緊急公開!替歌「バルデララたちがやってくる」 | ビフリュオレ通信<BIFLUORESQUEMENT VOTRE>

緊急公開!替歌「バルデララたちがやってくる」

バルデララとは、フランス右翼政党「国民連合(RN)」党首ジョルダン・バルデラ氏のこと。フランスでは先日行われた欧州議会選での与党大敗をうけ、マクロン大統がその当日である今月9日に国民議会(下院)を解散。マクロン氏の「賭け」ともみなされる総選挙第1回投票が今月30日に、第2回投票が来月7日に行われる。右翼勢力の躍進に危機感を抱いたシャンソン・プリュス・ビフリュオレは速攻で替歌Voici venir les Bardellalasを仕上げて13日に公開。歌詞大意と解説は動画の下をご覧ください。

 

 

歌詞大意:

バルデララたちがやってくる

ああ、気が滅入る

バルデララの仲間たちとは面白いことはなさそうだ

今こそみんなで動かなきゃ

バルデララは何かと格好つけて

言うことはいつも同じことばかり

バルデママはEUにしかめっ面

遠くのオトモダチの方が好き

バルデドはエコじゃないし

バルデリリはメローニ(イタリア首相)のファン

バルデティヌは品がなくて

マリーヌ(・ルペン)しか信じない

バルドゥイユが投票するのは

この国がフランス人のものであるため

悪いことは全部ガイジンのせい

だからバルデベルはそれを変えたい

バルデディフは鬱状態

バルデデュールは用意万端で

左翼全滅を図ってる

バルデララたちには油断はならない

バルデララたちがやってくる・・・

 

元歌は1970年代に放映されたテレビアニメBarbapapa (バルバパパ)主題歌。アニメの原作となった同タイトルの絵本は、日本でも『おばけのバーバパパ』として出版されている。登場人物(?)名のフランス語読みは、お父さんがバルバパパ、お母さんがバルバママ、7人の子供たちはバルバララ、バルバベル、バルボティヌ、バルビデュル、バルビビュル、バルビドゥ、バルブイユという。Barbapapaとはフランス語で綿菓子を表すbarbe à papa = パパのおひげから考えられた名前で、papaをmamaに変えてお母さんの名前に、そして子供たちの名前にもそれぞれの人物(?)のキャラクターと関連づけた言葉遊びが含まれている。替歌の人物名も替歌の歌詞の中で言葉遊びになっている。

元歌はこちら。