公共施設再生計画学習会(4月28日) | 習志野子育て情報(こども園整備・保育所・幼稚園再編問題/学童その他)

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習志野市が発表した「こども園整備と市立幼稚園・保育所再編計画」をめぐる問題点・動向、その他国の制度改革や子育て全般についての情報発信のためのサイトです。

ご無沙汰しております。
長らくブログ更新をお休みし、すいませんでした。
さまざま忙しく、辛いものがあります。
(現在、ある団体のブログとこちらも“統合”を検討しているところです)

習志野市では、公共施設再生として公民館や小学校などの統廃合計画を進めようとしています。
すでに各地で説明会なども行われているので、ご存じの方もいらっしゃると思います(ところが、周知は進んでいません)。

すでに谷津公民館、菊田公民館などの公民館の廃館、機能複合化や統合化といった形での集約、また小学校の統廃合についても、説明会によっては(会場からの質問に答える形で)小学校の統廃合にも具体的な校名もあげて、言及しているようです。

日ごろ親しんでいる公民館や、お子さんの通っている、あるいは卒業した学校が遠からぬ将来、なくなってしまう可能性もあります。

それ以前に、このブログで中心的なテーマとして取り上げてきた「こども園」化による保育所・幼稚園の統廃合そして民営化も、これらの動きのいわば先鞭をつける形で進められてきたことはご存じのことと思います。それが市内の各施設に及ぶというわけです。

しかも、それだけではありません。当初、こども園と保育所・幼稚園統廃合・民営化計画の素案で説明されていた、市内7つの中学校区に1つのこども園、公民館があることにより、それぞれが地域の子育てやまちづくりのネットワークを担う、といった青写真すら、今回すすめられていようとしている公共施設再生計画では、公民館の統廃合をも計画していますので、みずから放棄しようとしているのです!
“文教都市”を自らもって任じてきた習志野市としては、信じられない動きです。

7月には最終案をとりめとめる、ということで、とにかく時間がありません。
このまま、市民を置き去りにした形での計画作りを手をこまねいて見ていていいものでしょうか。
子育てネットワークでは緊急の学習会を開くようですので、以下ご案内いたします。

ならしの子育ちてネットワーク
公共施設再生計画と教育を考えるつどい

社会教育の拠点・公民館を来年から民営化する動きがすすんでいます。公共施設再生計画では、小・中学校、公民館・図書館の統廃合、施設集約・複合化の最終案を7月に決める予定です。保育所・幼稚園の統廃合も計画しています。
市は 「財政難だから統廃合」 と言いますが、学校教育や社会教育・生涯学習はどうあるべきかという議論が置てきぼりになっていないでしょうか。文教住宅都市の今後を左右する計画。 「教育」という角度から、統廃合等の問題を考えてみましょう。

と き: 4月28 日(日)10 時~
ところ:大久保公民館 教室C

※京成大久保駅から南へ徒歩1分


講 師:
長澤成次(ながさわせいじ)さん(千葉大学教授、前・ 習志野市公民館運営審議会委員)
「月刊社会教育」編集長、社会教育推進全国協議会委員長、日本社会教育学会副会長、千葉市社会教育委員などを歴任。主な著書・編著は「現代生涯学習と社会教育の自由 現代生涯学習と社会教育の自由 」(学文社)、「公民館で学ぶⅠ~Ⅲ」(国土社)、「社会教育―教師教育テキストシリーズ」(学文社)など。
三輪定宣(みわさだのぶ)さん(千葉大学名誉教授、帝京短期大学教授)
千葉大学教育部教授、千葉県自治体問題研究所理事長、日本科学者会議大問題委員理事長、教育 の無償化をすすめる奨学金の会会長などを歴任 。主な近著は、「教育学概論 -教師教育テキストシリーズ 」(学文社)、「教育の明日を拓く」(かもがわ出版)など。


入場無料です
補聴器の磁気ループ設置します


ならしの子育ちてネットワーク事務局047 -474 -8070 (原田)