18日の東京競馬に出走したノルマンディーOC所属の出資馬ヴァナルガンドが3歳未勝利戦で2着に8馬身差をつける圧勝。
昇級戦となった、ルーチェロッサのフリージア賞を記録する。
①ヴァナルガンド 牡3 未勝利→1勝クラス 稲垣厩舎
以下、クラブHP
2023/2/18 (東京競馬場)
馬体重:456kg
★2/18(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m・混)C.ルメール騎手 結果:優勝
「好スタートから先手を奪い、自分のペースで運んで押し切る内容。強い競馬でしたね。4Rの古馬1勝クラスの勝ち時計と0.2秒差ですから、時計も優秀です。ルメール騎手は『距離は1800mまでは大丈夫そう。上でも通用する』と話していました。最後は流すくらいの余裕がありましたし、今日は100点満点の走りをしてくれたと思います」(稲垣幸雄調教師)
ここまで、クラブHP
結果は1人気1着。
ルメール騎手騎乗もあってか、最終的に単勝1.8倍の1番人気に。
前走の内容からやれることはわかっていたが
他馬のとある調教師が新聞コメントで”確勝級”というコメントをしており、本当かよと思いながらも一抹の不安があった。
しかし、レースはそんな不安は杞憂に終わり、8馬身差の圧勝。
テン良し、中良し、終い良しという文句のつけようのない競馬だった。
前途洋々たる本馬の次走だが、脚もとが万全ではないし適鞍も見当たらないのでここで一息入れて次の東京開催で復帰できればいいのではないかと。
来週から中山開催が4月下旬まで続くのでその間でじっくりメンテしてもらいたい。
本馬は5月生まれということで、まだまだ伸びしろがあると思う。
そのためにも適度な休養は必要になるだろう。
関係者の皆様、出資者の皆様、馬券的中の皆様、まことにおめでとうございました。
ヴァナルガンド号、お疲れ様でした。ありがとうございました。
②ルーチェロッサ 牝3 1勝クラス 相沢厩舎
以下、クラブHP
2023/2/18 (東京競馬場)
馬体重:454kg
★2/18(土)東京・フリージア賞(芝2000m・混)横山琉人騎手 結果8着
「今日は前残りの瞬発力勝負の決着になってしまい、この馬には少し厳しかったです。もっと前目につけたかったですしね。また、4コーナーで内にいた馬が外に出してきた時に外に張って逃げてしまいました。立て直した分のロスもありましたし、いろいろ厳しい条件が重なりました。もう少しやれると思っていただけに今日は残念な結果でしたが、経験を積んでいけばもっと良くなっていくはずです」(相沢郁調教師)
ここまで、クラブHP
結果は9人気8着。
パドックから相変わらず引き手に甘えっぱなしで幼さが目立っていた。
それでも、馬体重は前走勝利時と同じで仕上げに抜かりはないのがわかる。
レースではさすがに中山の未勝利戦のような流れにはならず、前目につけたかったが徐々にポジションを下げてしまう。
横山騎手からすれば、終いに脚を残すには道中で無理をさせるわけにはいかないので仕方のないところ。
4コーナーでは9番手まで下がってしまったが、直線外に出して追い出しにかかるも3番が外に膨れその影響でさらに外に押し出されてしまう。
懸命に立て直すも、東京の前残りの瞬発力勝負ではさすがに分が悪くしかも、またしても前の馬の真後ろに入り込んでしまい追いづらくなってしまった。
今回の結果だけを見て左回りがダメとか東京がダメとは言えないが、中山でそうだったように慣れが必要な印象。
次走について、芝中距離路線の馬なので適鞍はたくさんあるが、初入厩からここまで在厩できたので一息入れるかなと。
陣営の期待も高い馬なので、大事に使っていってほしい。
今日は、お疲れさまでした。