センチメンタル・カレー

   比較的珍しいと思われる「カレー嫌い」が、我が家にはいます。
それは次女の柔美なのですが、食べられないわけではありませんが喜びもしません。

  それでも、吾輩のつくるゴロゴロゴボウカレーは
「これなら大丈夫」
そう言って食べてました。
あのカレーはまあ、レシピ本でも紹介していますが結構特殊ですからね。
  そこで、柔美が奄美に行ってしまった今……
「そうだ、普通のカレーをつくろう」
と、今日の夕方に思い付いたわけです。

  久し振りにつくるので楽しみで、少し早かったのですがスーパーに行きました。
まず探したのがココナッツミルク…


   二缶を投入しました。
   
   玉葱を三通りに使い、まずはすりおろして100%のオレンジジュースと共にベースにしました。
そしてみじん切りはニンニクのそれと一緒に飴色になるまで炒めて、ベースを注ぎ…
あとは、くし型ぎりにしての具ですね。

   ココナッツミルクと玉葱で甘さ、オレンジジュースで酸味のバランスをとります。
野菜はジャガ玉ニンジンの他に、カボチャ、茄子、オクラやコーンなどで彩りも良かったですね。


   理想としては、最初の一口は…
まず甘さがあって、それを追いかけるように酸味があってそれでいて
「あ、でも結構辛い」
と、いうような感じですかね。
   それが食べすすんでいくうちに、ひとつになっていくとベストです。

  なかなか、いい出来でした。

  柔美と詩美の晩御飯は何だったんだろう、と思いながら頂きました。