4/7(日)に行われた3歳牝馬3冠の第一弾桜花賞。
YGG所属の出資馬スウィープフィートは、4コーナー17番手から最後の直線猛追し、4着に入線した。
以下、YGG
①スウィープフィート(YGG)牝3 オープン 庄野厩舎
結果は6人気4着
今回はゲートを五分に出てどうするか見ていたが豊騎手はじわっとポジションを下げてなんと最後方へ。
すぐ前方には後にまた出てくるライトバックだ。
ショウナンマヌエラを先頭にペースは流れて1000m58.1秒。
スウィープフィートはほぼ最後方のまま直線へ向くが、外に出そうとしたその時横にいたライトバックにフタをされる格好になり外に出せない。
鞍上は切り替えて内を進むが窮屈でまともに追えず、苦しい状況。
少ししてようやくばらけて前を追うが、すでに4コーナーで横にいたライトバックはかなり前で先頭を追っている。
残り200mを切ってようやくまともに進路が開くが、絶望的な位置でもうダメかとおもいきや、鞍上が追い出しにかかるとイッキの伸び脚を見せ前の馬たちを次々捉えて3番手に迫ったところがゴール。
1着ステレンボッシュ、2着アスコリピチェーノ、3着ライトバックに続く4番手で入線した。
いやー、惜しいレースだった。
追込み馬の宿命として最後の直線で進路がなくなるという不利。
まともに競馬できたのは最後の200mで、本馬の上がり3F33.0。
ライトバックの上がり3Fが32.8で最速だったことを考えると、直線入り口での不利がなければライトバックに迫る末脚を繰り出して、もっときわどい勝負になっていたように思う。
まあこういった不利もレースのアヤというもので仕方がないだろう。
4着ということで惜しくも馬券圏内は逃したが、改めて能力を示すことはできた。
ちなみに、すでに本馬は収得賞金3000万円なのでオークスへの出走は問題なかったが、今回の桜花賞4着でオークスへの優先出走権を獲得している。
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ところで
一つだけ声を大にして言いたいことがある。
競馬予想TVのヒロシ(競馬エイト)だ。
予想なんて何を本命にしてもいいし、どんな評価をしても構わないが、予想でメシを食ってるならもう少しまともなことを言ってくれ。
<番組内での大先生のコメント>
「ハワイアンティアレがスウィープフィートに負けることはない(キリッ)」
結果 →
スウィープフィート 4着
ハワイアンティアレ 10着
どの面下げて予想してんだよ
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クラブからは武騎手と調教師のコメントがあり、要約すると
調教師は、前走(チューリップ賞)がデキのピークかと感じていたが馬がよく頑張ったと。
武騎手は、直線では外に出せずに空いたところを探してという競馬で前に届かず。オークスに行きましょうとのこと。
このコメント内容をもってオークスに武騎手が継続騎乗することが確定とは言えないが、そう受け取っても良さそうな感じだった。
オークスとなると800mの距離延長はもとより、右回りから左回りに、そしてスウィープフィートにとっては初の関東遠征と初物尽くしとなり決して楽な条件ではない。
しかし、この困難な条件を乗り越えられるだけの底力がスウィープフィートにはあると思う。
頑張ってほしい。