Ciao 今日は カンパレコ-ド70’ ハブのOHと磨きの極意。
まず、こなごなにばらして洗う。よっぽどの汚れじゃないとここまではしませんが、
40年以上前のものになると・・・。
次に荒傷を取り、下地調整の為、ダミ-シャフトに固定して、
ドリルチャックにかませます。
低速回転にしてサンドぺ-パ-をあてます。240番から600番ぐらいに番手を落として、
このままでも十分にきれいだけど、ここからさらに磨きの工程へ
ご存じバフです。
ぴかぴかです。本体はこれで終了。
次はクイックシャフトも。傷いっぱいです
磨けばこんな感じに。こんなことができるのもカンパだから。メッキが分厚いからです。
外は終了。今度は直接回転に関係する内部へ。
ハブこそは自転車の中でも最も重要な回転パ-ツなのだ。
ビフォーの玉当たりです。黒くくすんでます。
比較すると
かなり違います。違いが分かる人の・・・。てやつです。明らかに抵抗がなくなるはず。
下準備は整いました。組みます。
まずは、カップにグリスを十分に敷き、ボ-ルを植えこみます。
この時グリスは、潤滑と同時に、ボ-ルの保持約も兼ねています。
そして、アクスルシャフトにも薄くグリスを引いて、さび止めとします。
この辺は、小さいことなんですが、後々耐久性に差が出ます。
完成です。 できました。
この時代は、モノ自体が貴重でしたから、造りがとてもいいんですね。
だからこそここまでできるんです。
今回はハブレストアプロセスを見ていただきました。
それでは皆さん、また次回まで Ciao!