我が国にとって、激動の1年となった2011年が終わり、2012年が幕を開けました。未曾有の災害に遭われた方々におかれましても、希望の年となることを祈りつつ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。あけましておめでとうございます。

 今年のお正月は、札幌でのんびり。いつもの喫茶店で読書を楽しむお正月となりました。
 結婚してもうすぐ1年。お正月は、諸般の事情で2人で迎えていませんが、こんなことも長い人生、あるかもしれない、と自分に言い聞かせつつ、南の島でお正月を過ごしている嫁さんが、少し羨ましい北国での新年です。

 我が家は、ある地域の風習の為、生まれてこの方、お正月は精進料理。独りでいると、食べるものに苦労しています。今朝から口に入れたのは、梅干しと白米、納豆のみ。宗教というよりも、30数年体に染み付いた習慣で、毎年そうだったものを急に変える気にもならず、元旦はこのまま動物性の食べ物は食することなく、淡々と過ぎていくのでしょう。

 今年も皆様に幸多い1年となることを祈念いたします。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 こんにちわ。
 かなりご無沙汰でございます。年末は、何かと飲み会やら、懐かしい方との会食やらで、なかなかPCに向かう時間を取れていなかったわけです。その間に有馬記念も終わり、今日は、もう大晦日。今年も残すところ12時間を切りました。

 さてさて、今年の秋のGⅠ戦線は、最後の最後、有馬記念の三連単で、きっちり浮上を果たし、何とか乗り切ることができました。その中で、いろいろと考えてみたことを、少し綴ってみたいと思います。

 まず、何と言ってもオルフェーブル。この馬の場合、現時点では死角らしいものが見当たらない、というのが正直なところ。あるとすれば、前の馬を食い残すことかな、という気はしますが、自在にスパートできる感じからすると、どうしてもそのイメージが湧かないですね。よっぽど乱ペースで、鞍上が判断を誤る、ということがなければ、結果を出しそうで、今、言えることは、無事ならば来年の競馬はこの馬を中心に回るであろう、ということ。

 エイシンフラッシュ。この馬は、天皇賞(秋)、ジャパンカップと鞍上の理解不足から結果を出せなかっただけで、有馬記念ではルメール騎手に手戻りで、きっちり結果を出しました。ダービーの印象が強いので、東京競馬場の方が向くタイプか、と思いがちですが、恐らく中山競馬場の方が向くタイプ。奇しくも安藤勝己騎手が、この馬のいい脚は一瞬しかない、ということを言っていたようで、長くは脚を使えない、ということのようです。したがって、一瞬の脚を武器にできるレースで勝って、長くいい脚を使わないといけないレースでは評価を下げる、というのが今後の付き合い方かと思います。

 ブエナビスタ。本当にお疲れ様でした。最後の最後に大敗を喫しましたが、これまでの成績にケチがつくようなものではありません。あとは、無事に仔を競馬場に送ってもらい、ダイワスカーレットやウオッカといった、この時代に名を馳せた名牝達の仔との熱い戦いを期待したいと思います。

 ローズキングダム。この馬は、エイシンフラッシュとダービーでワンツーフィニッシュを決めていますが、現在のイメージからすると、逆。ゆったり流れて上がり勝負という舞台で、直線が長い方がいいのかな、と思います。来年も京都競馬場や阪神競馬場の外回りの長距離戦や東京競馬場で狙うかな、という感じでしょうか。

 トゥザグロリー。力はあるのですが、狙いどころはまだ定めきれていません。今回は、ある程度位置も取れて、ある程度上がりも使える、という状況からすると、そこそこ活躍はするのでしょうが、突き抜けた武器というのがない現状では、GⅠでは2着、3着、という感じになるのではないでしょうか。

 ルーラシップ。この馬は、恐らくローズキングダムと同じ感じ。中山競馬場よりは東京競馬場と京都競馬場、阪神競馬場の外回り向きの印象。不得手の有馬記念でも掲示板まで突っ込んできたので、力はあります。舞台さえ整えば、GⅠ奪取もあるかな、と思いますが、オルフェーブルが出ていないGⅠでないとなぁ、という感じでしょうか。

 トーセンジョーダン。今年、大ブレイクした古馬という意味では、この馬が1番でしょう。ペースがきついレースで長い脚を使う、というイメージからすると、今回の有馬記念は少し不向きな展開で、来年も期待できると思います。

 ヒルノダムール。正直、有馬記念は向く舞台かな、と思ったのですが、イマイチ弾け切れませんでした。しかし、どんな舞台でもそこそこ走る真面目な馬で、今年の大阪杯は圧巻。直線の長いコースより短いコースでコーナーから動いていく競馬が向いている感じですから、そのあたりを中心に来年は狙っていきたいですね。ただ、最近の藤田騎手は、とにかく差し、追い込みで信頼感がイマイチでして、そのあたり、外人騎手とかに乗り替わったらもっと怖いかもしれません。

 ヴィクトワールピサ。ジャパンカップでは、正直、行き脚がつかず、後方から直線だけの競馬。有馬記念では、ペースが落ちたこともありますが、ゲートオープンから前に行けたので、それなりに復調しているのだと思います。来年はどういうスケジュールになるのかは不明ですが、復調すれば怖いのは間違いのないところ。中山記念あたりに出てきて、年末の成績が嫌われて少しでも人気を落とすようなら妙味あり、だと思います。



 こんな感じでこの秋の総括は終了。
 来年に備え、今年は実家にも帰らないお正月ですから、データ整理でもしようかな、と思っています。1年間、ありがとうございました。なかなか更新できないことが多いのですが、見限らず、たまには覗いていただけるとありがたいです。
 いや、ブエナビスタ、強かったですね。
 自分の馬券は、エイシンフラッシュとブエナビスタの2頭軸で、①ジャガーメイルも持っているだけに、何となくもやもやした結果でした。エイシンフラッシュは、スタート直後に少し行きたがっているのを、オルフェーブルのときのように馬の後ろに置いて落ち着かせた感じ。向こう上面から第3コーナーへかかるところで、ウインバリアシオンが捲って外から前へと取り付き、直線へ。ブエナビスタは進路が開くまでじっと我慢し、開いたところで一気に脚を繰り出して、粘るトーセンジョーダンを捕まえ、そのままゴール。

 配当は、ジャガーメイルが突っ込んだ分で跳ね上がって、三連単は30万オーバーとなりました。

 驚いたのは、WIN5。ジャパンカップ直前で、生き残りが800票ちょうど。で、ブエナビスタが入っている組が、202票。ブエナビスタ、案外、信用されてないみたいですね。びっくり。
 こんばんわ。最近は、この時間は喫茶店で読書、というのが日課だったのですが、今日は早々に帰宅しました。というのも、皆さん、ご存知かどうかは知りませんが、北国(雪国?)には、冬用の靴というのがあります。で、それを買いにいったため、早々に帰宅しました。

 さて、今年の悲惨なGⅠ戦線の一端をお見せしましょう。


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 菊花賞が、⑫-⑭からの総流し。で、鉄板軸馬の⑭オルフェーブルが1着。そして、渾身の◎ハーバーコマンドは、最後に力尽きて4着。当然、総流しなので縦目。
 天皇賞(秋)は、馬券の点数が増えているので、全ての画像を取るのが手間で、省いてしまいましたが、馬券は、エイシンフラッシュとダークシャドウから人気薄への三連単2頭軸マルチ。流した相手にペルーサも、トーセンジョーダンも。軸馬間違いの縦目連続。
 1周休んだエリザベス女王杯は、穴狙いのイタリアンレッドからの馬券とは別に、パドックで良く見えたアヴェンチュラ頭の三連単を購入。2着付けは、押さえ馬券のため、⑩フミノイマージンにして、7頭流し。少し縦目とは違いますが、④アパパネも⑱スノーフェアリーも押さえている中、順番間違い。
 マイルCSは、パドックを見て⑤エイシンアポロン軸は決定。もう1頭の軸馬候補は、①、②、⑦、⑧、⑫、⑬の6頭。前日段階では、①フィフスペトルと考えていたのですが、思いのほか⑫のパドックが良く見えたため、軸馬を変更。で、①、⑬が2着、3着で縦目。

 こんな感じで、結構、かすっていながら当たらないフラストレーションの溜まる競馬です。

 そんな自分がジャパンカップの◎は、月曜日の今日、早々に決定。エイシンフラッシュでお願いします!!まだ追い切りも確認していないし、枠順も出ていないので、最終決断とまではいきませんが、軸馬候補最右翼です。

 昨年の秋とは馬の状態が違う、というのが、まず、第1点目。そして、2点目。天皇賞(秋)は、シルポートが作った圧倒的な前傾ペースを3番手追走で、最後までしぶとく6着。先行勢では最先着。同じくらいの位置にいたアーネストリーが大敗するほどのペースを粘れるだけの底力でした。嵌った後方待機組にやられましたが、地力は示したといったところ。3点目は、今回の舞台。道中のペースがある程度締まる古馬の東京競馬場2,400Mという舞台はベスト。
 有馬記念よりはジャパンカップ向き。ここで狙わずして、どこで狙うの、という勝手なイメージ。週末には万馬券を手にしている夢を見ながら、今夜はこのあたりで。
 パドックを見た雑感。
 まず、3歳勢は、少し激戦の疲れがあるのか、アヴェンチュラもホエールキャプチャも一息。3歳で最も良く見えたのは、プラス20キロでもレーヴディソール。
 他では、フミノイマージン、ワルキューレ、グルヴェイグあたりもよく見えました。アパパネも、やる気は戻っているように見えますので、ひょっとすると復活まであるかも。外国馬2頭では、人気でもスノーフェアリーの方が良く見えます。ダンシングレインは、少しもっさり映りました。

 馬券的には、穴目から入るので三連複でイタリアンレッドとフミノイマージンから。あと、ワルキューレ、グルヴェイグの超人気薄2頭からのワイドを少々。

 東京競馬場のメインは、昨日、騎乗停止をくらっているルメール騎手が騎乗停止前の荒稼ぎの予感、ということで、シルクフォーチュンの差し切りに期待。人気でもダノンカモンは切れませんの、三連単流しで。
 おはようございます。
 また久々の更新となってしまいました。というのも、最近、インターネットの調子があまりよくなく、平日の夜にちょっとお勉強をすることが増えてきたのもあり、なかなかPCの前にじっくりは座っていられない日々が続いているからです。


 さてさて、今日はエリザベス女王杯。昨年圧勝の海外からの刺客、最強牝馬ブエナビスタを負かした三冠馬、無事ならば三冠馬まであった2歳女王、そして、夏競馬の女王、さらには遅れてきた3歳牝馬秋の女王。メンバーとしては、結構面白そうなレースです。

 展開が、まず問題。メンバーを見渡しても、やはり逃げるのは、海外からの刺客の片割れダンシングレインが逃げそうです。どれくらいのペースになるのかは不透明で、大きく後続を離して逃げるならば、紛れもあるか、という感じ。

 アヴェンチュラ、ワルキューレ、シンメイフジあたりが前につけるのではないか、と思いますが、ガンガン飛ばしての我慢比べになるかと言われると、うーん、と唸らざるを得ません。GⅠとは言え、牝馬限定戦。京都競馬場は外差し馬場の様相とくると、スローペースで坂の途中からのロングスパート、という感じで見ておくのがいいのではないでしょうか。ただ、時計はそれほど遅くなってはおらず、上がりも速いケースが多いことを考えると、切れ味が不要、ということにはなりません。そうなると、ロングスパートから長く脚を使う、ということが求められることになりそう。


 昨年、圧勝したスノーフェアリーは、怖い1頭ではあると思いますが、昨年はかなり上手にインをついたように記憶しており、今年は大外枠。そして、ローテーションも過密でこの人気なら、飛ぶ方に張るのが妙味かと思います。無印。
 三冠馬でブエナビスタにも勝ったアパパネも、前走が休み明けとは言え、負けすぎ。競争人生初の2桁着順で、信頼はできません。相手で十分。
 幻の三冠馬レーヴディソールは、いくらなんでも休養明け、距離延長、初の古馬との対戦と課題が山積み。特に、マイルを超える距離に実績がないことは大きく減点で、相手に買うか無印。
 夏の女王イタリアンレッド。この馬が自分の◎。中央場所でもやれることは、前走で証明済み。ドスローからの上がり3ハロン勝負では分が悪いが、ロングスパート戦になれば、一線級とでもやれるだけの充実は、戦績が示しています。
 遅れてきた秋の3歳女王アヴェンチュラ。前走は、圧巻の勝ちっぷりで、古馬とも戦えることは北の大地で証明済み。こちらも有力です。今回も内枠を引けましたので、スッと好位につけられれば、当然、圏内でしょう。

 馬券的には、イタリアンレッドを中心に組み立てたいと思います。軸馬候補としては、アヴェンチュラ、ホエールキャプチャの3歳勢にフミノイマージンあたりまでを候補としています。

 最終的には、馬体重とパドックを見て決めたいと思います。
 最後の直線、オルフェーブルが一気に抜け出したとき、自分の視線は1頭の馬に釘付けでした。抜け出したオルフェーブルが後ろから差されることは考えにくい。三冠は成った。その確信の後、自分の馬券が気になったのです。その馬は、事前に書いたとおり、ハーバーコマンド。黒地に白の星型を抜いた勝負服。前の馬は交わせそう。3着まででいい、粘れ!!つい、大きな声が出てしまうのでした。

 オルフェーブルが、先頭でゴールした頃、自分の夢を背負ったハーバーコマンドは、最後に力尽きて、①トーセンラーに差されてしまい、4着。

 三冠馬達成は、本当におめでたいですね。今年は何かと暗いニュースばかりが続いていたので、年末に向けて、希望を感じさせてくれる出来事でした。ドバイワールドカップをヴィクトワールピサが制した今、日本競馬界の悲願の最後は、やはり凱旋門賞でしょう。ステイゴールド産駒ということもあり、欧州でもやれるという気がします。来年が本当に楽しみになりました。

 ところで、この馬、次はどこに使うんでしょうね。ジャパンカップか、有馬記念か、来年に向けて休養なのか。よくわからないです。とにかく無事に現役生活を全うし、そして、数年後には子ども達を競馬場へ送ってもらいたいですね。
 おはようございます。
 本日からグリーンチャンネルが我が家に導入されました。と言っても、無料体験ですが。

 グリーンチャンネルのパドック解説は、嫁さんと自分の間では、いい加減で有名ですが、ホントにいいかげん。13頭立てで6頭推奨馬に挙げて、上位人気から6頭って(笑)。こんな解説なら自分でもできそうに思ってしまいます。
 こういう解説とか、全て捨象して、各競馬場のパドックとレースだけを淡々と放送してくれる競馬場のモニタに映ってるようなのは、有料放送でないんですかねー。需要がないのかなー。しょうもない解説聞くための時間でパドックをもう1周映してもらいたいと思うのは、私だけでしょうか…。
 こんばんわ。札幌は、雨。明日の菊花賞の舞台となる京都競馬場の天気も気になります。今日は(正確には昨日。)、11Rが良馬場で最終レースが重馬場。結構、一気に降ったんですね。

 さてさて、皆様、もうご存知でしょうか。BSでスカパーが始まったのに伴い、BSでグリーンチャンネルが見られるんです。緑のチャンネル、と言っても、怪しげな環境活動の放送局とかではないのですよ。
 で、せっかくなので、お試し16日間に申し込みました。明日からはグリーンチャンネルを見られるので、競馬中継で1日楽しみたいと思います。

 それにしても、菊花賞。やはり難しいですね。距離が距離だけに、主張すればどの馬も行けるわけで、誰が乗るどの馬が行くか、というのが展開を分けそうです。比較的早い流れになると、地力のない組を外して、展開の有利不利を考えて馬券を組み立てることになると思いますが、スローからの上がり勝負になる公算の方が少し高い気がします。今の時代、距離はまかせておけ、というタイプはなかなか出てこないので。
 自分は◎ハーバーコマンドと考えています。勿論、オルフェーブルにケチを付けるつもりはありません。ただ、馬券を買うとすれば、楽しめる馬券を、ということですね。
 他では、ダノンミル、トーセンラー、ダノンマックインなどが気になっています。人気の一角であるウインバリアシオン上がり偏重のレースでしか結果を出せていないので、オルフェーブルを切るならまずはこちらが先、という認識でいます。ただ、オルフェーブル1着でも、ハーバーコマンドが3着までに入れば三連単は万馬券確定。実は、この2着、3着付けの三連単でいいんじゃないの、という勝手な思い込みをしています。

 どうなることやら。明日の競馬中継まで、しばし、睡魔との戯れの時間とします(睡魔と戯れている間に、きっと眠ってしまうと思いますが、午前中のレースくらいは見解をまとめておきたいです。)。
 こんばんわ。今週末は、いよいよ菊花賞。史上7頭目となる三冠馬へ、ドリームジャーニーの弟オルフェーブルが挑みます(既にドリームジャーニーをオルフェーブルの兄と言うべきかもしれませんが。)。まずは無事に、そして、伝説へ…。

 それにしても、かなり久々の更新。週末は競馬を楽しんでいることが多いのですが、土曜日は2週に1回、ゴルフへ出かけており、3週間から1ヵ月に1回、奥さんが週末に遊びに来る単身赴任ですので、こんな感じの更新になってしまっています。また、平日は、朝、6時ごろに起床、7時半から8時半は喫茶店で読書、終業後は、飲み会の日を除き、夕食後、喫茶店で閉店まで読書、という生活を続けていることも影響しているのかもしれません。

 そのいつもの喫茶店。普段はかなりお客さんが少なく、静かに流れる有線放送のジャズの中、煙草をくわえて読書に耽るという最高の時間を過ごすお気に入りの場所なのですが、今日は少し様相が…。
 自分が入店し、いつものように喫煙席の片隅でくわえ煙草に読書、という感じで夕刻の静かなひと時を過ごしていたら、3人の女性グループが喫煙席へ。普段はあまり周囲の音が気にならず、隣でおしゃべりされていても自分のペースで読書できるのですが、今日はちょっと…。ガールズというには、少々お歳のようですが、まぁ、小沢ガールズのような意味でのガールズだと思ってください。年のころは30歳前後のショップ店員(と思しき)3人組。2人は既婚者(どちらも子供はいないみたいです。)で、1人は独身ということのようです。そこで始まった赤裸々なトークの数々。女性同士の会話って、本当に怖いですよねー。
 結婚して数年、最近2年は全くのご無沙汰だそうで、旦那さんが誘っても眠いから相手をしない日々だそうですが、その割に、旦那さんが接待でキャバクラに行ったら離婚するだの、アダルトビデオを見るなど論外だの、言いたい放題。こんな話が次から次へと展開する隣では、流石の自分も降参です。すごすごと喫茶店を後にし、家路へとついたのでした。

 帰宅後、何気なくテレビを点けると、モノマネの番組が。モノマネ番組とか、懐メロ番組は、BGMとしては本当にいい感じです。
 1990年代から2000年代前半の歌が流れると、特に若かりし日が思い出され、心が切なくなります。今日一番のドキッ!!は、辛島みどりさんの「サイレント・イヴ」でした。また、最近、CMで流れる「アメイジング・グレイス」もドキッ!!とする曲ですね。


 さてさて、菊花賞の話題に戻りましょう。
 菊花賞は、かつては実力馬同士で決着することも多かったと思うのですが、ここ5年で三連単10万馬券が4回、三連複万馬券が4回という荒れっぷり。この背景には、いくつかの点があると思うのですが、最も大きな要因は、クラッシック戦線を含め、このレースまで3,000Mのレースがなく、また、このレースで求められる適性がここまでのクラッシック戦線を中心とする重賞戦線とは異質、ということだと思います。

 で、オルフェーブル。新たな三冠馬伝説へ向け、まずはこの馬について検討してみたいと思います。
 初めに採り上げるのが皐月賞。今年は震災の影響で東京競馬場での開催。これがこの馬に味方したのかもしれません。かもしれません、というのは、この馬の兄は、あのドリームジャーニーですから、中山でも勝った、かもしれない、ということです。そして、ダービーは不良馬場。ここまでのレースでこの馬の一番強さを感じたのは、スプリングSかも知れません。秋初戦の神戸新聞杯は、トライアルらしいトライアルで、中盤がしっかり緩んでの実質上がりだけの競馬。そう考えると、気持ちとしては、三冠馬伝説へ、を応援したいのですが、単勝1倍台が見込まれるガチンコ人気なだけに、そこまで信頼できるか、と言われると、難癖をつけたくなるのが、馬券大好き人間の哀しい性なのかもしれません。ただ、距離延長については、ステイゴールド産駒ということもあり、そこまで気にする必要はないと思います。

 そうなると、重要なのは穴馬の見つけ方。京都競馬場外回りコースを1週半するこのレースでは、位置取りと特徴的な第3コーナーから第4コーナーへの登り、下りが重要だと思います。超スローペースの前残りとなる昨年のようなケースもありますが、差し馬が台頭するケースでは、この下り坂を上手に使える馬が有力。そういう視点で明日、明後日と考えてみたいと思います。

 奥さんから電話がかかってきたので、今日のところはこのあたりで。