子供の時はお蕎麦は家で打つのが当たり前で、大正生まれの母親がお蕎麦を打つ姿を何度も見て育ちました。
その頃は今のようにお蕎麦が大好きであったのか記憶にありませんが、少なくとも嫌いではなかったと思います。

しかし、ザル蕎麦が好きになったのは間違いなく大人になってからですね。

子供の頃のお蕎麦の食べ方に、麺にする手前の状態を一辺10cmくらいの三角形にして茹でる食べ方がありました。
鍋から器に取り、にんにく味噌を少しのせて頂きます。
「かっけ」と呼ばれる食べ方ですが、その語源は解りません。
いかにも蕎麦粉をねったものを食べているという感じが、やはり子供の頃は嫌でしたね。

しかし味覚も嗜好も年齢により変化するものです。
今はむしろお蕎麦の風味も味もしない「ソバ」は少々寂しく感じるようになりました。
食べ物としては美味しいのですが、お蕎麦が食べたいと思って注文した時は正直に物足りないのです。

お蕎麦を打つ時には何を「つなぎ」に使うのかも重要であったり、またそれが使われていない場合もあります。
いずれ「つなぎ」に関して、どのような視点から考えているのかが分岐になるのかなと思います。

吾輩はお蕎麦を食した後の蕎麦湯も楽しみにしているのですが……
「つなぎ」に依っては茹で湯に全然お蕎麦の風味が逃げない場合があります。
逆に香り高い蕎麦湯が飲めるようなお蕎麦屋さんの麺は、汁物にするとスープに蕎麦が溶け込みクリアなスープではなくなってしまいます。

お蕎麦を堪能して空腹を満たしたお腹に蕎麦湯を頂くと、すっとお腹の中が落ち着いていくんですよね。
ですから……
あの感じ、麺も蕎麦湯も味わいたいと思うとやはりザルか盛になります。


盛岡には、美味しいお蕎麦屋もあります。

吾輩は最後に……
ワサビとかネギを残しておいて少しの麺つゆに入れ、熱い蕎麦湯を注ぐのが好きです。

最近は息子も真似したりしていますが、どこまで気に入ってるのやら…

今回は迂闊にも、お店にブログアップの許可を頂くことを忘れてしまいました。

あしからず…

はい、左様なり♪

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