被災して停電になった場合、

腐りやすい物から消費するのが良いと

考えました。

 

 

 

ならば、その状態で各食材は

どの様に保存と調理をしたら良いでしょうか?

 

今回は、玉子で考えてみます。

 


電気切れ冷蔵庫内の玉子
 

生卵は常温保存が可能ですが、いくつかの注意点があります。
以下に詳しく解説します。

 

常温保存のポイント

  1. 保存期間:

    • 冬  (室温10度前後): 約2か月
    • 春・秋(室温23度前後): 約3週間
    • 夏  (室温28度前後): 約2週間
  2. 保存場所:

    • 冷暗所: 温度変化が少なく、直射日光が当たらない場所が理想的です。
    • 高温多湿を避ける: 特に夏場はサルモネラ菌の繁殖が早いため、
      風通しの良い場所で保存しましょう。
  3. 結露に注意:

    • 冷蔵庫から出した卵は結露しやすく、
      殻の気孔から水分と一緒に雑菌が入り込む可能性があります。
      結露した場合は早めに使用するか、
      しっかり加熱してから食べるようにしましょう。

注意点

  1. 割った卵の保存:

    • 割った卵は常温保存できません。
      すぐに使用するか、冷蔵保存してください。
  2. サルモネラ菌:

    • サルモネラ菌は70℃で1分以上の加熱で死滅しますが、
      生卵を食べる際は特に注意が必要です。
      体調がすぐれない時や子供・高齢者が感染すると
      重い食中毒症状を引き起こす可能性があります。
  3. 賞味期限:

    • 賞味期限は季節によって異なりますが、
      基本的には産卵後2週間から1か月程度です。
      常温保存の場合は、
      賞味期限内に使用することをおすすめします。

まとめ

生玉子は常温保存が可能ですが、保存場所や期間に注意し

適切に管理することが重要です。

特に夏場は冷蔵保存が推奨されます。
停電時とは言え冷蔵庫内が室温より温度が低い場合は庫内で、

もしくはクーラーバックに移して早めに消費しましょう。

 

冷えた状態だとしても、念のため

しっかり加熱して食べるようにしましょう。

 

保存食や支援の食事は炭水化物に偏りがちです。

健康維持の為、

貴重なたんぱく源である玉子を有効利用しましょう。

 

 

賞味期限についてはこちらの本も参考にしています。

非常時に食中毒などにならない様に注意する事が重要です。

とりあえず知識があれば、被災時にも助かる場面があるかもしれません。