今回のクライアントは、「天寿を全うするまで、魂として進化していきたい」という

深い意図をもってセッションに臨まれた方。


その言葉から、ただ問題や関係性を癒すというよりも、魂の方向性を明確にし、人生の

流れを整えるようなヒーリングを希望されていました。

 

キレーションを始めると、クライアントのエネルギーフィールドは非常に穏やかで、

手のひらに伝わる感覚は、まるで磨き抜かれた木肌のように滑らかでした。そこに

硬さや滞りはなく、自然とエネルギーがさらさらと流れていくようかのようでした。

遠隔ヒーリングなので、直接触っているわけでもないのに、その気持ち良いツルツルに

触れていたい・・・そんな気持ちになりました。それは、長い人生の中で、すでに

多くの学びを経て、受容と成熟を重ねてこられた方のフィールドだと感じました。

 

意図のヒーリングの終盤に、穏やかで優しい光の中に、古代エジプトのピラミッドの

内部に安置された棺のビジョンが浮かんできました。そこには柔らかな黄色味を

帯びた日干し煉瓦で形作られ、表面には、この世のものとは思われないような繊細な

彫刻が施されていました。そして棺からは光が満ちていき、その空間は黄金色で輝きました。

 

古代エジプトでは、永遠の命、つまり魂の復活と再生が信じられ、ミイラが死後の

世界で困ることがないように様々な副葬品も棺に埋葬されました。そして棺には、

ミイラを保護するため、「死者の書」の呪文や神々の絵などが描かれました。

 

今回のヒーリングで浮かんできた棺にも、そうした神々が刻まれていました。きっと

クライアントさんがこれまで学んで経験してこられた貴重な人生の宝物が、そこに

埋まっているのでしょう。あるいは棺そのものがクライアントさんご自身のシンボル

なのかもしれません。すると、えも言われぬ神秘的で神聖な感覚に満たされました。

 

セッションを通して私が受け取ったメッセージは、外的な変化や世俗的な望みを超えた、

内なる深い進化。そして洗練された知性。混じりけのない澄み切った感性。

 

この意図のヒーリングは、私自身にとっても「存在としての成熟」を受け取る体験となりました。