先日、頂いたコメントです。


子供が多ければ、どうしても上の子に負担をかけてしまうことが増えます。
それでいいのかと思いながらも、やむを得ずそうしている家庭も多いとおもいますよ。
でも吾輩は「家族」なんだから、出来ることは誰がやっともいいと思います。
掃除洗濯は母親がするもの、なんて決め付けることもないですしね。
その代わり余暇も、自分一人が面白く過ごすなんてことはしないで家族で楽しむようにして来ました。

我が家の父子家庭生活が始まった時に、一番上の長女は小学校三年の後半でした。
吾輩は仕事で家にいないことも多かったので、長女にはかなりの負担をかけました。

下に七人もいたので流石に食事の用意などはさせませんでしたが、それでも時間を見計らって夕飯を食べさせ風呂に入れ寝かしつけるところまでやってくれました。
園児組を朝に連れて行くのは吾輩ですが、お迎えは毎日小学生組みんなで行ってくれました。

あの頃……
少しでも長女がやりやすくと昼休みのうちに夕御飯をつくり下校後のおやつをつくり、吾輩も親として急成長出来た時だと思います。

今でこそ子供達に感謝し有り難いと思っていますが、当時はかなり横暴な父親でもありました。
借金があり夜中もアルバイトに出ていたので、帰りはいつも三時四時になります。

夜中に帰ると布団もひかずに、子供達がゴロゴロ雑魚寝をしていたことがありました。
その時に、寝ている長女を起こして
「なんだこれは、下の子に風邪をひかせたらどうするんだ」
と怒ったことがあります。

長女も小学四年生ですから、無理もないんですけどね。

そのかわり下の子達には
「愛美が言うことは父ちゃんが言うことだと思えよ」
と伝えたり、長女には「言いつける権限」を与えたりしました。
我が家は子供が小さかった頃は基本的に、誰かのことを言いつけることは禁止していました。
「言いつける前に自分が、注意しろ」
と教えていたのです。
でもその権限を長女に与えることにより、統率をとりやすいと考えました。

そして、長女が中学に入ったのを機に
「これからは家のことは一切しなくていいから、友達との付き合いを最優先にすればいい」
ということにしました。
それからは我が家のリーダーを小学校六年生がすることになり、中学生は意見を言うことがあっても強制力はないようにしたのです。

まあでも、何かあるたびに中学組とは相談しながら決定していましたがね…
中学組と吾輩だけの話し合いを「林下家最高顧問会議」、小学組のリーダーを加えると「林下家顧問会議」なんて呼んでましたね。
ままごとみたいですが、ちゃんと下の子らからは隔離した空間で話し合いをするんです。
会議ではジュースが振る舞われるので好評でした、二人で一本が多かったですけどね。

議題が
「夏休みのイベント」
とかだと、下の子らも会議が終わるのが気になって
「どうなった、何することになった」
なんて聞いて来たりしましたね。

長女に特権を与えて弟や妹の面倒を見て貰った名残で、今でも成人した長男次男でさえ長女の機嫌をこわすことを恐れます。

しかし、中学に入ったらもう家のことはしなくていいと言っても普通は少しやるだろうと思ったのですが…
長女は見事に全くしなくなりましたね。

まあそれでいいんですがね…
それまでがよくやってくれました。

はい、左様なり♪

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