家系なのか、我が家の子供たちの中にはハッキリした口調で寝言を言う子供がいました。
中でも特徴的だったのは次男の寝言で、それがいつも必ず敬語なんです。
夜中に突然、
「マジっすか」
と言われたこともありますし
「ふふふ」
と、笑ったあとに
「なに、言ってんすか」
なんて言われたこともあります。

  元々、我が家の子供達がにはひどく寝ぼける身内がいますからね。
まず嫁さんがそうでしたし、うちの兄貴にも寝坊助がいました。
嫁さんは夜中に急にため息をついて
「ホントに、ともみはともみだし…」
と言い出したので、何か悩んで寝付かれないのかと思い覗き込むとグウグウ寝てたなんてことがありました。




  次男熱志はまず大声で叫ぶところから入るというのが何回かあり、迷惑でしたね。
「科学の進歩に、感動しましたよ」
と叫んだのは、小学校五年生の時だったと思います。
   あまりにハッキリ大声で叫ぶので、まだ寝付いてなかった長女と手を叩いての大爆笑でした。
   それにしても、どうして寝言がいつもいつも敬語なんだろう。