少し前になりますが、
宅配の方の対応が素晴らしかったです。
まず第一声が明るく 「あ、いい感じ!」と思いました。
わたしは、インターフォン越しに指定場所置きをお願いしたのですが、確認の声も穏やかで、はっきりしていて、
その置き方がとてもていねいでした。
一度 荷物を立てかけたうえに、
そっと手をかざしながら
倒れないか確認するような手つきが、
インターフォンの画像から見えました。
実際、取りに行ってみると、伝票も飛ばないように、
向きまで考えられて、きちんと置かれていました。
もしかしたら、そんなこと当たり前とおっしゃる
かもしれませんが、配達の方もお忙しくなってくる
シーズンです。
そんな時でも、丁寧にお仕事する大事さを
垣間見た気分です。
なんだか元気をもらいました。
と、ここまで書いたら、別の場所で、
次の”宅配美男爵”に遭遇しました。
結果からいいますと、3連発になります。
次の配達員の方は、 代引きだったのですが、
またもや、電話の声がはっきり丁寧で、
ザアザア雨の中、直立のご本人は、
すごく濡れているのに
受け取った箱には、水滴ひとつぶもついていない。
ビニールの風呂敷のようなものをかけてくれていたのですが、傘をさしてたはずの私は、指がすこし濡れています。
思わず箱の全面を確認しながら、
わたしはまるで手品を見たかのような気持ちでした。
3人目は、お若い方でしたが、
開口一番
「すみません、5分早く着いてしまいましたが
よろしいでしょうか?」
といいました。
「へ?」
じつは、最近、配達の遅延もあったので、
逆バージョンで謝ってる姿にびっくりしたのでした。
ひと様のお家に伺うときは、決してお約束時間の前に
チャイムを押さないこと。
いつも母からいわれていたことですが、
この青年も、お母さまに教わったのだろうか、
上司の教えだろうか?
このお行儀の良い配達員スタッフに
「もちろん!お気遣いありがとうございます。」
といって荷物を受け取ったのでした。
この3人が続いて、
なんだか まるでホテルのコンシェルジュ?
執事が届けてくれた?かのような気分になりました。
いつも、宅配が届くと、ほっとしてうれしいけれど、
この三つの届け物は、
いつも以上に、とても素敵なもの に見えました。