被災したらどの様に食品を食べ進めたらよいでしょうか?

「非常時だ!」

と言って真っ先に非常食を食べると

他の食糧が腐って食べれなくなる 

恐れがあります。

 

どのタイミングで何をどの順番で食べるか?

考えてみます。

 

被災直後: 広域避難場所での非常食

広域避難場所などに一時緊急避難した場合は、

まずは避難袋に用意した「調理無しで食べられる非常食」を食べましょう。

 

これにより、すぐにエネルギーを補給でき

体力を維持することができます。

 

一般的な非常食はこの時に食べるイメージです。

 

被災後数日: 家に戻ってからの食品管理

ここからが、想定しておかないと

その時になって困る事になります。

 

避難場所や避難所から家に戻り、食品が取り出せる状況だった場合は

以下の順序で食べ物を消費します。

  1. 冷蔵庫の食品:冷蔵庫の食品は腐りやすいため、まずこれを優先的に消費します。
  2. 冷凍庫の食品:冷凍庫の食品は冷蔵庫の食品よりも長持ちしますが、停電などで冷凍機能が低下すると腐敗する可能性があるため、次に消費します。
  3. 備蓄保存食:最後に、長期間保存できる非常食を消費します。これにより、非常時でも食料を無駄にせず、効率的に管理できます。

冷蔵庫や冷凍庫の食品を先に食べる理由

  1. 腐る前に食べる:停電などで冷蔵庫や冷凍庫が使えなくなると、食品が腐りやすくなります。腐る前に食べることで、食べ物を無駄にしません。
  2. 食糧を温存:備蓄保存食は長期間保存できるように作られています。冷蔵庫や冷凍庫の食品を先に食べることで、備蓄保存食や非常食を後で使えるようにしておきます。
  3. 栄養を確保:冷蔵庫や冷凍庫には新鮮な食品が多く、栄養価が高いです。これらを先に食べることで、健康を保ちやすくなります。

これらの理由から、

被災時には非常食より先に

冷蔵庫や冷凍庫の食品を食べることが大切です。

 

これで、非常食を先に食べたばっかりに

冷蔵庫の食品が腐って食べられなくなり、

腐ったものの処分に困る事も無くなります。

 

また、

被災時に作り置きなど、普段食べている物が食べられたら

ほっと落ち着く事が出来るので、

子供など、不安から遠ざける事が出来ます。

 


 

超巨大地震では救助も支援も来ません。

給水車も救急車も来ません。

 

「3日~1週間」の防災対策を越えた

数か月~年単位の被災生活を考えます。

 

通常、「3日~1週間」で救助と支援が届き

被災生活→復興生活になりますが、

広範囲が被災地となる超巨大地震では

ずっと被災生活が続きます。

 

救助も支援も届かないのです。

 

そんな中、

支援も無い状態で備蓄も尽きて

どう生き延びるか?

 

一緒に考えませんか?