12月までの収支が出たので、2023年の競走馬ファンドの結果についてまとめてみる。
①現金収支
まずは、2023年各月の現金収支から。
ノルマンディー(以下、NOC)の収支が劇的に良くなったため、出資馬の少ないインゼルTC(以下、インゼル)とYGGのマイナス分を吸収してなおプラスになった。
昨年対比では、▲76,437円からプラスの20,057円の大幅改善。
続いて、各クラブ別現金収支の年間推移
2023年のNOCの収支が光っている。
累積収支のマイナスが大きいのだが、近2年で収支は大きく改善してきていることが分かる。
YGGとインゼルについては出資を開始したばかりで頭数が揃っておらずマイナスだが、インゼル・YGGともに現3歳が勝ち上がっており、上のクラスでもやれる素質がありそうなので楽しみは大きい。
2023年中に出資確定した2022年産馬は3頭で、NOC2頭・YGG1頭。
2024年に出資確定した22年産は1月現在で2頭、いずれもNOCである。
次は馬別の収支について
これは、現金収支と年次を含めたトータルの回収率(現役馬は現金ベース・ファンド終了馬は収益ベース)を出してある。
オレンジの網掛けはファンド終了している馬たち。
黒字になっているのは、トゥインクルリーフ(引退済み)・パウオレ(現役)・ヴァナルガンド(現役)・アイルビーザワン(引退済み)の4頭だけである。
一言で黒字と言っても、何をもって黒字とするかはひとそれぞれ個別に基準があるので一律に考えることはできないが、私個人の基準は以下のとおり。
分配金 月次・年次・引退精算 - ( 馬代金 + 保険料 + 預託料 + クラブ会費をその月の入厩済馬で按分したもの) がプラスのものを馬ベースでの黒字とする。
正直、会費まで入れてしまうと黒字へのハードルは恐ろしく上がってしまうのでどうなのかとも思うが、会費を払わなければファンドを持ち続けることができないわけなので入れてある。
この基準で行くと、ほとんどの馬が真っ赤なわけだが、それぞれの馬たちに赤字だからどうだとかネガティブな印象は一切なく、これらのマイナス分もすべて、勉強・経験、そして楽しい思いをさせてもらったコストとして自分の中では完結している。
・まとめ
以上のとおり、2023年は2022年に続き競走成績が過去最高実績だったこともあり収支や評価の面でも過去最高実績となった。
今後も無理なく、ファンド出資が続けられるよう関係者の皆様そして馬たちには病気やケガのないよう、しっかり頑張ってもらいたい。