このブログも気がつけば、しばらく放置プレイでした。落語も温泉も行っていないわけではないのだが、ついつい・・・で、久しぶりに投稿。

 

 先日、日本一予約の取りにくいお宿と呼ばれている仙仁温泉岩の湯に今年も行ってきました。このお宿毎年8月に宿泊しているんですが、そのわけは・・・

 初回、取れたのが8月で、そのたびに来年の予約をしているからというわけで。つまり一年前に予約しないと行けないということなのです。

 今回もチェックインタイムの14時過ぎに入館。駐車場に車を停めたときからもてなしがスタート。実はこのお宿のチェックインが一番混むのは14時ジャスト。

 つまり多くのお客さんがこのお宿に泊まることを目的にしているということです。

 

 池の鯉を眺めながら、抹茶とお菓子を頂いているうちに手続きは完了。お部屋にはすでに荷物が運ばれています。

 

 こちらのお宿、施設・温泉・料理すべてが抜群なのですが、お値段もそれなりにはなっています。まあ都内で高級フレンチレストランに行くぐらいかしらんと。

 まず温泉は、貸切風呂が三か所、いずれも空いていればいつでも何度でもどうぞ・・・というスタイル。露天風呂と内風呂のセットで、中にはトイレのほか、タオル・バスタオル、シャンプー・リンス、さらにはドライヤーまで完備。

 

 文字通り手ぶらで入れるのが最高。もちろん「日本秘湯を守る会」のお宿なので、源泉かけ流し。ただ適温になるように加温はしているようだ。逆に加温なしで楽しめるのが、大浴場の洞窟風呂。

 男女別のお風呂のほか、湯浴み着を着て入る混浴ゾーンがある。こちらは大きな洞窟仕立てになっていて、瀧のように流れる源泉の中にゆっくり入るとサウナ効果も得られる。

 

 温泉でたっぷりのマイナスイオンを感じながら、休憩室で一休み。こちらのお宿は、館内のあちこちに休憩スペースや、書斎、さらには子供用の玩具などもあり、のんびりゆったり過ごせます。

 ハンモックなんかも楽しい・・・

 もちろん食事もスキがありません。こちらのお宿、畑も持っていて、そこで取れる食材を料理に出すほか、お造りも鯉やマスを出すという地産にこだわっているのもポイント。

 夕食も朝食も質も量も大満足である。こちらが朝食のメインとデザート

 

 

 だが、このお宿の本当の価値はこうしたコンテンツをますますグレードアップしてくれるもてなしだろうと。とにかく文句がない(あくまで個人の感想だが・・・)。

 今回も朝食後、ふたたび貸切風呂に入り、大満足でチェックアウト。

 いつも思うのだが、帰りの車に乗って・・・「やっぱりこのお宿、安いよね」と。年に一度、夏のご褒美のお宿です。