こんにちは。Bibako です。



私の周辺で起こってる面白い?傾向の話をひとつ。



親ってね、馬鹿な生き物で、子供のことは、子供が大人になっても、いつまでも心配して、いつも、安心させてもらえない的に、不安になるようですね。







私の場合は、シンガポール人式の考え方で、我が子は、日本人ではなく、この国の国民として対応できるように子育てしましたから、それはないのですが、周囲の日本人の友人(お母さん)や日本で暮らすに友人や知人から聞く、大人になった子供への悩みは、やっぱり、子供の『就職のようです。それが終わると、次は、子供の『結婚という事で続くようです。



ただし、結婚については、本人が自力で食べていけるなら、親としては、してもしなくても、それは本人の自由だ!というところで、結婚しない子供については、親も関与しなくなるようです。




困るのは、自活できない子供が結婚していない場合です。




もし、我が子がそうなると、親は死ぬに死にきれなくなるくらい、自分が死んでしまったあと、我が子が中年や老年になって、更には、結婚もしていない、自活もできていない我が子(自宅で親と同居して、親の年金や収入、財産をあてにして暮らす/ニート中年)の事心配するようです。



親としては、みんなそうはなりなくないので、まずは、我が子が学校を卒業したら、そのまま、その続きで、就職して、お金を得て自活できる事を、親に示してもらえると、それだけで、親は肩の荷がおりるのです。






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ところで、日本には『就職浪人』という言葉が存在します。



学校を3月に卒業して、4月になっても、決まった就職先がない人達のことを指します。



私の時代だと、親は就職浪人を嫌うため、もし、学校を卒業する時に、就職が決まってない場合には、親に経済力や社会的な地位がある場合だと、親が自身の会社だとか、伝てを見つけて、いわゆる、縁故就職や世襲就職を促して、親の体裁は保てる…的な事が、普通にありました。



私の感覚では、学校を3月に卒業すると、4月からは必ずどこかで働くのが、当時の子供達(現在の我々世代)面子や親の体裁を守る事だったように思えましたので、多くの人達は、普通に、学校を卒業したら、どこかへ必ず就職する事を、普通に守ったのかも?です。



また、そうでなくても、みんな就職目指して就職活動を怠る事なく、謙虚な気持ちで就職先を見つけて、働く事は当たり前的にみんな就職していたと感じます。



でも、現在の日本では、裏口、縁故、世襲などの入学や就職は、世間が黙っていなくなり、全てなくなったとは思いませんが、相変わらず、一般的には、親達は『就職浪人』を嫌うので、我が子が就職にあぶれてしまって、行き場がない時、世間に向けてどう説明できるのか?と考えてみると…




現在は、それの隠れ蓑として、ニートという言葉が、そんな子供達のメンタルを救うようです。ただし、親側は、世間に顔向けしにくいのは同じですが…。子供のメンタルが守られるなら、それも良し!という事なんですかね?




私の娘時代には、女性に限っていうなら、学校を卒業しても、就職しない、または、決まらない方々のことを『家事手伝い』(花嫁修行)という言葉がありました。



しかも、家事手伝い(花嫁修行)ができるのは、良家のお嬢さんという暗黙の了解の元、親は、自身の経済力や社会的な地位も高いという意味もあり、むしろ、世の中の傾向として、女性は働かなくても、学校を卒業したら、良家に嫁ぐことが幸せとされて、その類の家の親も、娘が働かない事を好んでいる場合もありました。



今は、男女同権で、女性も働いて社会でキャリアがある方が良いらしく、家事手伝いという言葉は、死語になってしまったかも?ですね。




私、個人的には、女性が結婚したら、専業主婦になる事が普通だと思っていました。私の実家では、母からそう躾られていました。そんな風に教えられたのは、私と同世代の女性には、当時は、たくさんいたように思います。




私の母からの教えは、女性は結婚する事を前提に、専業主婦で、夫は稼ぎがよい人(大企業勤務)と一緒になる事が幸せと教わりました。



しかも、夫は自分が稼いだお金を惜しみなく妻に渡して、妻にお金の自由を与える代わりに、妻は、家事育児を完璧にして、夫の身の回りの世話も完璧にする事の方が、女性の本来の仕事だというものでした。



しかしながら、現実は、私は、ずっと共働きですよぉ〜。爆笑爆笑爆笑




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さて、少し余談になりますが、ニートが現代の就職浪人の方々のメンタルを守る言葉だとすると、不登校や引きこもりについても、同じ事が言える事が、私が調べてみるとわかりました。



ニートの原因は、ただ単に、ご本人が働くのに納得がいかない理由があるだけだと、私は思いますよ。更には、自分の弱さを隠す的に、我儘でプライドが高い人なだけだと思います。



ご本人が五体満足で、毎日、決まった仕事をしない、または、仕事があっても続かないのは、ご本人がその生活に我慢できないだけ、または、精神的な要因で身体に支障をきたすだけ(打たれ弱い)人だと、周囲の方々からの評価・判断になったとしても、自業自得だと私は思います。




身体に障害を持つ方々や知的障害を持つ方々も、ご本人の自立のために、働く事を選択なさって、どんな仕事でも一生懸命になさっている姿を見ると、私は五体満足なのに、どんな理由であれ仕事をしない、または、雇用関係が整っていても、仕事が続かないのは、如何なものか?と思います。




私は不登校の原因は、学校や友人、先輩からの圧力的なイジメや学校の勉強についていけない事が1番の要因、つまり、外的な要因で起こると考えていました。




また、引きこもりも、同じにように、社会からの圧力やパワハラ等のハラスメントが1番の要因だと考えていました。だから、こちらも、ご本人は悪くないと考えていました。




ところが、それは、全く違う事がわかったのでした。






例えば、不登校の原因の資料を見てみると、データとしてありますが、そのきっかけや原因で、1番多いのが『学校へ行く意味が見出せない』『自身が何をしたいのか?わからない』という、内的な要因でした。




引きこもりも、そのきっかけや要因で1番多いのは、『自身が生きてる意味が見出せない』『日本の将来に不安を感じる』という事だそうでした。




だから、それが、もっと酷くなると、どちらも、◯殺にまで発展していまうのだと、私にはわかりました。




これって、そのほとんどの方々が、内的な要因であり、外的要因でそうなった方々はかなり割合が低く、ほとんどの場合で、本人の気持ちの問題である事が明らかになりました。




それは、どうしてですか?








私が個人的に思うのは、現在の日本人のヤングアダルト達だけでなく、1980年前後生まれの方々から年下の世代も、生まれた時から大人になるまで、ずっと、世の中自体が、人に優しく、そんな中で、自分が守られる環境に甘んじていたからかも?しれませんよ。




そんな中で育ってしまうと、気がついたら、自分で何でも考えて、何でも自分でしなければならなくなっていく、成長過程は誰にもあるのに、その時期が自分に来た事にも気がつかなかったり、実際に自分が体験してみると、誰にも守られない状況に不安を感じて、怖くなり、引きこもりや不登校になる起因になっていて、現在もそれが続いていると、私は感じます。




すると、そんな人のメンタルを守るのが、不登校や引きこもり、ニートという言葉なんだと、私は、理解しました。








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事実として、我々世代の方々や少なくとも、50歳代から上になると、打たれ強い方々が多いと感じます。



それは、私もそうでしたが、そんな方々の成長過程で、世の中は、年功序列的に、中学生や高校生、大学生になると、先輩からの叱咤激励な意味合いのパワハラ的なシゴキやイジリなどは、普通にあった時代だった事が、良い方向に現れたのかも?しれません。




でも、現在のヤングアダルトの日本人の方々は、親に経済力があると、全て、守られる環境が出来上がっていると、私は感じます。




すると、打たれ弱い大人がたくさん出来上がっていても、不思議はないと考えますし、縁故就職や世襲就職は今でもなくなったわけではないので、それをしてもらった新人社員の意識が、我々世代の時とは違い、『自分は特別』自分がこんな待遇受けられる事を『当たり前』と考えて、周囲に感謝する事はなくなっているのかも?しれません。




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ところで…



親の立場から、子育ての最終って何ですか?それって、お国柄でもなく、世界共通?で、親の子供に対する意識や親離れや子離れしているか?そうで無いか?という事で、全く違うと私は感じます。




そして、親離れ、子離れできてるか?どうかは、親の所得が影響するという事も、私は感じます。




親が比較的裕福だと、子供にかけるお金も豊富に使えるし、進学や就職の際も、コネで何とかなる場合もありますね。そんな環境で子供が育つと、自分が人生の選択をしなければならない事への経験不足になり、自分で考えたり、自分で困難を解決しようという気持ちすらも、薄れてしまうと感じます。



ただし、これは、日本人や韓国人、中国人の親の経済力が安定きているご家庭に多い傾向かな?と思います。欧米人のお金持ちの親は、少し子供に対する考え方は違うので、大人になった子供が野垂れ死ぬ事があっても、助けない親もあるほど、大人になった子供の自立心や社会的な責任を負える人間になる事に重点を置く傾向にあるようです。



でも、これも、親の性格によりけりで、やっぱり、そこは親なので、子供が困っているのに、見て見ぬふりはできない方々も多くいらっしゃるとは、思いますが…。



これも、世界共通で、親の経済力があるがために、できる事であり、自分達の生活は回せていても、大人になった子供にまで、お金をかけることはできない、私レベルの庶民家庭の親であると、助けてあげたくても、お金がないとできない事は、子供にもあきらめてもらうしかありません。これを親は引け目に思わなくてもいいじゃありませんか?




親が貧乏なら、子供は自力でお金持ちになればいいのです。親は自身の身丈で、一生懸命子供を育てているだけでいいのです。経済的に大学へ行かせられないなら、それもそれ!子供が自分でその道を模索すればいいのです。何も、親は悪くないですよ。私はそう思って、我が子を育てました。




すると、子育ての時も、余計な贅沢はする事はなく、塾なども行かせてあげられるとししても、必要最低限しかいかせられなくなります。習い事までには、お金は回らないと考えます。



ただし、親の焦点が、子供の芸事やスポーツに向いていると、塾には行かせる事なく、習い事にお金を使う事しかできないという場合もありますね。つまり、私レベルの庶民のご家庭では、塾か?習い事か?のどちらにしか、お金がかけられないのですよ。



だから、子供の将来の選択肢も、潰しが効くようにすると、習い事ではなく、学をつけさせる事を選ぶしか無いのでは?と、私はそう思って自分の子供の習い事は諦めて、勉強勝負という意味で、そちらにお金をつかいました。



スポーツや芸事を子供の将来の選択とすると、それで、本当に食べていけるようになるのは、親の考えでは、氷山の一角でしかなく、その一角に、我が子が成れるのか?と考えてみると、私のような『リスクを取りたく無い』性格だと、安全を考えて、習い事ではなく、塾への選択は妥当だと、私は思います。



でも、私はこれをしたのは、子供が小学生の間(義務教育)だけです。セカンダリーからは、それぞれ、自分で考えてしてもらいました。それが良かったと、今も思っています。




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私はアラカンの大台で、すでに子供達は社会人。そして、今、子供の悩みなど何ひとつもないのです。



自分の希望としては、早く結婚してお孫ちゃんを抱かせてもらう事かな?



ところが、最近、ふと気がついたことがありました。親のストレス的なところで、大学生の子供の就職のようですねん。



私はね、何のストレスも感じませんでしたわ。子供の就職については…



息子はもともと、リスクを嫌うタイプなんで、自身が専門職に就く事を決めたときから、就職までちゃんと付いてきました。



それは、SMA(シンガポール国立海事学校)の時には、親(私)が貧乏なもんで、企業奨学金を取り、学費と就職を、現在の会社からいただいておりました。



企業奨学金というのは、息子の仕事は、現在の若者にとっては、3K(危険、きつい、帰れない)的な仕事なんで人気が無い上、シンガポールでは、海事は国家の産業を支える産業の一つなので、政府としては、もっと人材を増やしたいという事もなり、シンガポールの海事業界では、息子はちょっとした『看板青年』『若手ホープ』扱いになっています。



そんな理由もあり、息子の場合は、海事学校を卒業したと同時てか、インターンシップの時から就職が約束されていたので、私も、子供の就職を心配する事もなく、何もストレスなどなかったです。




ところが、娘は違いました。




彼女の場合は、頭が良い子だったので、ロンドン大学(カレッジ校)へは、2年生に編入学をして、卒業まで2年あるところ、1.5年で卒業したので、卒業式までの間に、シンガポールで就職先を、半年間はゆっくり探す事ができました。



そして、Uber eatsの企画部への就職が決まりかけていたところ、Uber 本社(アメリカ)が、シンガポールからの撤退を決めて、日本への移動になりました。娘は日本語ができる関係もあり、日本での勤務を打診されましたが、娘はキッパリ断って、そこから、就職放浪者になりましたわ…。爆笑爆笑



私は他の日本人の親のように、就職の年齢や就職のタイミングは関係なく、そして、就職先はどこでも良かったてか、娘には、何か仕事をしてお金を稼ぐ事をして、自身の食い扶持を確保してくれたら、それで私は良かったんです。



それに、シンガポールでは、世襲就職、コネクションは罷り通る世界なので、娘のように、父(夫)は自営とはいえ、父(夫)の仕事を継ぐつもりなど、サラサラないし、母(私)は雇われの身の教師、フリーランスの日本語教師なので、なんのコネも使える事もありませんでした。



つまり、シンガポールでの就活には、惨敗して、ロンドンでの卒業式の時点でも、何も就職など決まっていませんでした。



大学で仲が良かった韓国人の友人達やシンガポールでのプライベートスクールから一緒に、ロンドン大学へ行った韓国人の友人やインドネシア人の友人は、みんな、家がお金持ち。



韓国もシンガポールと同じく、世襲就職やコネクションが罷り通る世界なので、お金持ちのご子息達は親のコネで就職できるので、なにも、就活など必要ないのです。



現在の日本では、コネや世襲就職を嫌う傾向で、高下駄就職になった場合、企業側もその人への扱いに困る場合もあります。また、日本の企業では、役に立たない人でも、企業側が辛抱して、人を育ててくれます。




だから、役に立たない人であっても、畑違いの仕事に就いても、何も問題なく、就職先さえ見つかれば、あとは、何とかなる…と、親にコネがなくても、子供の就活がうまくいくと、親は安堵するものだと考えます。




そして、結果的にいうと、一般的には、どこの国であっても、親から見て、子供に学をつけさせるのは、良い条件の就職先が子供に見つかるように…という意味で、子供の進学をあれこれと悩み、親がお金持ちだと、帰国子女枠でも、推薦でも、お金がかかってもなんとか、ランクが高い大学への入学ができるように、子供を導く傾向にありますよね?



そして、そこで、子供と親の目標が一致していると、韓国ドラマ『スカイキャッスル』のように、親関係は崩れなくとも、現実世界でも、子供が親離れできない状況になるのかも?です。



でも、日本人の親達は、大学生になった子供への就職も気になり、就活がうまく行き、卒業までに就職先を決めてくれていると『安心』、そうでないと『不安』になり、やいのやいのと、子供の就活にも口を出してしまうようです。




シンガポールでも、日本人の親は、たとえ、ハーフのお子さんの親でも(特にお母さん)は、お子さんが23歳になると『必ず、正規社員として就職先を見つけて就職してほしい』と望むので、子供が大学を卒業しても、就職が決まっていないと焦るそうです。




まるで、受験期のお子さんが勉強に力が入らないことを嘆くように、就職でも同じように嘆くようです。




また、初めはこのご時世だから、ゆっくり考えたら良いとアドバイスは子供にしても、内心は気が気でなく、日本人のお母さんは、頭を抱える人が多くいるのです。ましてや、大学卒業時に就職先が決まっていないと、親の方が焦ってしまい、どんどん、子供を追い詰めるような言葉を投げかけるようですね。




すると、今度は、子供がキレてしまって親子関係に亀裂が入り、そんな子供が賢いのです。



もし、そんな子供が親に経済力があると判断すると、自分は働かなくてもなんとかなる…的に、引きこもりになるか?ニートになる選択を、当たり前のようにする傾向だそうです。




または、就活はしても、肝心の就職については、ノラリクラリと、ぐずぐずして、何かと文句をつけたり、高望みをしてなかなか決まらない、そして、親が経済力がある事をいい事に、自身はあくせく働かなくても良いと、勝手に考えて、ニート的な生活に身を崩してしまう傾向になるようです。




その点、うちレベルの庶民の家のお子さん達は、親もお金持ちではない事は充分承知なので、引きこもりやニートの選択肢がないので、派遣でもアルバイトでも、とりあえず、働く選択はしてくれるようです。



うちの子供達は、親が普通に庶民で、何の縁故もなく、学生時代から家は決して裕福ではないと、子供はわかっているので、ニートという選択肢や引きこもりもできない事は、充分に承知していたようでした。



特に娘はロンドンから戻ってシンガポールで就職する時には、かなり苦労しましたが、とりあえず、自分がしたい仕事でなくても、お金を稼ぐために、仕事にはついてくれました。




しかしながら、卒業から3年間くらいは、転職を繰り返し、最終的にはフリーランス的な仕事までしましたが、ついに、現在の職場に巡り会えて、本人としては、自分がしたかった職に就けた事に感謝して、仕事は大変であっても、給料と思うようではなくても、楽しそうに毎日を過ごしているので、それで良かったと思っています。




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シンガポールには、大学卒業後、就職も決まってない生徒の中で、半年くらいノラリクラリと、親に経済力があると、親のお金で、世界をバックパッカー的に旅行したり、親がビジネスをしている、または、親戚がビジネスをしてると、そこへの最終的な就職は保証されているので、とにかく、自分がしてみたい職業のアルバイトする若者もいるようです。



すると、これを日本人の学生がすると、日本人の親は、普通にキレてしまうのです。ましてや、次に何も決まっていないのに、『就職はどうするの?』という話になって、親子関係が悪くなってしまうのが、日本人親子アルアルなんですよ。



それは、親からすると、例えば、高い学費を払って一流と呼ばれる大学に入学させた事を自負していたら、卒業の時期になっても、就職先が決まっていないと、就職浪人してしまうのではないか?と、余計な心配をしてしまうようです。



そして、それを許してしまうと、自分の今までの子育ての努力が報われない的に考えてしまい、子供に対して、就職しない気なのか?就職する気持ちが真剣でないとか、いろいろ小言を言ってしまい、子供から鬱陶しいと思われて、親子関係が悪くなる場合もあるようです。




しかしながら、日本人の親の子育ての努力ないの1番は、子供を一流大学へ入学させるように、導く事なのかも?しれません。



では、何故?日本人の親は大学受験にこだわるのか?また、小学校受験や中学受験や高校受験なども、私立で、偏差値的な学校のランクが高く、大学まで繋がっている学校に入学させたがるのか?



それは…



子供の就職




これは、日本人の親の子供を思う心であり、子供には、お金の苦労をさせたくない、良い暮らしをしてほしい、お金に困らない人生を送って欲しい…という意味だけの事ですよね?



それは、中国でも、韓国でも、基本的には同じですよ。子供の将来の就職のために、ランクが高い大学を卒業できる事を望んで、親は子供に高い教育をつけたがるのですよ。



そして、大学入学や卒業まではできても、就職が決まらないと、自身(親)の努力が、全て否定されたような気持ちになるようです。




私の場合、自分自身にはこれはなく、子供は子供、私は私で、それぞれ人生は違うと割り切って、子供には、もともと、どこでも良いから就職して、自分でお金を稼いで自活できるようにできていたら、あとは知らん顔しています。




私の子供達は、セカンダリーの頃から、ニートができる親の経済力はない事くらい、家の経済力をちゃんとわかっていたと思います。



だから、娘は、初めからローカル大学狙いでしたが、ターゲットしていた、どうしても行きたいローカル大学のコースには点数が足りなくていけなくて、他のコースだと入学できても、それは嫌だったようで、自分で、ロンドン大学へ行く事は決めた事、私には悪い…と考えてくれたようです。



何かとお金がかからない方法をとってくれて、2年の留学予定を1年半にして、同級生の中で、1番に卒業を決めてくれましたから、最後の学費か返金されました。



現在は、給料の中から、少しずつ、大学の学費を私に返金してくれています。



息子は、もともと、専門職を目指して、大学へはいかない選択をしていました。SMAも企業奨学金で学費は負担無し、就職までも学生時代に決めていたので、何も問題ありませんでした。



私の場合は、進学先についても、就職についても、子供とやり合う事もなく、平和そのもので全然、ストレスはありませんでした。



私が思う事は、子供には子供の人生があるので、自分で考えてしている事なら、なんでもいいんじゃないですか?それから、私のように、正直に家の経済状況は子供に知らせて、普段から、身丈を考えた生活をする事で、子供にも、家は貧乏でなくとも、金持ちではない事は伝わっていたようです。



だから、子供も自ずと考えて、ニートできないし、早く自活して、私の経済的な負担を軽くする事を考えてくれるようになりました。




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さて、今回は久しぶりに長文となり、申し訳ありません。最後まで、お読みいただきありがとうございます。私はいつも、皆様に感謝しています。




日本人って、何で杓子定規的に、子供のことも考えるのでしょうかね?



就職浪人だって、本人が良しとするならいいではないですか?また、子供には、家庭の経済状況は正しく伝わるように、普段から身の丈にあった暮らしをして、子供には贅沢はさせず、経済観念を養うようにして、子供の頃から、自分で考える力を養うだけで良いのではないですかね?知らんけど…爆笑爆笑




では、今回もこの辺で。