こんばんわ~
日本のご家庭に1枚必須のアルバム、渋谷すばるの「歌」みなさん聴いてますか―?
フラゲ日より数日経過。
まだまたベタ聴きの状態!万歳!
脳天から血管から五臓六腑に沁みわたる音を堪能できる素晴らしい一枚となっております。
さて、かるーく感想。
前述の通り、インフルでダウンしていたこともあり、当日までプロモーション素材にはノータッチで挑みました。
(MステのSweetMemories以外ね)
ドッキドキでイヤホンセット@布団の中。
1曲目、の冒頭しょっぱな1~2秒で、
「あれ?これライブ盤・・・?」と。
そう、まーさーしーくー、ライブの感じそのもの。
音の出る仕組みを忠実に拾いましたっていう。
♯01 スローバラード
イントロの感じ、すごく好き。ホーンとピアノの音がとても優しくて、一気に心豊かになれる。
歌、同じ場所に、いるみたい。
序盤はややソフトな感触だけど、間奏の後からすごい追いこみかけられて、この時点(1曲目だっつーの)絶命しそうになる。
なんかもう、いてもたってもいられない~って感じ。
『とてもよく似た夢を~』の後からの叫びはとてもスタジオのものとは思えない。
けど、ブレブレなわけではなく。稚拙だけど、完璧としか言いようのない。
真っ暗闇の中で叫ぶ痛さで骨が折れそう。
ちょっとSTOP押したくなる(途中棄権)くらい、このしょっぱなのインパクトすごかった。。。
#02 マンピーのG★SPOT
いや~、「マンピー!」のコーラスで赤犬さん出てきちゃうよね、脳裏に(笑)。
つか、最高ね!これ!!カッコいいしか言えない!!!
バーイバーイ、イエ~~~ッ(ウーッッツ)←ここで死んだ人―俺俺!
大人の正しいエロぶっこんでくるあたりも大好きだー!
とにかくサウンドといい、コーラスといい、フェイクといい、最高!
#03 ファンキー・モンキー・ベイビー
「勝ち抜きロックバトル」そんな番組昔ありませんでしたっけ?
それに上下デニムに、白いエナメルのとんがり靴をはいた「俺、すばるっす!」って感じで出てきそうな感じ(どんな感じだよ)。もみあげ長いみたいな。
ハーモニカかっこよすぐる。。。乾いた感じのブイブイ(死語?)
そして、後半のファンキーなピアノと追い込みのドラムの連打ちに、ハープ!で回す回す!
この時点で、大分疲労している(爆)。
#04 First Love
き・き・き・・・・・・・・きたよ・・・・ついに・・・このきょくをきくひが・・・。
最初、このイントロだけを聴いたら、てっきり竹内まりや曲とばかり。
あ、違った・・・って思った。ヒッキーの方だった!
フォワ~~~ンとしたオルガンの音。2番のサビから刻む感じ。
3曲強めのヤツきたから、ほわーんとしてるのかな~と最初軽~い感じで聴いてたけど。
これもまた追いこみがすごい・・・。転調後のコーラスと合わさった感じがとてもよい響きでしびれます。夜明けのスキャットみたいな、なんつーの?ミックスボイス??丁寧に唄っている感じがしました。
#05 元気を出して
・・・めっちゃ癒されますね。これ。
ボサノバ調の元気を出して。元気を出すには酒と音楽とボケしかないと思っている自分にとって、これは新境地。自然の中で草の上で体育座りで唄っているのを聴いている感じ。
ニューすばる(こうして書くと、場末感半端ない)に癒されてる。
癒し。。。というと、護り歌もそうだったけど。なんかそれとも違う感じなんだよな~。
「あ、お客さん、ここ凝ってますね。ほぐしときますね」的な。整体師的な。
いっしょにラララーって唄っていいですか・・・(涙)。
#06 君がいないから
おおお・・・おおおおおおお・・・おおおおおおお・・・・・・。
号泣サイレン!!!!!!!
これ、たまらん。。。
これ、やばい。。。
ほかに、日本語ありますか・・・。
原曲知らないんだけど。
これ、いちばん好きかもしれない・・・。
ピアノと、なんだろうストリングの低音が、なんか重ーいんですけど。
よい映画を観終わったあとの、涙流してすっきり☆っていう後感触。
きみがいなーーーーーーーーい
かーーーーーーーーーーらーーーーーーーー
(´;ω;`)ブワッ
#07 言葉にできない
「小田さんと言う山」byゆーじんさん
CMでもよく耳馴染みがあるし(今は違う@明*安*生命)、すっごいハードル高そうだなーって思ってた。
アカペラの後ね。ここ、もう感情の高ぶりのまま、聴いたらすごいことになりそう、な予感がする。
#06から#07までが、すごい重い想いゾーン。
#08 SWEET MEMORIES
ここに来て、ホッとする(笑)。
ちょっとハープの音、遠い気がする。Mステでもハープを吹く前と後できっちりペダルでON/OFFしてたけど、なんかその辺の都合が出てる感じですかね。
英語詩の発音が好きです。たまに米国の女性歌手っぽく聴こえる。
間奏のアレンジと厚みが大変カッコいいです。
いちおう、この曲がイチオシSONGって位置付になるんかな。
ブルースの(ブルーズ)感じで。ラストの感じとかいいですよね~。ほれぼれしちゃう。
こういう曲調のピアノの音がいいなーって最近思えてきました。
(すっげーバリバリにピアノ弾ける人だったら、ここからは中腰で即興みたいな感じでやったら超ノレる!)
特典映像の方も見ました。
以前、こういう所はあまり見せたがらない人だった気がするのですが。
(集中したいから、という意味で)
内面も外面も、バランス良く統制がとれた成熟された感がありますよね・・・。
初めて渋谷すばるの印象(エイトをエイトとして認識できてから)のそれとは全く違う。
あのときは、なんだかわからないけど、ぼんやりとしたもやっとした何かに包まれていて、それが何なのかがよくわからなかったけど。
なにかあるたび、グループに還元できたら、と言い続けた事に。
ちょっとだけ。。。0.0000001%ぐらいの濃度で、「もうそれ言わなくていいよ」って思ってました。
言いたいことはよくわかる。
わかるけど、そんなにグループの事だけ考えなくてもいいよ。。。って。
何倍もの使命を背負った(ように思えた)。
味園とソロ活動(ドリフェスやロッテルダムで1人でステージに立って)を経て、今回のアルバムでも、またさらに聴いてくれる人を増やしたいという気持ちを語っているけど。
去年よりも素になって、産みの苦しみと生まれた時の喜びを味わっているような気がします。
特典映像を見るまで、本当にこれスタジオ一発録りかい?!って疑心暗鬼な部分があったけど。
ハンドマイクで、唄って、口元からのその距離感とか、舌の打つ音とか、如実に生の音。
濱崎さんへのリクエスト「もっと艶のある音」とか言うのも、艶と一言で言い現わしたものと、そこで音を出している人のイメージが合致するのも、なんつーか空気感ですよね。
振動をいかに色をつけるか、機械的なものではなく。
「歌」のCDとライブのCI制作の現場がチラリと映っていたが、絵本「いないいないばあ」があってビックリ。
美しい日本語、っていうイメージを求めてたどりついたのか。
「歌」の書字。お世辞にもうまくない(笑)。
絵筆で描いてるのね。
そして一つの作品を聴き終えて思うことは。
めぐりめぐって、妙子さんの言葉。
「なんかせな」と思って、ジャニーズ事務所に一通の履歴書を送った結果がこうなったことについて(笑)。
大事にお育てになられて、本当に
(´;ω;`)ブワッ
曲がりくねった道は、まだまだ途中ですが。
ここに至るには、やっぱりその一通の履歴書があったからだと思います。
もし、この道を選ばなかったら。
唄うことの楽しみも喜びも難しさも苦しさも、ない人生だったら?
現実は、小説よりも奇なり、と思うのは、そういう所。