今まで何度も引っ越しを繰り返してきましたが、引っ越すとまず最初にしなければならないことがあります。
それは居住する地域にある「自由に使える和式トイレ」を探すことです。

  ちなみに吾輩は自宅の便器で大きい方をすることはありません、なぜなら今時はどんな借家も洋式の便器になっているからです。


(写真と本文は一切関係ありません)

  健康上も吾輩は和式トイレを勧めます。
我々の下腿部(ふきらはぎ)は結構丸々と筋肉がついているにも関わらず、血管の分布は少なくなっています。
それは、我々の身体が元々が四足歩行の為の設計になっているからだと考えられます。
  四足歩行の場合、下腿部は常に引き伸ばされたり緩められたりを繰り返します。
その刺激に依って血液が引き込まれたり押し出されたりする分、血管の分布が少くていいわけです。

  ところが二足歩行の場合には所謂その「筋ポンプ作用」が働かず、特に歩幅が小さい女性などは脚がむくみやすかったりします。
これを一日に一回でも二回でも和式のトイレにしゃがみ、下腿部を押し潰し滞った血液を本流に戻してやることは下半身全体の代謝をよくします。
  ひいては便秘にもいい刺激になります。

  公共の場からどんどん和式トイレが消えている昨今に大きな懸念を感じています。
外国人が宿泊するホテルなどには、むしろ設置するべきなのではないでしょうか。
各個室はともかくロビーには是非設置をし、ジャパニーズスタイルを発信して頂きたいものです。
  日本に来てスシやテンプラを堪能したら和の心はやはり和式トイレにて終結するのだと、そこまでしなければ日本を満喫したとは言えないのだと全世界に発信しましょう。

  なんかもよおしてきた…