ヴェラーティフレームとご対面。 | BI・CI・CLASSICAのブログ

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BI CI CLASSICA~ イタリア語で「旧い自転車」を意味する。
旧き良きヴィンテージ・ロードの世界観をイタリア人オーナー
VELATIの思想、言葉を通して伝えていきます。

雨降りでどんよーーーりしてる時こそ輝かしい1台を!

 

お久しぶりにヴェラーティフレームのお披露目です( ̄▽ ̄)

 

今回のお客様は遠方にお住いの方なので仕上がり後は配送でのお引渡し。

 

だったのですが…

 

「どうしてもその前にお店で一目見ておきたい!!!」

 

ということで。

 

念願のヴェラーティフレームとご対面しにお店に来てくださいました!

 

こんなお足元の悪い中、しかもこんなコロナでてんやわんやしている中…

 

はるばるお店に来てくださるなんて、なんて嬉しい話!!( ノД`)

 

ありがとうございます!

 

そして出来立てホヤホヤ。組立ホヤホヤなのでまだ外で撮影もできていないほど仕上がったばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おぉぉぉぉぉ。

 

今回も最高級塗装のクロモヴェラートです。

 

最初は違うカラーを依頼されていたのですが

 

以前に別のお客様の為に製作したこちらのヴェラーティフレームがあまりにも美しかったので・・・

 

 

ジジのおススメもあって、直前にこちらのクリアネイビーで塗装することに。

 

うんうん。

大正解!

 

こんなに美しく仕上がってなんの違和感もなく見ておりますが

 

毎回、なかなか一筋縄ではいかないのがクロモリフレームの難しいところ。

 

今回はいつも使用しているフォーククラウンが無くなってしまい、今回は別の型を使用しないといけないことに。

 

ジジも初めての型をサンプルもなく使用するのは心配そのものだったのですが

 

ここは絶大な信頼のある原田さんの腕にお任せするしかない!

 

ということで、仕上がったのがこちら。

 

 

カッコイー―!

 

実は既製品のクラウンはこの下方先のピン角が2㎜ほど太くてもっとドン臭い形なのですが

原田さんが加工してくださり、研ぎ澄まされた緊張感のある感じに仕上げて下さいました。

 

以前のクラウンはコチラ

 

 

このなで肩の印象とは違った雰囲気ですが

 

どちらも形状の特徴を生かした素晴らしい仕上がり。

 

ジジの心配なんてなんのその。

 

結果、より良くなったと大満足で眺めておりました。(笑)

 

福岡と大阪で離れていますが、こういう細かいディテールのデザイン変更や修正も

 

相手を信頼して任せれる関係って本当に大切だなと感じます。

 

イタリアで製作していた時はもうホント…

そりゃそりゃ大変だっな…

 

詳細スケッチを寸法書いて送っても違うものが仕上がったり、毎回違う太さだったり、微妙に刻印も違っていたり…

 

なんて言い出したらキリがないのですが

 

悪気はないけれど、ツーカーの製作ができずかなり悪戦苦闘していた時期がありました。。。

 

なんて話が反れてしまいましたが(;'∀')

 

原田さんの職人魂を今回も垣間見せてもらえて、とても嬉しかったという話。

 

お客様も喜んでくださって一安心!

 

 

キッチリ梱包して無事にお届けさせて頂きます!

 

ご来店ありがとうございました^^

 

Ciao!!