気がつけば…。
ゴールにボールが入っていてホイッスルの音だけが聞こえた。
先輩達は俺に駆け寄ってきて涙を流していた。
臣と拳をぶつけて喜びを分かち合う
臣:ほら…行ってこい
そう言って背中を叩かれる。
○:りゅ……おめっ……で…とっ
隆:○○が応援してくれたから…頑張れた
○:ゴール…決めてほしかった……から
隆:○○……俺と付き合って下さい!!
○:…よろしく……おねが……しま…っ
隆:へへっ……泣かないで?
あまりにも綺麗になく彼女が愛しくて…
でも。
1つ気になることがあった。
隆:○○の好きな人って誰だったの?
○:え?
もしも…とは思っていたけど…。
臣だとずっと思ってた。
俺が…シュートを決めたから付き合ってくれるんだと思った。
○:私が好きだったのは…隆二だよ?
隆:よかったぁ…
"もしも"に期待して良かった。
夕焼けに染まるコート。
あまりにも綺麗で…彼女の隣にいれることが……とても幸せだった
○:綺麗だね……
隆:来年も…この景色一緒に見ようね
その言葉と一緒に近くにあった彼女の手を握った
恥ずかしいくて…気温も暑いのに
なぜか心地いい
隆:…帰ろっか
○:うん!
手を繋いだまま彼女の家に向かった。
サッカーだけじゃなく、好きな食べ物…好きな事沢山彼女の話を聞いて…沢山俺の事を話した
するとあっという間に彼女の家に着いてしまう
隆:また…明日ね
○:うん!送ってくれてありがと
隆:大切な彼女に何かあったら嫌だからさ
○:////……き……ょう…
隆:ん?
○:隆二が……1番かっこよかった…//
隆:もー!!○○可愛すぎ
○:ほんとのことだもん…
家の前で離れるのが嫌で手を繋ぎながら少しだけ話した。
ある事を決めて少しだけ握った手を強くした
隆:ね……○○
○:ん?
隆:俺さ…今日頑張った?
○:うん、頑張ってたよ?
隆:じゃあさ……
○:??
隆:ご褒美…頂戴?
○:…ご褒美?
恥ずかしくて火が出そう。
ほんとに出たらやばいけど…
隆:うん。…だめ?
○:だめ…じゃないけど……なにがいいの?
隆:○○のキス…
○:へ?!
何言ってるんだろうって思った。
でも、嬉しくて…もっと触れたくて…
隆:ご褒美に…○○と……キスしたい
○:ぇ……ぁっ……
隆:いい?
恥ずかしそうに"うん"小さく頷いた
キスをするのも初めてで…。
下から上目遣いで見てくる彼女があまりにも可愛くて恥ずかしくなった。
隆:目…閉じて?
柔らかそうな頬に手を当ててそっと唇を重ねる
隆:○○と……しちゃった//
○:はず……かし//
隆:朝……迎えに来てもいい?
○:え!でも…隆二遠回りでしょ?
隆:そうだけど…少しでも一緒にいたいから
○:…うれしい
隆:また連絡するね
○:うん!
隆:じゃあ…また明日ね
○:お疲れ様!
それから…
沢山喧嘩もした。
沢山泣かせてしまった。
沢山色んな場所にいった。
沢山…笑いあった
何も知らなかった俺は彼女の新しい表情を見る度に幸せを感じた。
これからは、彼女だけでなく…彼女と俺との子供の新しい表情を見る事が俺の幸せ。