更に藤枝市の藤岡小に転校……
多治見市の脇之島小に転校……
山形村の来内小に転校……
同じく山形小に転校……

なかなかハードな小学生時代だったな(笑っ

その熱志ももう社会に出て数年……

高校卒業後は下の弟や妹にしっかり仕送りもしてくれたし、よくやってくれる息子ですよ。
今はやっと元々やりたかった調理の世界に入って生き生き暮らしてくれてるようなので、親としては有難い限りです。

親がいて兄弟がいての〃家庭〃という枠の中で育ち、やがてその枠から離れて暮らすことで自分に対しての客観的な視点を身に付けていくんですね。
そして甘えを削ぎ落としながら、大人として成長していくのでしょう。

親子というのはまさしく遺伝子同士で呼応しているのだろうなと思います。
吾輩の両親はあまり子供に干渉しない親でしたので小さな頃は寂しい思いもしましたが、大人になってからは自由に好きなような人生を過ごしました。
どこに引っ越そうが何をしようが、それを親に報告しなければというような認識はさほど必要がなかったのです。

我が家の子供たちにも〃家庭〃を出たらもう自分の人生をとにかく謳歌して、そして兄弟間はいつまでも仲良くして貰いたいとやはり願うわけです。
今のところそんな流れが出来つつあることを本当に有難いと思っています。

親は二の次で結構というか吾輩のことは心配して頂かなくて大丈夫です。
何とでも愉快に生きて行けますからね。
あなた方を産んでくれた人のことはこれからもというか、むしろこれからは考えていって頂かなければなりません。
それと……
吾輩のことは大丈夫ですが吾輩がお世話になった方々はあなた達にとっても恩人であり、一時でも家族であったのであればたった一文字〃元〃を付ければ永久に家族です。
その人達のことも考えてあげて下さい。

少し長くなってきましたし、これ以上書いていくとまるで吾輩の遺書のようになってきますのでそろそろ止めます。

しかし年々、子供の誕生日は感慨深くなってきますね。

誕生日おめでとう!


はい、左様なり♪

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