もちろんこれもヴィンテージ | BI・CI・CLASSICAのブログ

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BI CI CLASSICA~ イタリア語で「旧い自転車」を意味する。
旧き良きヴィンテージ・ロードの世界観をイタリア人オーナー
VELATIの思想、言葉を通して伝えていきます。

こんにちはー!

 

ALEXです!

 

さてさて、本日は

 

こんなヴィンテージ自転車の

 

紹介しちゃいまーす!

 

どーん!

 

 

どっどーん!

 

ROSSIN 90年代 520㎜(C'-C)

 

 

ん?

 

これはヴィンテージじゃなくない?

 

なんて思った方もいるんじゃないかな…

 

そもそも

 

ヴィンテージの定義も曖昧ですし…

 

ヴェラーティに言わせれば、

 

これは“new vintage”で

 

ギリギリヴィンテージでしょって言ってます!

 

って感じで販売しますし、

 

ブログにも載せちゃいます!

 

それにまだまだ鉄パイプがメインの時代ですし、

 

問題なしですね!

 

 

 

 

ホイールは90年代らしさのある

 

MAVICのCOSMIC

 

光の反射具合でシルバーの色が

 

青みがかって見えたりします。

 

そう、色の変化も楽しめちゃいます。

 

コンポーネントは

 

フルの7400系デュラエース

 

 

 

 

そうです、

 

シートステーやステムも

 

デュラエースです!

 

個人的にはこの時代のデュラエース、

 

大のお気に入りになっちゃいました。

 

しかし、なかなかこのような状態で

 

残っているものも少ないようで、

 

大分希少なものになっちゃいました。

 

“newvintage”のはずが早くも手に入らないもの・・・

 

ヴィンテージの世界って難しい・・・

 

一つ注目したいのがこのステム:

 

 

普通スレッドステムって

 

臼を閉めるボルトと

 

ハンドルを閉める為のボルトの

 

二つありますよね。

 

しかし、もう一つが見当たらない・・・

 

と思いきや、

 

上についてるボルトは

 

実はボルトではなく只のキャップ・・・

 

外してみると、

 

中にちゃんとボルトが二つありました。

 

なるほど、

 

こうするとステムの見た目もスッキリしますよね。

 

 

ラグでの溶接が主流ではなくなり、

 

ろう接という溶接方法を用いて

 

ラグのディテールなどのこだわりではなく、

 

性能を重視したころです。

 

 

パイプはDE DACCIAIのZERO

 

というスチールパイプを使っています。

 

特に軽量タイプで上部なレース用。

 

当時COLUMBUSのGENIUSとも方を並べる

 

トップグレードのものでした。

 

このモデルの自転車も

 

当時はイタリアでプロチームが使っていたものでした。

 

 

塗装はROSSINではお馴染み、

 

DU PONT

 

が使われております。

 

フェラーリなどの

 

イタリア車の塗料でお馴染みですが、

 

自転車で使われていたのは

 

ROSSINぐらいでしょう。

 

 

NEW VINTAGE という名で

 

本日はこのロッシンを紹介しましたが、

 

一般にヴィンテージとは

 

言われないような時代のものでも、

 

手に入れるのが困難になっています。

 

特にこのような良い状態というのもなかなか

 

難しい・・・

 

その為にも、ビチクラシカは

 

古いもの、新しいものも大切に

 

長く使っていきたい。

 

そんな願いも込めて

 

本日も営業しております。

 

 

実は店頭にはこの年代と

 

同じころのロッシンが

 

もう一台あります。

 

カンパ レコードの8速

 

とっても良い状態ですので、また紹介しますね!

 

ではまた。

 

CIAO!

 

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