【一口馬主】ファンド解散・ランジョウ~200623 | 一口馬主(個人的出資馬)中心の備忘録 by BostonRiku

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ノルマンディーOC所属の出資馬ランジョウが、先週のレースで10着に敗れ、中央競馬において3歳時にデビュー戦を除き3戦連続して9着以下となった馬に対する2か月の出走制限(通称、スリーアウトシステム)にかかってしまった。

 

これを受けてクラブ側がどのような判断を下すか注目していたところ、残念ながらファンド解散・サラブレッドオークション出品となった。

 

以下、クラブHP

 

2020/6/23 (引退)

★6/20(土)東京・3歳未勝利(芝1600m・混)木幡巧也騎手 結果10着

これまでの戦歴およびレース内容と経緯を踏まえて矢野英一調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。
なお、本馬は今週6月25日(木)に開催されるサラブレッドオークションに出品する予定で、出資会員の皆様には追って書面にてご連絡させていただきます。
ランジョウ号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。

「デビュー戦7着がこれまでの最高着順。まだトモに力が付ききっていない現状で、追われると頭を上げてしまって、推進力に欠ける走りになってしまいます。ランジョウ自身は成長しているのですが、体質面を含め良化にはもう少し時間を要するかもしれません。出走制限により向こう2か月出走できないという状況を重く受け止め、クラブ側とも話し合いの上、今回このような決断をすることになりました。結果を出すことができず誠に申し訳ございません」(矢野英一調教師)

 

ここまで、クラブHP

 

実にあっさりしたものである。

この馬についても、馬の能力的問題とは別に、クラブ側、調教師側の「なんとかしよう」という情熱というか工夫というかそういうものを感じられなかったのは非常に残念。

この馬はゴールドシップの仔ということで、早くに満口となった馬だった。

この年のノルマンディーの募集馬は「いつもの」感が少なく、他にもジャスタウェイやクロフネ、エピファネイアなど「種牡馬」においては期待感が膨らむばかりでそれを示すように売れ行きもかなり良かったようだ。

もちろん期待も大きかった。

しかしながら、結果は最短でのスリーアウトでファンド解散となってしまった。

 

個人的にこの世代では、ブランニューウェイを事故で失い、ランジョウはスリーアウト、グリエクレールはツーアウトの上転厩、ステラディウスは1戦のみで転厩と散々な現状である。

まだ、最終的な結果は出ていないが、投資としてみた場合大きな損切りとならざるを得ないだろう。

 

私自身はこの世代への出資を通じてお金は失ったが得たものあった。

世代の振り返りはまたの機会にするが、ランジョウ号の第2の馬生に幸あれと願わんばかりだ。