日本の常識は世界の常識に非ず

これ常識です。


日本では夜遅くなると
ご近所さんに気を遣って
家の中でも比較的静かにしますよね。

一方の中国。

わたしは留学する前は普通のマンションに住んでいました。
駐在さんが住むような高級マンションやサービスアパートメントではなく、
ごく普通の、周りは中国人だらけのマンションです。
部屋の中なのにこうもりが出没したりしてびっくりです。

そんなマンション(アパートのほうが近いかも)では、
中国人同士の会話は丸聞こえ、
テレビもバラエティかドラマか何を見てるかわかるくらい大音量で見てたりします。


大学の寮は勉強する学生ばかりだから
さぞかし静かだろうなぁ…と
思ったわたしが甘かった!

留学生寮ではしょっちゅう
誕生日パーティーやら何でもない日のパーティーやらが開かれて
大変にぎやかです。クラッカー

夏にもなると
洗濯物を干す用の屋上は
ビアガーデンに早変わり。ビール

夜中に雄叫び(?)が聞こえてきたりします。

昼間も、耳がおかしくなるんじゃないかと心配するくらい大音量で、
しかも窓もドアも開けっ放しで音楽を聞いてる人が数名います。

そんなにみんなにおすすめしたいのかしら?


パーティーなんかは「わたしも混ぜて~」くらいの気持ちで過ごしましょう。
いちいち目くじらを立ててたら、
きっと身が持ちません。

それでもどうしても我慢できない!というときは
寮のおばちゃんに相談してみましょう。
度が過ぎていたら注意くらいはしてくれるでしょう。たぶん。。。


お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ~


今日はハロウィーンですね。

といっても何もしませんが。。。


ハロウィーンはもともとはケルト人の収穫感謝祭だったそうです。

それがキリスト教の普及で民族のお祭りという意味合いが薄れていったようです。

カトリックの万聖節(聖人の日)が11月1日なので

ごちゃごちゃになっちゃいます。

これは調べ甲斐がありそうです音譜
【発音】 地方イントネーションの影響1へ

イントネーションよりも語彙になってしまいますが。。。

わたしが中国に来て最初に住んだのは江蘇省・常州市です。
上海からCRH(动车)で1時間15分くらいのところにあります。

そのころの中国語は大学の第二外国語で週2コマ、2年間勉強した程度で、
来たばかりの時は声調が違ったために
タクシーで「駅に行ってください。」
「到火车站」[dao huo che zhan : だおふぉーちゃじゃん]
すら通じなかった苦い思い出があります。

その常州で生活しているうちに、
今まで勉強した単語と違うものをよく聞くことに気が付いたんです。

「いらない」は普通語では「不要」[bu yao : ぶーやぉ] ですが、
常州の人たちは日本語学校の事務の女の子も写真屋のおばちゃんも
「不用」[bu yong : ぶーよん]というんです。

A:要不要?[yao bu yao : やぉぶやぉ?](いりますか?)
B:不用。(ううん、いらない)
となるわけです。
わたしもだんだん使うようになっていったのですが、
無錫へ行ったとき、みんなが「不要」といっていることから、
これは常州独特なんだ~とわかりました。

「どういたしまして」は普通語で「不客气」[bu ke qi : ぶーくーちー]と習いますが、
常州では「不用谢」[bu yong xie : ぶーよんしえ]という人が大半で、
直訳すると“ありがとうなんていらないよ”くらいでしょうか。
ただこの「どういたしまして」は日本語でも「いいえ」とか「大丈夫ですよ」などと
変化するように、
中国語でも状況で少し言い方が変わったりするようです。


また、これは地域独特なのか、全国でも普通なのかわからないのですが、
「礼拜」[li bai : りーばい] という言葉。
日本で勉強した教科書では見たことも聞いたこともなく、
会話でけっこう聞くのですが、
文字を書いてくれるわけでもなく、
最初は「なんのこっちゃ?」とちんぷんかんぷんでした。

発音から辞書を引いてみると
「曜日」の意味なんです。

普通習う曜日は「星期」[xing qi : しんちー] で、
月曜日は星期一で、土曜日までは数が二、三、四、、、と増え、
日曜日は星期天[xing qi tian : しんちーてぃぇん] もしくは
星期日[xing qi ri : しんちーrりー]です。

「礼拜」も使い方は同じで、月曜日は礼拜一となります。

これは上海で働いてた会社が紹介してくれた
不動産屋の仲介のおじさんがしょっちゅう使っていました。

同じ「曜日」でも、メールになると「周」[zhou : じょぅ] を使うことが多いですね。
月曜日は「周一」[zhou yi : じょぅいー]。
たしかに一文字減って経済的かもしれませんv(^-^)v


とりあえず、
1年の留学で受ける地方の影響は微々たるものなので、
どんどん外に出て、
最初は話さなくてもいいので
周りの声を聞いてみましょう!

わたしはスーパーなどであえて商品を売るおばちゃんたちのおすすめを聞き、
聞きまくったあげく、「いらない」「また今度」と立ち去ることもしばしばでした。


中国人は相手が外国人だとわかると、とりあえず
「你的汉语蛮好的」[ ni de han yu man hao de : にぃだはんゆぅー まんはぉだ]
(あなたの中国語とってもうまいね)
「说得很好」[shuo de hen hao : しゅぉーだ へんはぉ](話すのうまいね)
とほめちぎってくれるので、
すなおに「ありがとう」と返してます。

それに、外国人だとわかると、
少しゆっくり話してくれたり、
「~, 什么意思?」[shen me yi si : しぇんまいース](どういう意味?) と聞くと、
別の言葉に置き換えて説明してくれたりします。

まあ、「她听不懂」[ta ting bu dong : たーてぃんぶどん]
(彼女、中国語わかんないよ:聞き取れないよ)
と言ってくる人もいっぱいいますから、
「听不懂」という言葉はすぐ覚えられるはずです。

街には教科書に載ってないけど普通に使う単語がいっぱいあふれてます!


インターネットを見ていると、
中国に留学して中国語を勉強することについて、
「授業はすべて普通語(日本でいう標準語)で行われるから
どこに留学しても同じだ」
という意見がありました。

わたしは一つの学校しか行っていないので、
他の学校と比較はできないのですが、
三つの都市、どこも半年以上生活してみて
そうともいえないんじゃないかなぁ…と思っています。

語学留学生はどこも基本的に午前中で授業が終わります。
午前は授業に出て、午後、夜は寮でひたすら勉強、どこにも行かない、
という生活ならどこに留学しても同じかもしれません。

でもそれじゃ味気ないですよね。
。。。というか、それはまず無理です。
自炊するにしても食料の買い出しとか、
留学生活を送る最初の段階で携帯電話を買いに行ったり、
その他もろもろ。。。

それにわたしは留学の醍醐味はなんといっても
旅行じゃ知ることができない現地の生活を知ることにあると思うんです。

勉強するだけなら、
それこそ日本で日本語ができて普通語資格持っている
ネイティブの中国人を雇って
どこかで缶詰状態で勉強した方が効率はよさそうです。
先生になるためには「普通語」の資格がいるそうなのですが、
けっこう持っている人はいるそうです。


そうやって学校以外の「外」と接触していたら、
おのずとその地域の言葉の影響を受けると思うんです。

わたしは上海とその近くの江蘇省・無錫市、江蘇省・常州市に住んだことがありますが、
この辺りは「呉方言」を話す地域です。

「方言」と書きましたが、地元人同士が話してると、
まったく別の言葉です。

「わたしは日本人です。」「我是日本人。」
これをあえてカタカナ書きにすると
普通語→うぉーしーrりーべんrれん。
呉方言→んごーズーさっぱにん。

無錫のコンビニは街中でも現地のおばちゃんが普通に無錫語を使っています。
レジで:「せっくぇっぱっ!」 わたし「あ!?」
これはたしか3元8角(会話では3块8)、普通なら「さんくゎいばー」のはずです。

まあ、これはもう聞き取れないからほっといて、
この辺の人たちは日本人が苦手な反り舌の発音をしないんです。

反り舌:zh, ch, sh, r ※「r」は語尾にくると英語のrと同じ「巻き舌」になります
で表記される発音です。

日本語で振り仮名をふると違いがわからないんですが、
数字の「14」は普通語では「スー右上矢印シー右下矢印」、
この辺の人たちはがんばって普通語を話そうとするも「スー右上矢印スー右下矢印
になってしまうんです。

大阪人が頑張って標準語を使おうとするも、
イントネーションは関西弁のまま、という感じでしょうか。

なので、わたしはミルクティーが大好きなのですが、
これは奶茶[nai cha : ないちゃー]と言います。
上海では無理に反り舌をせずに
日本語の「ちゃ」をかなり強く発音した音の方が通じます。

また、中国語の教科書では「どこ」はたいてい
「哪儿[nar : なぁr]」と書かれていますが、
この辺では「哪里[na li : なーり]」を使っています。
わたしも教科書を読むとき以外はいつも「哪里」を使っています。

まだ留学する前、無錫で日本語教師をしていた時に北京に旅行に行ったのですが、
r化が激しくてびっくりしました。
タクシーのおじちゃんに「ご飯食べた?」(これはふつうのあいさつ)
と聞かれたのですが、
「你吃儿了吗?[ ni chir le ma ]」と
「吃 [chi : ちー=食べる]」にもrがついていて(普通語ではつけません)、
北京の人はなんにでもrをつけるんだなぁ・・・
と思った記憶があります。

おそらくわたしは北京で勉強している人に比べたら
rの発音は少ないと思います。


長くなってきたのでつづきは地方イントネーションの影響2


疲れたとき、エスカレーターって便利ですよね。

このエスカレーター、
片側どちらかをあけるのが暗黙のルールになっていますが、
みなさんはどちらに立ってどちらをあけていますか?

今までは気にしてなかったんですが、
中国から日本に帰ってきてから
「あら?」と感じるようになりました。

最近電車を利用する機会が多いのですが、
京都はなんだかおもしろい立ち方をしています。

どうやら一般的に
大阪は右に立って左をあける、
京都は左に立って右をあける ようです。

京都の市営地下鉄に乗ってると、
見事に左に乗る人の列ができています。

でも、全部が全部そうじゃないみたいなんです。

阪急の河原町駅は大阪・梅田からやってくる阪急京都線の終点。
ここのエスカレーターは右に立っている人が大半です。

京阪の三条駅、ここは京阪と地下鉄の乗換駅。
ここでは右に立つことが多いんですが、
人の流れでたまに左に立つことも。

どうやら最初に立った人が京都人なら左に立ち、
大阪人なら右に立つ、といった感じです。


欧米では右立ちが主流のようです。

上海では万博もあって、右立ちが浸透してました。
エスカレーターにも「右立左行[you li zuo xing : よぅりーずぉしん]
と書いてありました。

なので京都に帰ってきたときに左立ちだったので、
違和感があったんです。

習慣って面白いですね(・∀・)