小生お気に入りの噺家の一人・・・いや二人に、白酒と三三がいる。独特の毒のある白酒と、なんとも不思議な間で聞かせてくれる三三。

 

 個性は違うが、ともに将来も期待できる噺家である。その二人の会があるということで、出掛けてきた。会場は荒川サンパールというところ。

 初めて行ったが、三ノ輪橋から徒歩12分という、なかなか微妙な距離感。

 ともあれ、開演を待つことに・・・まずは開口一番だ。見たことのない前座さん・・・だが、やけに口調が落ち着いている。悪くいえば前座っぽくない。

 後で知ったのだが、白酒の弟子のあられという。ネタは「子ほめ」だったが、それ以上に寝た(汗)

 

 そして白酒の登場、いつものように軽妙なマクラから・・・始めたのは「茗荷宿」だ。十八番のひとつだが、いつもより毒がないような・・・

 続いて三三の登場。「妾馬」だったが、他の演者のそれとかなり切り口が違う、それはそれで面白いが、この日はとにかく眠い・・・で中入り。

 

 

 中入りから再開だが、主催の夢空間の会は入れ物が大きく、ついでに携帯の注意がしつこい・・・久しぶりにきたが、やはりもうダメだなと。

 まずは三三が登場で「しの字きらい」をやる。テンポもよく、なかなか楽しめた。

 

 そして再び白酒だ。ネタは・・・むむ、「笠碁」かあ。柳家の十八番だが、結論からいくと一番眠くなった。

 いい噺家に失礼な話ではあるが、体調の問題があるとはいえ、これだけ眠かったのは久しぶりかも。

 

 教訓・・・落語会に行く前は体調に気をつけよう・・・