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習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)

習志野市が発表した「こども園整備と市立幼稚園・保育所再編計画」をめぐる問題点・動向、その他国の制度改革や子育て全般についての情報発信のためのサイトです。

すでに市長選・市議会議員選挙が終わって1週間近く。

市長選は、ご存じの通り荒木市政を引き継ぐ宮本泰介氏が当選。
市議選は、複数の現職の落選もあり、新人議員が14人、じつに定員の半数近くが入れ替わることになりました。

市長選については、候補者本人によるホームページや配布されたマニフェスト、それに加え、市民団体が実施したアンケート、懇談会の模様などから、子育て政策に関する考え方がうかがえますが、まことに残念なことに、新市長になった宮本氏の政策なり理念なりが、もっともよくわかりません。

基本的に、こども園化(それも大規模なもの)、民営化を推進してきた荒木市政をそのまま継承することだけはわかるのですが、それ以外については、実にわかりづらく、市保連がまとめた比較一覧表のなかにある学童の公設公営に関しての「公設公営でやっていくには公正・公平・中立が担保されるべき」という考えは、懇談会の動画でも発言を確かめることができますが、ほとんど何を言わんとしたのかわかりません。公設公営を維持することを前提に、「公正・公平・中立」を担保する必要があるといっているのか、それとも、それらが担保されないので公設公営は無理だといっているのか。

実は、習志野市の学童保育に関しては、公設民営化、すなわち民間委託の検討が進んでおり、今年度に方針が示され、来年度から実施されるのではないか、という見方が保護者などの間にあります。
当然のことながら、荒木市政の後継者として市長選に臨んだ宮本氏にはこうしたこともわかったうえで、と思われますが、学童保護者などを選挙前に刺激したくない、という思惑があったのかどうなのか、この発言の真意を、今後追究していく必要があると思われます。

また、「男女共同参画を進める会」のアンケートの「子育てについて」の質問では、「母親以外の保育者でも未就学児童の健全育成が担える」という選択肢を選びながらも、「但し、親類による子育てが基本」と記されています。

これは、保育所での保育を基本的に否定した発言、ということになります。

市保連の比較表で保育政策について、待機児童ゼロをめざすとしながらも、「荒木市政20年間の安定を評価。限られた財源の中で主に財政問題の中で進めていく」となっているのも気になります。
これまでも、習志野市は財政難であることを理由に「身の丈に合った」保育政策として、保育所・幼稚園の統廃合、民営化を進めてきましたが、基本的にこの路線は継承され、市長自身に保育所保育への基本的理解がないことを考えると、子どもたちへの視点がないままに、さらにいっそう進むということになります。
南口区画整理事業以外にも、市庁舎建て替えに財政難のなか相当の支出を考えていることから、習志野市財政はなおのこと厳しくなることが予想され、そのしわ寄せが、保育所・幼稚園、学童、その他子育て政策に及ぶことは想像に難くないでしょう。
待機児童をゼロにすることも、このままでは不可能でしょう。南口再開発の結果予想される人口流入によって高まる保育ニーズに対応することも、いっそう難しくなることでしょうし、相当の混乱すら現実味を帯びてきました。「なかよし幼稚園」跡地の売却も、荒木-宮本ラインでは既定路線でしょうし、となると、認可保育所をはじめとする公共的な施設の立地のめども、現実問題、立たなくなるのではないでしょうか。

子どもを持つ親、次世代育成に携わる方々にとっては、まことに厳しい状況が今後予想されます。

今後、どのようなことが考えられるか。
少しでも、子ども、子育てにとって状況をよくできるのか。
いや、せめて今以上に悪い状況になるのを食い止めることができるのか。

これまで以上に、市民の頑張りが必要になりそうです。
市長選、市議選の投票日です!

午後8時まで投票を受け付けています。
せっかくの権利、行使しなくては。

棄権からは何も生まれません。
たかが1票と、無力感を感じるかもしれません。
しかし、あなたが投票に行けば、もしかしたらあなたと同じように、
これまで投票に行きたくなかった人も投票しに行くかもしれません。

あなたが動けば、もしかしたら同様に動き始める人が他にも出てくる
かもしれません。
それらが集まれば大きな力になります。

積極的に投票したい候補がみつからないかもしれません。
でも、この人になってもらっては困る、という人がいるならば、そのために、
この人の当選を阻んでくれることが期待できる候補に投票する方法も
あるかもしれません。

とにかく、何かの意思表示をすること、それが第一番です。

でも、やっぱりよくわからないし、誰にも入れたくない、という場合も
あるでしょう。
だからといって、その1票を無駄にしてしまうのは、あまりに惜しいです。

子ども・若者、子育てのために働いてくれそうな候補者はだれか。
真の意味で、市民のために働いてくれそうな候補者はだれか。

こちらのブログでも紹介したアンケート、動画、子育てに関する主張一覧表
などを参考にしていただき、どうか、なんとしてでも、その1票を生かして
いただきたいと思います。

子育て世代が活発な動きを見せています。

これまで、どちらかというと子育て世代は蚊帳の外に置かれていたことに対し、危機感を感じたのでしょうか。こちらでもすでに紹介しましたが、「ならしの子育ち・子育てネット」が市長候補者との懇談会の模様を動画配信したり、また各候補者へのアンケートを実施していますが、今度は、習志野市保育所保護者会連絡会(市保連)が、忙しい保育所保護者はなかなか1時間以上もある動画まで見られないだろう、とのことで、各候補者の子育て関連についての主張を動画での発言、またマニフェストなどから集めて、一覧表にして公開しています。

習志野市保育所保護者会連絡会(市保連)のHP
(一覧表へは、トップページにある画像をクリック)
http://narashino-kodomo.org/

こうして一覧表になった各候補者の主張を見ると、いろいろとおもしろいことがわかります。

ちなみに、「市公認」の保育所ってなんでしょう?
どなたかも書いていましたが、託児所を経営する人がこうした政策を主張すると公私混同になりかねず、マズイのでは、と素朴な疑問を感じますが、そこまで考えが及ばないのでしょうか。心配になってしまいます。
「ならしの子育ち・子育て環境の向上をめざすネットワーク」(以下、「子育ちネット」と略)がブログで、3月6日に行われた市長選立候補予定者参加のもとに行った懇談会の模様を撮影した動画を配信しています。

ならしの子育ち・子育てネットブログ
http://d.hatena.ne.jp/narashinokosodachi/

もしかしたら、動画による候補者の主張についての配信は習志野市の選挙で初の試みでしょうか。
「子育ちネット」は、アンケートも実施して3人の候補者から回答をもらい、ブログで公開しています。
これらも参考になります。

動画では、子育て関連を中心に濃い内容が質問されていて、なかなか見ものです。
アンケートの回答や、あるいは候補者のホームページやチラシの類いに記載されている“公約”との食い違い(食い違いには見えないけれども、実は微妙に違っている主張なども)もあって、判断材料としてとても参考になります。

子どもを持つ方、子育てに関心の高い市民の方にぜひ観ていただきたいと思います。

先だってのエントリーでは、習志野市民フォーラムのアンケートを紹介しましたが、同様にアンケートを実施した「習志野市の男女共同参画を進める会」のアンケートを紹介したいと思います。
団体についてと、アンケートを実施する趣旨は以下の通りとのことです。

「習志野市の男女共同参画を進める会」は、習志野市の男女共同参画を進めることを目的に活動する有志の集まりです。
来る4月24日に習志野市長選挙が実施されることになり、現職の荒木市長が引退することに伴い、現時点で5人ほどの方が出馬の名乗りを挙げておりますことから、立候補を予定する方々の男女共同参画に関してのお考えをうかがうことで、私どもが望む男女共同参画が推進される習志野市政を、どなたに託したらよいか考える際の参考にしたいと考えました。


ブログでの公開をご了承いただき、回答用紙のコピーをあずかりましたので、それを画像にしたものを回答順に以下に掲載します。
(いずれ時間がありましたら、テキストに直したうえで再度掲載できればと思いますが、投票日までに時間が取れますかどうか)

子育てに関する質問もありますので、注目です。
(以下、画像をクリックすると拡大します)

鴨さん1枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-市長選アンケ鴨1
鴨さん2枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-市長選アンケ鴨2

布施さん1枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-市長選アンケ布施1
布施さん2枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-市長選アンケ布施2

宮本さん1枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-宮本アンケ1
宮本さん2枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-宮本アンケ2
宮本さん3枚目
習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)-宮本アンケ3
習志野市民フォーラムの方から、前回のエントリーで取り上げた質問項目以外についても公開してもかまわないとうかがいましたので、「子育て」関連以外についても、こちらに掲載したいと思います。

もっとも、財源問題、あるいは図書館や土地利用の問題も、間接的には「子育て」「教育」に関連してくると思います。3候補の考え方を知る上でも、先日のエントリーとあわせてご覧になっていただき、参考にしてもらえればと思います。

下記質問〔Ⅰ~Ⅹ〕について、 〔A~E〕より1つ選択のうえ、意見欄に○を付けて下さい。また、その事由の番号を記入して下さい(複数選択可)

とのことで、A~Eの選択肢は以下の通りです。

A;大いに問題あり
B;問題あり
C;どちらともいえない
D;問題なし
E;全く問題なし


回答は、鴨候補(3月10日)、宮本候補(3月14日)、布施候補(3月24日)です。

質問Ⅰ ;習志野市の財政状況について
意見:
A;大いに問題あり 布施健太郎(事由;③④⑥⑦)
B;問題あり 鴨 哲登志(事由;③④⑤⑥⑦)
B;問題あり 宮本 泰介(事由;③④⑥⑦)
事由:
①健全な財政状況である
②債務残高は懸念する水準ではない
③今後の税収減少が懸念される
④人件費割合が大きすぎる
⑤無駄が多すぎる
⑥施設の老朽化対策が遅れている
⑦経常収支比率が高い

質問Ⅱ;高齢化対策について
意見:
A;大いに問題あり 鴨 哲登志(事由;⑤⑥⑦)
A;大いに問題あり 布施健太郎(事由; ④⑤⑥⑦⑧⑨)
B;問題あり 宮本 泰介(事由;④⑤⑥⑦⑧⑨)
事由:
①現在の財政負担が妥当である
②財政負担を増やすべきではない
③国が考えるべきことである
④特養等福祉施設の増設と充実を図るべきである
⑤高齢者就労システムが必要である
⑥地域社会における相互扶助その他の機能が活用できるよう整備する
⑦高齢者の主体的な地域社会-の参画を促進する
⑧高齢者モデル地域を設定する
⑨旧来の画一的な高齢者像の見直しをする

質問Ⅲ;津田沼駅前南口開発について
意見:
A;大いに問題あり 鴨 登哲志(事由;③④⑥⑦⑧⑨)
C;どちらともいえない 布施健太郎(事由; ①②⑤⑥)
D;問題なし 宮本 泰介(事由欄;①②)
事由:
①人口増加等による税収が財政の下支えとなる
②習志野市の表玄関が整備される
③税金投入額が多額すぎる
④地権者に有利すぎる
⑤入口増加にかかる経費が低く見積もられている等、事業計画が不正確である
⑥仲よし幼稚園跡地の利用については市民の意見を取り入れるべきである
⑦第一中学校が減歩の対象となり、買戻資金が発生するのは問題である
⑧公園用地は組合が負担すべきであり、 1haの土地を提供すべきではない
⑨保有地売却で生じた差額は即時税金減少に充当すべきである

質問Ⅳ;仲よし幼稚園跡地売却について
意見:
A;大いに問題あり 鴨 哲登志(事由;⑤⑦⑧⑨)
C ;どちらともいえない 布施健太郎(事由;①②④⑥⑨)
D;問題なし 宮本 泰介(事由欄;①②③④)
事由:
①売却は南口開発の活性化に資する
②売却代金収入により財政健全化がはかれる
③プロポーザル方式採用により駐輪場・駐車場が確保できるので問題はない
④平成8年報告書の「市単独での活用は難しいので売却」との意見は妥当
⑤平成8年から状況は激変しているのだから利用方法は見直すべきである
⑥売却方針がでたのに売却を引き伸ばし多額の損失が生じた責任は大きい
⑦先人が残した市所有の価値の高い資産を売却するべきではない
⑧プロポーザル方式採用による安価での売却は許されない
⑨利用方法については市民の意見を聞くべきである..

質問Ⅴ;自治基本条例制定について
意見:
C;どちらともいえない 宮本 泰介(事由;①②③)
E;全く問題なし 鴨 哲登志(事由;④⑤⑥)
E;全く問題なし 布施健太郎(事由;⑤⑥)
事由:
①現行制度のなかでの施策改善とする
②市民参加と協働を理念とした代替施策とする
③近隣、類似自治体の動向を勘案し意思決定する
④市民自治のしくみを推進するために制定をする
⑤目標期限を設定して制定を図る
⑥付帯する常設型市民投票条例の制定にとりくむ
⑦常設型の市民投票条例制定の必要はない

質問Ⅵ ;高度規制導入について
意見:
B;問題あり 宮本 泰介(事由;③④)
D;問題なし 鴨 哲登志(事由;⑦⑧⑨)
D;問題なし 布施健太郎(事由;記入ナシ)
事由:
①市街地の乱開発はそれほどひどいとは思わない
②特別な規制を考える必要はなく現状でいいと思う
③私権の制限になるような高さ規制はすべきではない
④規制は急がず慎重に検討し、緩やかなものに止めるべきである
⑤周辺自治体の動きをみながら対応していけばよい
⑥既存不適格な建物-の措置は緩和すべきでない
⑦高さだけでなく容積率も合わせた規制を考えるべきである
⑧例外や特例を少なくし、実効のある規制をすべきである
⑨高度規制に合わせて景観条例の策定をすべきである


質問Ⅷ;図書館指定管理者制度導入について
意見:
B;問題あり 鴨 哲登志(事由;⑤⑥⑦⑨)
D;問題なし 宮本 泰介(事由;(①②③)
D;問題なし 布施健太郎(事由;(①②③⑧)
事由:
①祝日開館が可能となる
②管理経費が軽減される
③蔵書が充実する
④図書館事業の継続性が損なわれる
⑤専門的職員の育成が阻害される
⑥地域によるレファレンス・サービスに不公平が生ずる
⑦地域の特性を考慮したきめ細かな対策がとりにくい
⑧指定管理者との契約が5年であることにより安定性に欠ける
⑨指定管理者は営利企業のため、サービスは第二次的なものになる

質問Ⅸ;ボートピア習志野について
意見:
B;問題あり 鴨 哲登志(事由;⑤⑦⑧)
C;どちらともいえない 布施健太郎(事由;②③⑨)
D;問題なし 宮本 泰介(事由;記入ナシ)
事由:
①環境整備費収入が他のマイナス面より大きい
②経済効果がある
③雇用の創出が大きい
④J R利用者が増大し、新習志野駅の快速停車が期待できる
⑤文教住宅都市憲章に反する
⑥ギャンブル自体好ましくない
⑦ゴミ廃棄問題等環境悪化が懸念される
⑧治安の悪化が懸念される
⑨日中からギャンブルに興ずることは子どもたち-の教育上好ましくない

質問Ⅹ ;日本国憲法第9条改正について
意見:
A;大いに問題あり 鴨 哲登志(事由;①⑤⑨⑪)
B;問題あり 布施健太郎(事由;①③)
D;問題なし 宮本 泰介(事由;記入ナシ)
事由:
①改正すべきでない
②改正すべきである
③第9条があるため戦争に巻き込まれない
④国際協力・貢献等が必要であるため改正は必要である
⑤第9条改正は戦争への道を開くので改正反対である
⑥武力で平和は守れないので改正反対である
⑦改正して集団的自衛権の行使を禁じた政府解釈を見直し日米同盟を強化する
⑧改正し、国の防衛権を定める
⑨戦争の放棄を定めた第9条を守りたい
⑩自衛力を持てることを憲法に明記すべきだから改正すべきである
⑪平和主義を貫くことで国際平和に貢献すべきであるから改正反対である
東北地方太平洋沖地震の影響により、開催を延期しておりました「公開プレゼンテーション」につきまして、下記のとおり開催いたします。

として、4月4日にホームページ上に告知されていたようのですが、まったく知りませんでした。
伝え聞いた話ですが、習志野市保育所保護者会連絡会(市保連)に来たのも、保育の締切日を過ぎてからだそうです。
また、習志野市ホームページの更新情報をRSSリーダーでチェックしていた人も気付かなかったそうです。
たしかに、RSSリーダーに入った新着情報の一覧にはありません。

http://www.city.narashino.chiba.jp/hiroba/katariai/shingikai/kodomo/shiritsuka_senkou/koukaipurezenn/index.html

保育所私立化法人選考における公開プレゼンテーション開催のお知らせ
更新日: 2011年4月4日

東北地方太平洋沖地震の影響により、開催を延期しておりました「公開プレゼンテーション」につきまして、下記のとおり開催いたします。
「公開プレゼンテーション」とは
平成24年度から私立化を予定しております、若松保育所、袖ケ浦第二保育所の移管先法人を募集し、若松保育所に1法人、袖ケ浦第二保育所に2法人の応募がありました。
法人の選考にあたり、公開の場で法人からの提案を受けるのが、「公開プレゼンテーション」です。

1.開催日・場所
平成23年4月16日(土曜)
9時20分開会
消防庁舎4階 会議室
2.応募法人とプレゼン時間
(若松保育所)
社会福祉法人すずみ会 9時30分~10時15分
(袖ケ浦第二保育所)
社会福祉法人ひこばえ 10時30分~11時15分
学校法人千葉明徳学園 11時30分~12時15分  
3.内容
各法人には20分間、下記の内容についてプレゼンテーションをしていただきます。
(1)習志野市の私立化法人募集に応募をした理由
(2)法人としての保育方針や、保育目標
(3)その他法人がPRしたいこと
また、その後、習志野市立保育所私立化法人選考委員会から、質疑を行います。
4.傍聴について
8時50分に開場いたします。
傍聴定員は特に定めませんが、会場設営等の準備のため、概ねの人数を把握したいので、傍聴を希望される方は、4月12日(火曜)までに、こども保育課、もしくは、保育所までご連絡ください。

なお、傍聴にあたりましては、下記の事項について、ご協力をお願いいたします。
(1)プレゼンテーション中は、静粛に傍聴し、議事の妨害となるような行為をしないでください。
(2)会場において、飲食及び喫煙はご遠慮ください。
(3)会場において、写真撮影、録画、録音等は禁止されています。
(4)携帯電話等については、マナーモードにするか、電源をお切りください。
(5)法人のプレゼンテーション中の入退室は、ご遠慮ください。
(6)上記に係る事項や、その他会場の秩序を乱し、又は会議の支障となると認められた場合は、退場していただく場合がございます。
5.お子様の保育について
傍聴を希望される方のお子様の保育を行います。

在所児:入所している保育所 午前8時30分 ~ 午後1時
その他:消防庁舎5階柔剣道場 午前8時50分 ~ 午後12時45分
注)上記の時間内に、必ずお迎えに来てください。

なお、利用者数を確認するため、こども保育課、もしくは、お預けになる保育所まで、4月7日(木曜)までにご連絡ください。
事前に申込みがない場合、保育士の配置ができず、お預かりできないことがございますので、ご利用の方は、必ず、事前にお申込みください。

こども保育課
電話番号:047-453-7364
問い合わせ先
このページはこども保育課が担当しています。
電話:047-451-1151(代表)
FAX:047-453-5512


習志野市の市民グループが、市長選候補の5名の方に実施したアンケートを入手しました。
ウェブでの紹介についてご了解が得られましたので、そのなかから一部を紹介しましょう。

アンケート結果は、習志野市民フォーラムが発行する『習志野フォーラムだより』(号外 2011年3月30日)に掲載されています。趣旨は以下の通りです。

 このアンケート調査は、市民の関心の高い事項や当フォーラムが今までに取り上げてきた事項について、習志野市長選挙立候補者がどのような見解をお持ちなのかを調査し、少しでも多くの市民の皆様にお知らせし、市政への関心を高めることを目的に、当会の活動の一環として行ったものです。(中略)当会は、選挙活動等について完全中立を保っており、特定政党や特定政治家を支援・支持することはありません、また回答について何らかの評価をしたりコメントを付したりすることなくお伝えするものです。

そして、以下についてアンケートをとったそうです。

A.取り組みたい事項(5項目)・自由意見(市長選挙立候補の理由など)
B.個別質問
Ⅰ:習志野市の財政状況について
Ⅱ:高齢化対策について
Ⅲ:津田沼駅前南口開発について
Ⅳ:仲よし幼稚園跡地売却について
Ⅴ:自治基本条例制定について
Ⅵ:高度規制導入について
Ⅶ:こども園への移行について
Ⅷ:図書館指定管理者制度導入について
Ⅸ:ボートピア習志野について
Ⅹ:日本国憲法第9条改正について


このアンケートを実施した習志野市民フォーラムについて、こちらに記載されているなかから引用してみます。

(習志野市民フ-ラムとは)
2008年夏、秋津、香澄、谷津、袖ヶ浦の数名が集まり市の財政問題について勉強会を開いたのがきっかけで、月1回の会合を繰り返すうち、市内外の地域のさまざまな問題をクローズアップ、各地域からの参加もあり、さまざまな議題で議論するようになりました。2009年3月に勉強会の名称を「習志野市民フォーラム」と改め、財政問題はもとより、南口開発問題、マンション建替問題、幼保一元化問題、ボートピア問題、自治基本条例など数々の情報提供がなされ、意見交換、議論がなされてきました。市にも出前講座を要請、また外部講師に
よる勉強会も開いてきました。さらに「習志野市民フォーラムだより」を昨年4月に創刊号、 12月に第2号を発行、フォーラム関係者・ボートピア裁判原告・市会議員・市幹部職員・労働組合・町会役員・フォーラム参加者等に幅広く配布してまいりました。今後も内容をより充実させ活動を継続してゆきたいと思っております。(後略)


ここでは、上記アンケートのなかから、候補者たちの政策の優先順位と自由意見、それにこども園計画について質問した部分について紹介したいと思います。

なお、アンケートは東日本大震災前に配布され、回答が鴨候補が3月10日で震災前、宮本候補、布施候補がそれぞれ3月14日と3月24日で震災後であることにご注意願います。そのため、とくに政策の優先順位については、とくにその点をご理解の上、参考にしていただければと思います。

また、藤本一磨候補と三浦邦雄候補からは残念ながら回答が届かなかったそうです。
この点も、判断材料にはなるかもしれません。

質問
特に取り組みたい事項を、優先順序の高い順に、 5項目お書き下さい


候補者名  鴨 哲登志(3月10日回答)
①市保育所、幼稚園の統廃合・民営化をただちに中止する。
 子育て、保育行政の充実を徹底的に行う。
②独居高齢者の安全、安心対策、高齢者の働く場の確保
③障害者福祉施設の民営化ストップと福祉施策の充実
④公契約条例の制定
⑤天下り行政の廃止、市長を始めとする特別職の給与3割カット

自由意見(市長選挙立候補の理由など)
今の習志野市行政はあまりに利権的である。
教育、福祉、文化、環境などに行政の重点をシフトすべきである。
土地や箱物への投資より人にお金をかけるようにしたい。


候補者名  宮本 泰介(3月14日回答)
①安全・安心・快適なまちづくり
 ・被災地の復旧、災害につよいまちの構築
 ・日本一の消防・救急体制の確立
②あらゆる世代が健康で笑顔のまちづくり
 ・高齢者が元気なまち
 ・子育て先進都市の継続と発展
③優れた教育・文化・芸術のまちづくり
 ・子どもたちが安心しで択適に学べる環境づくり
 ・スポーツ、文化の振興と施設の利便性の向上
④人々が行き交う活気に満ちたまちづくり
 ・都市機能と自然環境が共生するまち
 ・行きたい所に快適に到着できる交通網の実現
⑤希望ある未来につなぐ協働のまちづくり
 ・健全行財政の維持と効率化の促進
 ・町会自治会活動、社会教育、スポーツ活動の支援体制の確立


自由意見(市長選挙立候補の理由など)
習志野市を愛するすべての市民の皆さんと共に、 「住んでいる街をもっと良くしていきたい」との想いから、市会議員として12年、習志野市のことをしっかり議論してきた経験、さらに多くの人との繋がりを大切にし、市民主体のもとで習志野市の元気な未来を作り上げてまいります。


候補者名  布施 健太郎(3月24日)
①暮らしの安全・安心を確保する防災対策とともに、被災からの復興
②高齢化・家庭機能の縮小への対応
③日本社会の未来を担う人材の育成
④定住人口、交流人口、労働人口の拡大
⑤持続可能な行財政体制の構築

自由意見(市長選挙立候補の理由など)
現職の荒木市長が引退し、 20年ぶりに市長が交代する選挙が行われますが、これまでの20年に欠けていたところは何でしょうか。 1つ目は、習志野市を将来どのようにしたいのかという長期ビジョンが暖味であったことです。 2つ目は、解決すべき課題を先送りにし、前例踏襲的な体質を変え切れなかったことです。リーダーが明確などジョンを示し、熱き想いを持ち挑戦することが重要です。
この市長選挙に臨むにあたって、私の長期ビジョンは「20年先を見据えた、 5つの重要課題」の中で明確にし、先送りされた課題は「必ず実行! 3つのまる洗い」の中で明確にしました。継承すべきことは継承し、変えるべきことは変え、新たにやるべきことは勇気と決断をもって実行しなければなりません。今こそ、市民の暮らしを守り、時代の変化に即応できる習志野市政の新たなスタートを切るべきです。
市民の皆様が、安全に、安心して暮らせる、希望と誇りを持って暮らせる、住んで良かった、住んでみたいと思ってもらえるまちづくりに向け、働くことをお約束します。ぜひ、市政のかじ取り役として頑張らせて下さい。



質問Ⅶ :こども園への移行について

鴨 哲登志
意見:大いに問題あり
事由:
⑤保育所・幼稚園が半減することにより、定員数が大幅に減少する
⑥保育所・幼稚園が半減することにより、送迎負担が増大する
⑦大規模化により、目が届きにくくなる
⑧生活リズムが違う子どもたちを一緒にするのは無理がある

宮本 泰介
意見:問題なし
事由:
③少子化の中で統合再編による効率化が図れる
④民間の活力が期待できる


布施健太郎
意見:大いに問題あり
事由:
③少子化の中で統合再編による効率化が図れる
④民間の活力が期待できる
⑥保育所・幼稚園が半減することにより、送迎負担が増大する
⑦大規模化により、目が届きにくくなる

すでに県議会議員選挙が公示され、選挙戦に入っています。
大震災後のこの時期に選挙を行うことには、大きな被災をした浦安市は当然として、疑問を持つ方もいることでしょう。

今月10日の県議会選挙投票日の2週間後は、習志野市長・市議会議員選挙が実施されます。
いまだ、習志野市内にも下水道の使用が制限されている地域があり、なかなか選挙が近いという実感がわきませんが、予定通り行われる模様です。公示前ということもありますが、候補者の動きも、街角で見かけるポスターやポスティングされる候補者のビラ以外には、まだまだ水面下の動きとして、それほど表立ってはいません(駅前や街頭で辻立ちしてういる候補者の姿はずいぶん以前から見られますが)。

しかし、いざ公示されてからわずか1週間ほどの短い期間での選挙戦ですので、どの候補がよいか、とりわけ当ブログでは子育てに関してがテーマですから、その点に絞って、各候補者の主張や考えなど、伝えられることがありましたら、伝えて行きたいと思います。

市内の子育て関係の団体で、まず目立った動きを見せたのは、「ならしの子育ち・子育て環境の向上をめざすネットワーク」です。

ブログ:ならしの子育ち・子育てネット
http://d.hatena.ne.jp/narashinokosodachi/

一部の新聞でも報道されましたのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、去る3月6日には市長選の立候補予定者5人(ブログはそのご更新されていませんが、結局、三浦くにお氏は出席しなかったとのこと)が出席し、懇談会を開催したとのことです。情報によれば、その1カ月前の2月6日にも3人の立候補予定者を定例会に招いて話を聞いたとのこと。
どんな話が出たか、ぜひブログで発信してほしいものと思います。

子育て関連以外では、その他の市民グループがそれぞれアンケートを実施するなどして、市長選立候補予定者の政策を知ろうとする動きが活発化している模様です。
もしなんらか情報が入ったら、こちらでも紹介できればと思います。

その他、ウェブ上では、ツイッター上の習志野関連のツイートが、以下でまとめられています。

http://chiba.cool.ne.jp/beckn/h23.3narahigai1.htm

また、各候補者のブログやチラシでの主張や、過去の議会での議決に関しての行動などをもとに発信しつづけている習志野マンさんのブログ、

2011年4月の習志野市長・市議会議員選挙!
http://ameblo.jp/yoiotoshiwo/

また、自身も市議選に立候補経験者であるという阿田川駿介さんのブログ、

阿田川駿介のブログ
http://ameblo.jp/oaskcocolog-niftycom/

など、もちろんそれぞれの書き手の考えや趣味といったものにより情報の偏りは避けられませんが、積極的に発信しているページもあることも、記しておきたいと思います。

また、こちらにはリンクを記しませんが、公式HPやブログを解説している候補者も多くいらっしゃいますので、直前になって届く選挙公報の前に情報収集をしたい方は、ぜひ、それらも参照されることをおすすめします。

荒木市政が20年の長きにわたって続いた習志野市。
これまでの習志野市のあり方に関してどう考え、これからの習志野市をどうしていくか、そのことが問われる大事な選挙です。
大地震による被害、そして原発事故の影響と、なかなか落ち着いて考える余裕もありませんが、ぜひ関心を持って、1票を無駄にしないように願いたいものです。
震災などでダメージを受けた子どもの心のケアに役だつ絵本『世界はどうなっちゃうの?』が、PDFで無料公開されています。
大月書店は、人文系の良書を出している出版社ですが、

この状況下で出版社に今すぐできることは多くありませんが、全国各地で震災や原発事故のニュースに不安を感じているお子さんをお持ちのご家族のために、『世界はどうなっちゃうの?~こわいニュースにおびえたとき』(心をケアする絵本5)の全文を、小社ホームページにて無料公開しました。震災後の心のケアに役立つ本もあわせて紹介しておりますので、お役立ていただければ幸いです。

とのことです(メールマガジン「大月書店通信」27号より)。

震災後の心のケアに役立つ本&『世界はどうなっちゃうの?』無料サンプル
http://www.otsukishoten.co.jp/news/n2147.html

他にも、出版社による被災者支援の動きがあります。少し紹介してみます。

医療関係の雑誌や書籍を出版している医学書院は、早々と3月14日に震災関連記事の無料公開に踏み切っています。

医学書院 震災関連記事 無料公開)
http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/311care.html

また、災害地の復興・復旧のための図書を公開している出版社もあります。

学芸出版社 災害からの復旧・復興関連資料
http://www.gakugei-pub.jp/higasi/index.htm

その他、原発事故を受けて、原子力問題、原子力発電所の問題についての本や雑誌掲載論文などを出版社が無料公開する動きもあります。

『日本の原子力施設全データ』(北村行孝・三島勇著 講談社ブルーバックス2001年刊)一部公開のお知らせ
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/bluebacks/special/nuclearinstallation.html

岩波書店 雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開(2011/03/28)
http://www.iwanami.co.jp/company/index_i.html