友達との約束があり、次女の柔美だけが先に奄美に帰ることになりました。
普段は規律ある女子寮生活を過ごしている中で、冬休みと同時にこちらに来ていますからそれは無理もないですね。

朝早い出発でしたが、寝不足に鞭を打ち女子組は最寄りの駅まで見送りです。


次にみんなで集まるのはまた一年後になるでしょう。
高校生の夏は合宿等があり普段よりも更に強化しなければならない時期なので、なかなか動けないと思います。

改札口で名残を惜しむ一枚……


そして納得しないヤツがいての取り直しです、変わらへんがな……


いずれにしろ、一度は高校生活からフェードアウトした次女がまた卒業を目指してくれているのは嬉しいことです。

メディアに露出しているので何かあるとすぐに批判されますが
「それは事実を全て把握もせずに言っているのだから、気に止める必要なし」
と、無論吾輩自身も思っていますし子供らにも言い聞かせて来ました。

頭から否定的な発想でしか受け取らない方々は容赦ないですからね。
まあでも親がケロリとしていれば、子供の不安も少なくて済むものです。

「当たり前」が一番無難な人生なのでしょうが、高校を入り直して妹との同級生として再出発をして頑張ることに親としては何の問題も感じていません。

例えば義務教育だけで終わったにしろ
「残念だがやむ無し」
と、吾輩の中で息子や娘の価値が変わることは何らないのですが……

四男が高校を退学したいと言った時に、吾輩よりも遥かにあった柔道の資質を勿体ないとは思いましたが……
ひとことも反対しませんでした。
ただ、学年途中で止めることはならないと線をひきました。
止めたいと思ってからの数ヶ月は、精神的にはしんどいものがあったと思います。

ですが、家族間でも信頼は必要ですから……
本人の希望は最優先ですが親が出した最低限の条件もクリアさせます。

今は福岡で三男と暮らして、これまで吾輩が払ってきた家賃を四男の稼ぎから賄っています。
それに依って、親は授業料を払うだけで済むようにしてくれているのです。

「源志が働いて部屋の家賃を払ってくれている」

この確固とした事実だけで、家族間の信頼は取り戻して余りあります。



柔美も何とか一年を過ごしてくれそうです。

春には四女も奄美の高校への進学を目指していますし、いよいよ今年は吾輩もまた奄美に行ってみようかな……

はい、左様なり♪

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