こんにちは。Bibako です。



なんか知らんけど、シンガポールのローカル学校(現地校)では、この時期になると、小学生の◯殺に危険性が高まるらしいですわ…






それは、PSLEの『結果はっぴょぉ〜!』があるからですねん。





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まぁ、PSLEてのが、シンガポールの過酷な受験の始まりのようなもんですねんけどね、それの結果で(テスト獲得点数の高低)、進学先のセカンダリー(中高一貫校)への入学が決まるんですわ。




これについては、どこの親でも、セカンダリーを決める時に、もちろん、老舗の進学校への入学を希望するものですよ。



そして、もう、何年も前から問題になってるのは、小学生の◯殺。






それでね、シンガポールの世間では、ローカル学校の詰め込み教育が問題、PSLE のテスト問題が難し過ぎるとか、と、シンガポール人の保護者がMOEに訴えるようになりました。




果たして、本当にそれが小学生の◯殺の原因かな?それは、私にはよくわからないです。




私の子供達は何もストレスなんて無かったし、それなりに学生時代に一生の友達もできたし、何も問題なかったです。しかも、2人とも、老舗の進学校の出身でしたから、勉強も大変だった思いますよ。でも、部活もしていたし、塾にも通っていたし、だからと言って、何もストレスで悩む事もなかったと思います。



それは、私はセカンダリーからは、成績の事やテストの事、勉強の事は一切何も言わなかったし、進路も一切何もアドバイスもしませんでした。




一度だけ、大学進学してほしいとは2人にいいましたが、娘は自分もそうしたいと思ったようでしたが、息子は自分がしたい事が見つかり、大学へは進学していません。でも、現在、会社からローカル大学のコースを取るように言われて、ローカル大学へ半年通ってコース終了すると、仕事上は、大卒扱いになるようです。なんせ、専門職ですから。息子は。



うちは、ローカル学校への不満など、何も親子とも全然なかったです。








私から見ると、ローカル学校での子供の◯殺は、親がPSLEの成績に納得できないのでは?と、感じます。




そして、子供に親のストレスがモロに伝わるような日々の姿勢が、子供を追い込むのでは?と思います。ローカル学校での子供の◯殺の原因は、学校の問題ではなく、親子の問題であり、親があまりにも、子供に勉強な圧力をかける事で起こるのでは?と、思っています。




普段からテストの成績が悪いと、親が酷く子供を叱りつけて怖いから、子供が、もし、悪い点数を取ると、そんなテストを親に見せるのが嫌になり、PSLEの成績は、どうやっても隠しきれないから思い余って…と言う事ではないのかな?と、私は考えます。




ただ、これは、あくまでも、私の解釈ですし個人的な考えです。ご了承ください。





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しかし、シンガポールのローカル学校(小中学生)では、◯殺が起こっている事実があります。




そんな事をするお子さんの人数はかなり少ないのですが、年間で1-2人だとはいえ、人命に関わる事です。




親は自分と子供の関係は棚に上がり、学校側(MOE)のPSLEの問題や姿勢を問題視して、子供の◯殺の原因とむすびつけるのでした。




ですから、MOEも、保護者からの意見を無視するわけにはいかないので、少しずつ、問題の改善に向けて、現在でもその動きはあります。




私から見ると、これって、ゆとり教育構想を、日本の文科省が立ち上げて、実際に実施した時と同じ事が起ころうとしているのかな?と、懸念しています。






懸念??





🔷ゆとり教育について















だってね、上記の事からもわかるかも?ですが、日本の実例で、ゆとり教育にしたら、その結果、日本人の学力や人格はどう変化しましたか?





みなさんご存知ですよね?




日本人の学力低下や道徳の低下にまで、繋がりましたよね?







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現在の40-50歳代の方々って、『ゆとり世代』と呼ばれてますよね?





この方々って、世間で言われているほど、ご本人達は何も悪かないと思いますよ。私もね…。





しかしながら、私ははっきり言うと、個人的には『ゆとり世代』の方々が苦手です。




もちろん、ゆとり・Y世代(1980-1994年生まれ)フルゆとり世代(1995-2008年生まれ)の方々については、私の場合は、日本ではなくシンガポールに来てから、こんな日本人の方々と、仕事上で関わる(携わる)ようになりました。




特に、ゆとり・Y世代の日本人は、私にとっては、理解に苦しむような方々と出逢うたびに、とても苦痛😫に感じました。




もちろん、この年代の方々みんなではないですが、ゆとり・Y世代と呼ばれるこの年代の日本人の方々は、私が出会った人の中には、私の場合、仕事上避けることができなかった事で、しなくても良い、変なトラブルになった事までありました。




私は当時、神経的に参ってしまいました。偏頭痛的な事で頭まで痛くなり、食欲不振や不眠まで引き起こし、かなり体調も崩してしまいました。その挙句、大きな手術までに至ってしまいました。




但し、これは、ゆとりY世代の方のせいだけではなく、更年期と母の死で、そちらの悲しみや精神的なストレスやイライラで、自身では気がついていなかったのですが、今思うと『鬱』的で神経的なところの疾患も、自身にあったのかも?でした。




そして、私がその渦中にいた時は、職場で出会った後輩の日本人教師達は、正しく、みなさんが『ゆとり・Y世代』の方々でした。




すると、その中のひとりの方については、諸々、いったいこの人は何を言ってるのか?も、私は、理解できなくなり、変な言い方すると、本当にこの人は日本語を話しているのか?的に、この人を理解しようにも、その言動が私にとっては、社会人としてあるまじき行為に思えることが多々あり過ぎて、自身の理性までも、制御不能になった事もありました。




それは、ゆとりY世代であったこの方常識や道徳観念、年功序列的な礼儀などは、の常識観念や年功序列的な礼儀とは全く違いました。そして、道徳観念だけでなく、日本人の倫理観念や社会の秩序まで、私が生きて来た日本の社会や私が知っていた日本人とは、全く違うからでした。ショボーンえーんショボーンえーん




とは言え、現在は、この方とはきちんと話しをして、普通の知り合いと言う形で、会えば、普通の話ができるようになり、そうなると、この人の良い部分もどんどん思い出す事が私はできたのでした。




この人と出会ってから、トラブルもあったとしても、私の心も気持ちも落ち着き、いろいろ冷静に考えてみると、平和を取り戻す事ができたのでした。





すると、この方についても、私自身として冷静な見方をしてみると、特にこの方ご本人が悪いわけでもなく、この方が育った日本の環境が、ゆとり教育のせいで、私が育った環境とは、社会の中が変化した事による、(私から見ると)日本人の『弊害』だと感じました。




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ところで、現代の日本人には、特に、ゆとりY世代の方々(1980-1994)の中で、私的には、1975-1990年くらいの現在、30-50代の方々については、何故?日本の良い気質が変化してしまったのでしょうか?




それは、日本人が他人に寄り添いすぎる事し過ぎた結果、教育現場では『ゆとり教育』の構想からの実施、家庭では、『子供を褒めて育てる』的に、親からの子供の尊重(その開始年齢の基準がない)をした事が良く無かったのではないのか?と、私は感じました。




現代の日本人の大人を見ていると、周囲から尊重されすぎた結果、日本人の良い気質までも失ってしまったと感じるのは、人は、自分は人が守ってもらえる事や人が自分を尊重してくれて、当たり前だと言う思い込みともとに、日本人の気質がどんどん『劣悪』な物になりはじめたと、私は、2010年あたりから、シンガポールで暮らしている日本人の方々に徐々に感じる事が多くなりました。





日本の世間では、ゆとり教育や子供の無闇矢鱈の尊重によって、その弊害的に、そんな中で育った子供達が大人になると、人に対する思いやりも、間違った考えを持つ人達のせいで、おかしくなり始めて、現在に至ると私は感じます。





現在の日本の中では、イジメやハラスメント、差別的な発言を正当化する『指導』と言う言葉とともに、その事実は『虐待』や上の者の言動を下の者は『絶対服従!』という、間違った事が正しいと勘違いさせられた人達が、自分が上に立つ立場になると、同じ事を繰り返すという、『負のスパイラル』が展開し始めて、受け継がれている事実まで明らかになりました。




https://youtu.be/w6qHZIy1hiA?si=fiIqAILmf-LR25cQ


https://youtu.be/WYQ9R0JTdZI?si=Q7cdHjhz9zj7pYsn




しかながら、この方は大変勇気ある方だと、私は感心しました。




ご自身は上級生からイジメられていなくても、下級生の時には、同級生の中でイジメにあっている人を横目で見ていて、自身が上級生になると、間違った権力を振り翳していた先輩達と同じ事を下級生に悪びれもなくしてしまっていたの事への反省が述べられていました。




これは、宝塚だけに限らず、学校の部活動やスポーツ界、一般企業の中でもアルアルで、現代の日本人の大人達は、自身は直接経験はなくとも、どこかで、この現場は見聞きしていた事だと思います。




それが現在、良い事か?良くない事か?私には判断がつきませんが、一般的な場所ではなく、芸能界などの『興行』を行う世界やプロスポーツ界などにも、波紋を投げかけてしまいました。




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世の中には、興行行う側とそれを楽しむ側、そこには、興行を楽しむファンの方々がいるから、お金がその業界に流れる仕組みがあるのです。




でも、現在のように、吉本の芸人と会社側のコンプライアンスの問題、反社との繋がり、ジャニーズ問題や宝塚問題など、次から次へと明らかになってくると、それぞれファンとしては、とても複雑な気持ちになると感じます。




夢を見させてくれた相手の生身の姿が明らかになると、知りたくなかった…というのが、ファンの本音ではないか?と思います。




そして、その事実に耐えられないファンの方々が興行自体から離れてしまうと、その業界に関連する企業自体が倒産に追い込まれたり、看板タレントや芸人、スター選手達が、所属事務所をどんどん離れていく事が起こり始めると、日本の興行が叩き出す、経済効果的なお金が日本全体で少なくなるのです。





それだけでなく、教育現場でも、一般企業でも同じ事が言えるので、社会の仕組み自体にも、真実を明らかにする事が、世の中への良い影響ばかりではなく、事実として、お金に関わる事にまでも影響が出てくると、それは、その弊害が、周りまわると、自分達の首を絞める結果も待っている…という事なのかも?しれません。









私から見ると、今、現在、日本人は『悪』を成敗するヒーロー達がたくさんおられる事は、離れたところで見ている私のような日本人には、好ましいと思えます。いろんな悪が浄化されるようにも感じるからです。




でも、実際に日本の中で生活している日本人の方々には、果たして良い事なのか?と、考えてみると、良い事ばかりばかりではなく、悪の追求をやりすぎると、その『弊害』として、国のお金(国の経済)にも影響して、どんどん、日本は不景気になり、なんの関係もない普通の国民の生活までも、脅かすことになると感じます。









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例えば、ゆとり教育の結果、良い部分もあったけど、人に寄り添い過ぎた結果、現在の日本人は、本当になっていない!と私は感じる事が、シンガポール🇸🇬にいると感じられます。(もちろん、そんな方々の方がまだ少ないのですが…)




日本人の良い気質『Humble(謙虚)、Polite (礼儀正しい)、Help each other(助け合い精神)』は、だんだんその姿を変化させて、私がシンガポールで目にする日本人達は『お客様意識』を増長させて、日本人だという『プライド先行で、シンガポール人達よりも日本人が上である意識があるのか?シンガポールの学校や社会、シンガポール人に対して文句ばかり言う日本人達が、2010年以降増えたと感じるのでした。




すると、よくよく考えてみると、2010年前後頃からシンガポールに長期滞在するようになった方々の中で、私が仕事で携わるようになった日本人の方々というのが、『ゆとり・T世代』(1980-1994年生まれ)の方々だったと言うわけでした。







流石に、フルゆとり世代(1995年-2008年生まれ)の日本人には、もう、私は関わる事がないので、良くわからないのですが、ちょうど、1990年から2000年までの生まれだと、私も含める、私の友人達のお子さん達に多い年齢層です。




ゆとりY世代の中でも、1990年以降の生まれの方々には、私は仕事で携わる事は大変少なくなりました。それよりも、私にとって苦手世代は、さらに5年ほど遡り、私的には、1975-1990年の『ゆとり世代』の影響を何らかの形で受けて育った方々は、正直、私が苦手な人が多くおられるのでした。











さて、話を、子供の話に戻しますが、アジアの外国人(中国人や韓国人)の中には、日本人同様に、子供の高学歴を期待する親が多くおられるのです。




これはそれらの『学歴社会』の国の在り方のちがいだと、私は感じるのです。




でも、親側は、普通に親であるので、子供の成績に対しては、『一喜一憂』する事になるのだと思います。それは、自分のプライドを保つ事もあるのかも?と感じます。




そして、過度な親からの圧力で、子供自身が潰れてしまう事や親子関係が悪くなる事は、今や、珍しくはないと感じます。




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少し前に、『SKYキャッスル』という、韓国ドラマの中の親達や子供達について書いた事がありますが、これと同じ事は、日本でも裕福な家の親やお子さん達にはありがちですよね?







シンガポールでも、今や『教育熱』や『学歴社会崇拝』的な感覚の保護者さん達は、やっぱり、シンガポールの富裕層には大変多いのですが、生半可、私くらいの庶民の家のお子さんも、親の片方が、韓国人や日本人だと、同じ事になるようにも思ってます。




親は、子供の大学入学だけに焦点を当てて、子供を尊重するとはいえ、その実態は、自分の子供と日本人家庭や韓国人家庭(両親とも、日本人または韓国人)のお子さんと比べたり、ハーフのお子さん(シンガポール人や韓国人以外の外国人のハーフのお子さん)と自分の子供を比べるのです。




そんな親の方々は、実は、プライドが高く自分自身の生活と、シンガポールで暮らす富裕層の生活を比べて『一喜一憂』する事で、自分のプライドが傷つく事を守るようですよ。




これは、別の話での人間の心理という部分で、人間の『プライド(自尊心)』というテーマの心理の本を読んだ事があります。




関係ない?いや、関係あるかな?日本人のプライドについてお話しすると…




日本人って面白い事に、現在は、中国人(香港人、台湾人含む)でも韓国人でも、エンタメや日本への観光の影響で、親日や親韓の方々が増えたと感じますが、実は、そんな方々でも、中国人や韓国人に対する差別意識は、日本の中の日本人のほうが大きいように感じます。




シンガポール🇸🇬で暮らしていると、この国はもともと他民族国家ですし、いろいろな税金に関する政策の関係で、経済の拠点にするなら『Tax Free』政策が多くある『シンガポール🇸🇬』を選ばれる、様々な国のお金持ち達が集まる国なので、とても、国際色は豊かなのです。




すると、日本人以外の方々は、中国人にも韓国人にもそんなに差別意識はそれぞれの国(自国)の中では、アメリカ人以外は、見た目判断の人種差別的な考え方は、あまり無いのかも?しれません。




でも、日本人はここで暮らしていても、アジアの外国人の中で、日本人は1番☝️だ!というプライドがあり、それを自負してる方々が大変多いと、私は感じます。




すると、同じ日本人の方々が駐在員で暮らしている、または、国際結婚で暮らしいる、比較的裕福な日本人と、例えば、私のようにシンガポール人🇸🇬の平均的な庶民である夫と結婚している、HDB住まいのシンガポールの庶民レベルの家の日本人である自分と比べる事をする方々が日本人女性には大変多いと感じるのです。




すると、生活レベルでは勝てない事は、自分も自覚できるので、なんとか、どこかで勝ちたい!と感じると、子供を有名大学へ入学させる事だ!と考える方々も多くおられると、私は感じます。




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例えば、自分の子供は、大学進学・入学は当たり前的に子供に洗脳していき、第一候補は、シンガポールでもトップ大学のNUS、他のローカル大学でも入学できたら御の字。そして、それが叶わないなら、海外留学。




しかも、留学先は、アメリカか?UK、悪くてもカナダ。でも、これは費用が高いので、第二候補はオーストリア。シンガポールからは近い分、費用が抑えられる理由です。





そして、その際は、大学のランクはどっちでも良いらしいです。




それは、自慢したい相手の日本人には、海外の大学のランクなんてわからないし、アメリカ、UK, オーストリア、ついでにカナダの大学なんて、日本人は数校しか知名度なんてないしね。どこへいっても、その国のブランド力の方が大学のランクを自慢するよりも、日本人相手だと勝る?爆笑爆笑爆笑




だからね、いくら、中国の清華大学や北京大学、韓国のソウル大学や延世大学、高麗大学がアジアランクで、東大と良い勝負、または、勝るといっても、シンガポールのNUSもそうですが、日本人のお母さん達の間では、あまり、そこは興味ない話のように私には見えるのです。




やっぱり、海外留学は、国ブランドなんですね、日本人には…。爆笑爆笑爆笑




また、日本への留学なら、有名私立か東大か?への入学さえさせてしまうと、自身以外の日本人に対しては自身の『プライド』が守れるらしいのです。








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日本人のお母さん達は、子供に寄り添うフリはとてもうまく、私は子供の意志を尊重していると言いながら、子供を自分の自尊心のために、洗脳的に導いていまう…




それから、セカンダリーの子供や中学レベルになった子供達の進路は、日本人は、お父さんやお母さんが考えて、そちらへ進学できるように、家庭の中では、子育て担当のお母さんが、子供を実際には、締め付けてしまう…日本人の親御さん達は大変多いのです。








また、私にはあまり理解できないのですが、私が知る範囲ですが、なんか知らないけど、日本人の女性にありがちなんですが、シンガポールでの生活を勘違いしておられる人がおられるのですよ。




本当は庶民なのに、ちょっとお金持ちになったような気分になり、自分の身丈も考えずに、子供にまで贅沢三昧って方々がおられるのですよ。




そんな方々は、たぶんですが、育った家のご両親が良く言えば『お金を大切』にする人達、悪く言えば『ケチ』な親だったのか?お金に対する憧れが半端ないのかも?しれません。




そして、決して家の中は貧乏ではないのに、ケチな親から育てられると、そんな家のお子さん達は、ご自身の家が貧乏であっても、裕福であっても『お金』に対する憧れは半端なく、育ってしまうのそうです。




すると、そんな方々は、大人になっても自身が側から『お金持ち』に見える事が唯一の自身がプライドを保てる事のように、身丈に合わない贅沢な生活をしてしまうらしく、私が知る範囲でも、シンガポールでは、ゆとりY世代の日本人女性には、多くいらっしゃるようにも感じます。




そして、そんな方々が、現在、子育てをしていて、お子さんも成長したら、やっぱり、身の丈を知らない、礼儀もない大人に成長するのだろうなぁ〜と、他人事ながら、どちらも(親も子供も)お気の毒だと思います。




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近年の日本の中では、一部で、日本人の気質に懸念てか、現代の日本人の大人達の変化に憂う、政治家達や我々世代から上の人間も少なく無いようです。




人に寄り添いすぎた、子供に寄り添いすぎた考えで、国をあげて実行したゆとり教育は『こりゃあかん!』と言う事で、2000年以降は、教科書も厚くなり、数学のレベルも、円周率3.14に戻り、私が子供の頃と同じとは言えないけど、それなりに、教育ママは復帰傾向になりましたよね?




🔷ゆとり教育の問題と良い部分







でも、ゆとり教育でできた『道徳の低下』はどうですか?




ゆとり教育が始まると、そこから月日が経ち、学校問題は、生徒と学校の先生との争い?の学級崩壊から、生徒同士のイジメ問題、部活の先輩や先生からのパワハラ問題(体罰)に変化しましたよね?




これって何故?ですか?




それって、日本人の気質の良いところまで、やめてしまった事にあるのかも?と思います。





例えば、宝塚問題のように、学校でも社会でも、先輩や上司が、後輩や新人に、年功序列的に礼儀を先に教える事がまるで『悪』扱いになり、それを教えないから、歳上やお年寄りを敬う事もなく、世の中でして良い事と悪い事の区別を教えてもらっていない、日本人の大人が増えただけではないですか?





人に寄り添う事は大切だけど、弱い者の意見を聞く事も大切だけど、1番の問題は、それをする側の人間が、正しい道徳観念を持ってるか?と言うところだけの問題だと、私は思います。





年功序列や礼儀を教えるのが悪いのではなく、これは、教えて後世に受け継ぐ必要は日本人としてはあると私は思います。




でも、教える側の人間が、正しい道徳観念がないと、間違った権力を振り翳す事で、自分(上司や先輩)には『無条件で絶対なる服従』を指導者がしてしまうと、現在の宝塚問題のような事になるのだと私は思うのです。





そして、上の者には従う(年功序列)を間違った考えで指導すると、それをされた後輩や部下が、今度は教える側(指導側)になったとき、先輩や上司から受けた事、見聞きした事が、正しいと思い込んで、同じ事を後輩や部下に指導してしまう、この負のルーティンが起こる起因だと、私は思いました。




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ところで、話をシンガポールの受験に戻してみますが…




シンガポールの受験は全て統一テストなので、セカンダリー卒業後の進学先を決める時は、O level (6教科)の総合得点、大学は正直なところ、ポリからの大学入学だと、大学入学は無試験なのは事実になりますが、無試験と一言で言ってしまうと、これは語弊があります。。びっくりガーンびっくり




ポリテクは、マンモス校で、学部もたくさんあり、ひとつの学校には、3000人以上の生徒が通っています。その中で、生徒個人の3年間の学校の成績評価(GPA)が、ポリ全体の中で、成績上位の15%(450人/3000人)以内の生徒でなければ、海外の大学を含めた大学への進学はできません。




更に、ローカル大学への入学は、その450人の中で更に、トップ10%程の生徒しかトップクラスのローカル大学には入学できません。つまりね、無試験と言っても45人/3000人の範囲でなければ、シンガポールのローカルトップ大学への進学はできないのです。




現在はローカル大学でも、6校ありますから、45人の中でも、シンガポールのトップ大学(NUS/シンガポール国立大学やNTU/南洋テクノロジー大学)への入学は更に成績順で縛られるのです。




その他のローカル大学といってと、4校しかないのと、それぞれ新設のローカル大学のランクも日本の有名大学と比べても、それよりも高いので、とにかく、大変ですよ。




海外の大学進学については、これは、学費的に庶民には『高嶺の花』と言う事で、成績以前に、親が裕福でなければ、海外の留学はポリやJCからは、難しいのです。




それを回避したければ、海外大学を斡旋してくれる、SIMや民間のプライベート学校から、海外の大学への道をつけてくれますが、ここでも、シンガポール人親子であれば、提携校の海外の大学に入学に関しては、シンガポール人生徒であると、いろいろ良い点があり、それらは、海外の大学それぞれのオファーが違うので、子供も自身の家の所得を考えながら、海外の大学への留学も夢ではなくなりました。その事で、庶民でも、シンガポールから海外留学は、身近にはなったのかも?です。




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私の娘の時は、ローカル大学はNUSとNTUの2校だけでした。息子の時には、4校になって5校目を作っている最中でした。そして、まもなく、現在のようにローカル大学は6校になりました。




シンガポールのローカル大学は、NUSは世界ランクでも東大よりもランクは高く、NTUもそれに負けず劣らずほど、高いランクの大学です。その他のローカル大学のランクは、日本の有名私立くらいになりますが、それでも、やっぱり成績が良い賢い生徒しか入学できません。それ以外ですと、シンガポールから、日本も含めた海外留学になります。





しかしながら、海外の大学留学は、娘の時も息子の時も、高嶺の花感が否めなかったです。





でも、娘は大学進学を希望していたので、プライベート学校やSIMへ入学を先にするまではよくても、そこへの入学に関する学費も安くはなかったのでした。




私の娘は、頭の良い子でしたが、O level の成績も、JCのランクで言うと、20校の中の半分くらいのランクの良いJCに入学できるだけの成績を取りました。



ただ、娘はもしJCに行くなら、トップ6校の中に憧れていたJCがあったので、そこへ入学できるならJC、できないなら、ポリで良いという考えがあったようでした。




O level の結果は決して悪くなかったですが、娘は自分が憧れていたJCはシングルマークでないと入学できないので、成績を見てほかのJCには興味がないので、ポリへ入学してそこから大学を目指すことを、自分で決めました。





しかし、娘はポリ入学した事で、いろいろな問題が彼女に降りかかり、結果的には、もともとNUS狙いでしたが、自分がいきたいコース以外は興味が無かったことで、そこへは入学できないかも?と思い初めたことで、ポリの2年目には、得意の数学が使える工学部へ編入しました。




でも、娘は、編入学したのは良かった?のですが、そこでは、編入に関して力添えしてくれた、工学部の教授のセクハラ?にあいました。








その教授は、当時の娘よりも、10歳近く年上の大人男性で、独身でした。そして、娘の事が本気で好きだったようで、娘が工学部に移動して、半年くらいたったある日、その人がプライベートな事として、娘に交際を迫ったようでした。




娘は、当時彼氏もいたし、全くタイプでもなかったらしく、きっぱりと教授からの告白を断ったのでした。




すると、露骨にも、その後、その教授のイジメに遭い、娘はレポートを提出しても受け取ってもらえなかったり、テストはできたはずなのに、何故か?成績はどんどんガタ落ちになったようでした。つまり、セクハラを受けて、それを本人に指摘したらイジメられたという展開になったようでした。




娘とその人との間では、プライベートな事として揉めたようですが、娘の性格はキレてしまうと、夫そのものの性格が出ますから、ヤクザ的な凄みと共に、黙ってないてか、その人に対して、訴訟を起こす的な事は考えたようでした。




でも、冷静に考えてみると、その費用すらも勿体無いと言う事で、娘は相手に、自らケツをまくって相手を罵り『こんな事やってられるか!バカヤロー!上等だよ、こんなところ辞めてやらぁ〜、覚えておけよ!』というヤクザ的なセリフと共に、自ら退学届を相手に叩きつけて、ポリを辞めてしまいました。(中退)







実は、この話は、娘からは事後報告的に聞き、すでに学校は辞めていたので、私は、当時、ただただ、オロオロして、『えっ?どうすんのよ!』と心配したのですが、娘はやっぱり頭の良い子なので、その後の事はちゃんと自分で決めていたようでした。




そして、プライベート学校へ入学して、狙う大学のコースのDiploma を8カ月で取得して、そこからUKの大学のYear2(2年生)へ編入学しました。




そこでも、娘は大学の学費は、その学校からのシンガポール人生徒には、国から学校へ補助金が出ているので、学校が建て替える形?なのか?分割払いができました。2年間の学費は、娘の場合、6回払いでした。それを見越して、娘はその学校へ入学して、UKへの大学の道を自分でつけたのでした。




そうでなければ、私の家庭は庶民であり、海外留学なんてさせられるわけがないのです。だから、娘がポリを辞めたとき、私は、『もう、娘は終わった…』と愕然としましたが、娘は、そこはちゃんと次の事を考えて、ポリを自主退学したようでした。









更に、娘は頭が良い子でしたから、大学でも勉強は頑張って、成績は良かったのでした。





そして、プライベート学校への大学の学費を納めていたのですが、6回払いの学費の最後は返金してもらいました。娘は半年早く大学の卒業を決めたので、2年の予定が1年半で、シンガポールへ戻ってきました。




そんな話は良いのですが、シンガポールでは、庶民の子供ほどローカル大学へ入学してもらいたいのは、親の所得が低いと学費の支払いは両親それぞれの親のCPFと子供のEdusaveの残りなどを組み合わせしてもらえて支払いできるし、近年は、親の所得が更に低いと、学費の分割払いも交渉できるようになったようです。




ただし、いずれにしろ、親子でシンガポール国民である事が条件です。(親の片方が外国人でもそれは大丈夫👌)




でも、ローカル大学入学でも、それに値しない中途半端な小金持ちのシンガポール家族が1番辛いかも?です。学費の支払いは丸々、ニコニコ現金払い的な事で、庶民でも、裕福層に近い庶民のご家庭は1番、大学の学費の工面が困るかも?です。




これは本当にあった事ですが、シンガポール人と日本人のハーフのお子さん(お母さんが日本人)が、ポリを終えて、ローカル大学への進学はできなかったので、海外留学を親はさせたいと考えていたようでした。




お子さんも親からの提案を受け入れて、それで納得したのですが、親は、お子さんの海外留学の費用や学費を工面するために、自宅の古いコンドを売却して、次の住まいは、狭いHDBにダウングレードして、その費用を捻出したようでした。




私は他人事ですから何も言いませんでしたが、日本人の親って、アホちゃうか?と私は個人的に思いました。




親がそんな事までしても、親が子供にお金を出して大学へ行かせる気持ちは、私には全く理解できませんでした。



大学なんて、子供が本当に行きたくても、親にその財力がないなら、諦めて別の方法を本人が模索すればいいんですよ。




例えば、うちの息子のように、奨学金を申し込むなり、海外の大学や日本への外国人留学生のように、お金がないなら、一旦、自身が社会人になって、働いてお金を作ってから、自分のお金で大学へ行くのは、海外で主流ですし、シンガポールでもアルアルです。




親が大学への費用を出して当たり前的に、親子で思い込んでいる日本人親子って、子供にとっては、こんな甘やかしはよくないかも?と、私は思いました。




うちの娘の場合、とりあえず、海外留学の学費を私が建て替えただけで、社会人になった現在、その学費を毎月、少しずつ、私に返金してくれてますよ。私、ちゃんと受け取ってます。それが娘から私への約束でしたから。




だって、娘には、学生の頃から、もし、大学行きたいならNUSかNTUしか、あかん!と言い切ってました。それがあかんかったら、大学へは行かなくてもいい!と、言っていました。




私は、ローカル大学のみ(当時は2校のみ)、他の大学へは、費用の関係で私は娘にオファーしていませんでしたから。とにかく、うちの娘は、ええ、娘やろ?爆笑爆笑 




息子は、奨学金で、SMA(シンガポール国立海事学校)でした。そして、働いてから、会社の命令で、現在通うローカル大学のコースも、全て、会社からの奨学金として、家から学費の負担無しに、大卒という肩書きを手に入れてくれました。つまり、うちは、親の費用負担無しに、2人とも大卒の肩書きを自分で手に入れてくれました。




私は、進路のアドバイスすらも、何もしてませんよ。ホンマに…。




日本の中だと、親が大学の費用を負担して、それが当たり前なのかも?ですが、シンガポール人の親はしないなぁ〜と、私は思いましたし、私でもしませんよ。爆笑爆笑爆笑




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さて、今回も大変長くなり申し訳ありませんでした。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




私はいつもみなさんに感謝しています。



今回、もう少し早く更新するはずが、来週から日本へ帰るので、その準備もできないまま、仕事が込んでいて、忙しくしているのですわ…。




でも、この歳でもしっかりとした収入が確保できている事は大変ありがたく、仕事が忙しいなどと文句をいっていては、バチがあたりますわ。仕事があるだけでも、感謝、感謝…。







では、みなさん、今回もこの辺で。また、次回の更新をお楽しみに。




https://youtu.be/xY22D_88vPQ?si=v4tPcTYsA1XgINby