「れんとちゃーん」
「はーい」

なかなかいい面構えです。  


娘との約二年振りの再会、初コンタクトは
吾輩の楽屋前の廊下でした。
収録の合間に戻るとタイミングよく、そして元気よくとびだして来ました。

「お、れんと」

名前を呼びながらしゃがみ、両手を広げて
「おいで」
と、仕掛けてみました。
僅か三年余りの人生で、もう二年も見ていない父親の顔を覚えているわけもありません。

もし娘に「やだっ」と拒否されてもそれは無理もないことであり、我が身が無駄に傷付かないようにとの心の準備はしてありました。

でも、娘は突進して腕の中にとびこんで来てくれたのです。

ギュッとしたい気持ちを抑えて
「れんと、もう一回」
と言って放してやると……
また元気よく走り去って振り返り、再度突進して来ました。

「よしよし、来たか」
今度は少し高く抱き上げて、強めにコミュニケーションをとりました。
「よーし、もう一回もう一回」
すると、れんとも
「よーし」
と気合いを入れて、一番勢いよく駆け込んで来てくれたので……

やっとギュッと抱きしめて
「可愛いなぁ、れんと」
と、言えました。

れんとは
「なに言ってんだ、このオッサン」
と思ったかもしれないし、もしかしたら何となくでも血縁を感じてくれたのかも知れません。

それはどちらでも構わず、久し振りに会った娘を見て「可愛い」と思った事実をその場でそのまま伝えられたことが嬉しいのです。


(送風機の風におどける娘)

娘が愉快に楽しい日々を過ごしているのなら、必ずしもその成長過程に吾輩の影響力は必要ないと思っています。

離れて暮らしていても娘であること、吾輩の遺伝子を継いでくれていることに変わりはありません。

ですが……
この目で見て確認してやはり「大切な存在」だと再認識して、こうして文章に残すことが出来たことに少し安堵しています。

「楽屋ではしゃぐ娘」

蓮々(れんと)が産まれた時の感動は微塵も薄れることはなく、産んでくれた蓮々のママへの感謝を忘れることもありません。

蓮々が産まれる一ヶ月も前からお祝いのリースを誰にも内緒で何十個もつくり、ママが入院してからはウェルカムボードを作ったり、歓迎用に家族全員のモグラのマスクを作ったり……
でも、それを察知されないようにママのお見舞いには毎日必ず励ましの絵を描いて持って行って……


(近寄ったら、吠えて威嚇する娘)

蓮々が産まれてきてくれたこと、ちょっと甘やかされ感はあるけど可愛いく元気に育っていること、そしてそこに影響力として存在してくれるお兄ちゃんやお姉ちゃん、なによりもその環境を作り出している美奈子さんに心から感謝しています。

はい、左様なり♪

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