こんにちは。Bibakoです。

私は、明るい北朝鮮のシンガポールに住んでいます。
私の場合は、シンガポールで骨を埋める日本人であります。

おいおいっ、そんなことは、カンケーないやろっ!



いやいや、カンケーあるねんで!
シンガポールでは、政府に関わる高級官僚やそれなりの力がある人は、自殺なんてあり得ないし、だれも死にませんよ。

だって、ぜんぶ、同じ仲間で同じ方向向いてるから、もし、政府になにか問題があって、政府に関わる人が個人的に『えっ?これは、ダメでしょ!』と、考えても無駄であることを、みんな知ってるんです。

トップダウンで右向け右なので、赤木さんのようにとても『正義感』が強い方がいらしたら、その方は、たぶん、政府の仕事をし始めて、一ヶ月もすれば、『やってらんねーよ!コノヤロウ!』ってことになりますから。

だから、シンガポール政府は、世襲アリアリ、野党の力まるで無しの独裁政治が、なんと、民主主義、資本主義を掲げる国なのに実現されているという、なんとも、不思議な国なんですよ。

だから、人呼んで…

ザ・明るい北朝鮮!




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明るい北朝鮮では、もし、森友問題のような感じの事があっても、政府の内部の人間も、みんな見て見んふりするねん。そんなん、暴いてもなんの得にもならないねん。だから、誰も追求する必要ないねん。

だから、もともと、日本のように、こんな問題があったとしても、公文書の改ざんは必要ないねんで!

だから、だれも自責の念なんかに駆られないし、自殺したりせーへんし、こんな事は、国民の耳に入らないから、だれも、世の中の正義を追求する国民なんておらんねん!




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あのぉ…

私は、知りたがりの性格で、いろいろな世の中の不思議については、自分が気になると、納得が行く答えを見つけるように、調べたり人に聞いたりします。


また、私には厄介な性格がもう一つあります。『正義感が強い』事です。



この正義感というのが、明るい北朝鮮では厄介です。

人はみんな各々の『正義』はお持ちだと思います。

だから、明るい北朝鮮に来たばかりの時には、シンガポールの社会のコミュニティに、腹立って腹立って…ということがありました。

私は政府管轄である、HDBという公団住宅を購入して住んでいるので、HDBの事務所の人と、いろいろな理不尽に対して、喧嘩していた事ありました。
住民の権利が侵されているとも、感じた事もありました。

そんな事にたいして、クレームではなく、リクエストという形で、事務所に、交渉しました。しかも、私は、PRで国民ではないので、私1人で、掛け合ってもなにも取り合ってももらえません。

夫は、いつも、そんな難しい話は『Don't care』であり、一緒にいっても、一言もなにもいいません。もともと、結果が、夫にはわかっているからだと思います。無駄を知っているんです。

それでも、諦めたくないので、最近は、息子が、私を手伝ってくれますが、それでも、いつも、私が我慢しなければならない結果になります。

その度に、事務所の方々からの返答は、『奥さん、ここは日本じゃないんですよ!』という、なんとも、意味深な答えを言われて、あとは、HDBの言いなりにしかならない事を、何度も何度も思い知られました。

教育関係の仕事をするようになってからも、『ここは日本でない!』『日本の教育の考え方は通用しない!』とい事を、嫌というほど感じました。

シンガポールでは、私の正義など、けちょんけちょんにされていますよ。えーんえーんえーん


これらは、具体的な話は、たとえこのブログであっても書けません。

それは、このブログには、シンガポール在住の日本人の方々もたくさん記事を書いたり、読まれたりしています。
迂闊な事を書くと、どこで、シンガポール政府の耳に入るか?わかりませんから。

そうなると、皆様、ご想像ください、Bibakoや私の家族はどうなるのでしょうか?

これこそ、私、森友問題の赤木さんと同じ事をしなければならなくなるかも?しれませんから…




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日本に住む方々には、こんな感じの話は、ピンとこないと思います。

それに、森友問題をマスコミも取り上げて、政府の黒幕的な事や黒幕人物を探りたい一心で、追求してますし、赤木さんの奥様は、これは、家族として、一人の日本国民として、人として、亡くなったご主人の『正義』を世間にも、わかっていただきたいというお気持ちだと思います。

また、これをマスコミが取り上げることで、日本の国民は、みんな、赤木さんの奥様に賛同する思いを抱くのは当たり前です。

私であっても、正義感が強いので、政府の中で、政府のトップ達や高級官僚達が、国民のためではなく、私利私欲のために、その懐を肥やしているとなると、税金を納めている国民はたまったもんじゃないです。

だから、赤木さんの奥様を後押しする世論がたくさんあって当然だと思います。


しか〜し!


ここでも、Bibakoお得意の妄想の世界が炸裂しました。

ここからの話は、私の妄想の世界です。決して、赤木さんの命を軽んじている発言でもありません。

私は、個人的には、赤木さんの『正義』には敬意を感じています。でも、世の中には、『正義感』が強すぎると、とくに、大きな組織では、叩かれるという世の中は、どこの国にでもあります。それが、この世の中だと、私は思っています。


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この話は、私の勝手な妄想の世界の話です。どうぞ、読むに耐えない方は、スルーしていただけますように、お願いします。

ご気分が悪いようでしたら、どうぞ、飛ばして、ここからは、お読みにならない事をお願いします。


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私は、森友問題については、私にとっては『悪』ですので、悪は成敗して『正義』が勝つ姿を望んでいます。


でもね、これが世の中『闇』なんです。時には、正義が悪に敵わないこともあるんです。


赤木さんのように、トップからの圧力で、自分の意志とは違うことをさせられることは、日本では、大企業に勤務すれば、自分のポジションがあがれば、上がるほどあります。

政府は企業ではないですが、感覚的には、日本という『大大企業』というのが、事実なんです。

その大大企業のトップが、私利私欲のために、裏金を受け取ることは、そこで仕事をする者は、暗黙の了解であり、本当は、国民に知らせないほうが、スムーズに、政治が進むというのは、本当だと思います。

ところが、日本の政治は、国民に対しては、透明性を示して、嘘偽りはもちろん許される事ではありません。


しかしながら、日本の中には、こんな話は、政府だけではなく、身近なところでもアルアルです。


さてここで、私の妄想が出てきました。


私は、ハタッと気がつきました。

政府はヤクザの世界と紙一重なんですよ。私の中では…。

例えば、赤木さんの位置は、ヤクザの世界では使い走りの『チンピラ』で、佐川さんは、そのチンピラを取り仕切る『兄貴』のような位置です。政務次官とは、そんな感じに思えてきます。

また、その兄貴は、組を取りしきれません。組の頭は、あくまでも、安倍総理なんですよ。麻生大臣は、副頭のような人ですから、他の支部の組の兄貴頭との繋がりは、うまくもって、あくまでも、組長・頭(安倍総理)を盛りたてなければ、組(自民党)は崩壊するんです。

さて、それを考えると、簡単じゃないですか?

組の兄貴的なヤクザ同士の抗争や組の汚点的な事件があると、組長が絡んでいても、刑務所に入るのは、誰?

たいてい、いてもいなくてもいい『チンピラ』の中で、威勢の良い子に白羽の矢があたります。
そのかわり、そのチンピラは、刑務所から出ると『兄貴』という位置が、そのチンピラに確保されているものです。出世するんです。

だから、森友問題が国会で取り上げられて、安倍総理(組長)が、窮地に立たされていても、赤木さんもずっと改ざんしてない、知らないで通していると、佐川さんのように、普通なら、救いようがないときでも、政府に守ってもらえるんですよ。


赤木さんは、人としては、素晴らしい方だと思えます。でも、政府の仕事をするには、適職ではなかったのかも?しれません。

赤木さんが、政府の中でやっていけなかったのは、正義感が強すぎた事だと私は思えます。

赤木さんは、正義感が強い素晴らしい人だから、いくら、上司から『改ざんしろ!』といわれても、正義が勝ってしまい、初めは断われたんだと思います。

じゃあ、赤木さんが断っても、何故?許されなかったかは、もちろん、これも、ヤクザの世界でも同じです。

組の計画を偶然にでもきいたらなら、そんな人を組は、離しておくわけないじゃないですか?

これは、簡単に、ヤクザ映画のいち場面でいうと…


組員 :  組長、この話はあっしは、忘れやす。約束しやす、けど、あっしは今日で『カタギ』にならしていただきたいのですが…


組長 :  ほぉ、お前もカタギになりたいわけか…良かろう。指つめな、カタギに記しとしてな…

ほれ、こいつにアレ、用意してやれ!

副頭 : へぃ、組長、かしこまりました。こら、お前らアレを用意してやりな…

と、目で若い衆に合図、その瞬間、カタギになるどころか、その場で、若い衆に殺されてしまった、組員…

副頭 : ほれ、後始末うまくやれよ!

若い衆 : へぃっ!

キャスト
組長 安倍総理
副頭 麻生大臣
若い衆 佐川局長
組員 赤木さん



こんな場面、皆さんも、観たことあるでしょ?えっ?ない?






例えば、こんなヤクザの世界のように、組の秘密を知った組員は、もう、組に協力するしか生き残れる道がないんですよ。

それは、その秘密を知った者が、裏切る可能性があるからです。他の組にチクられたり、警察にチクられると、組はどうなりますか?

それりゃ、断っても断っても、上から圧力かけられますよね。でも、あまりにも断ると、どうなりますか?身の危険を感じますよね。

それで、赤木さんは、改ざんの文書を作ってしまわれたんですよね。

そこで、佐川さんのような割り切りがあれば、赤木さんも自殺はしなかったんじゃないですか?人から中傷されても、自分の面の皮さえ厚くして、総理やその手下の黒幕の方々を信じていると、そんな中傷も、すぐに、もみ消しできると、佐川さんは、わかっていたんだと思います。

もしかしたら、裏では、佐川さんも、赤木さんをなだめていたかも?しれませんよ。『僕達は、上には勝てないんだよ』『言うこと聞くしかないんだよ』『賢くなれよ!』って。


組の計画に手を貸したのに(佐川さん、赤木さん)、結局はその計画が警察(マスコミ・野党・国民)にバレて、組長(安倍総理)がパクられるから、チンピラ(赤木さん、佐川さん)が代わりに刑務所(世間の目)へという状況が、森友問題の全貌ですよ。

さらには、黒幕人物(私の予想は麻生大臣)は、チンピラの中でも、組に非協力な組員を排除するために、同士(佐川さん、赤木さん)で抗争させて、組長(安倍総理)を守って、組に協力的な(佐川さん)だけ、命助けてやるという、ヤクザアルアルの手口ですね、これは。

もともと、組に非協力なチンピラでも、人間ですから、組長や黒幕の大きな力に、恐怖に駆られてパニックすると、同じ死ぬなら、自分で…という感じの選択なのかも?しれません。または、人目にはつかない刺客を送って、パニックを誘発して、自殺に仕向けてのかも?しれません。


だから、チンピラの女房(赤木さんの奥さん)は、そんな組の裏を知らないので、夫の仇という意味で、組長(安倍総理・国)や直接手をかけた兄貴分(佐川さん)に仇討ちしたくなるんですよ。

でも、結局どうなりますか?

相手が大きいほど、女房が勝利する確率少ないですよね。組は、こんな小さな力は、屁とも思ってませんよ。






組は組織が大きいんです。女房の助っ人が、いくら、腕のいいスナイパーであっても、組織には、さらに腕のいいスナイパーは、既におりますから。

勝てますか?この勝負…


というのが、私の妄想の世界です。


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森友問題に関わらず、国や会社の不正をいくら内部告発しても、勝てるチャンスはかなり少ないです。

だからといって、諦めるのはいけないし、声をあげる人の勇気や努力は、尊敬できる部分だと思えます。

今の日本の中は、残念ながら、『我関せず』『個人主義』という、ゆとり世代の典型とも言える方々が、日本の社会の中心層を占めています。

そんな世の中だからこそ、森友問題には、みなさん関心をもって、正義は追求してもらいたいですね。

ただ、赤木さんの奥さん、タイミング悪いよ!ほんとに。
これを、国民にも後押ししてもらいたいなら、コロナウイルスがある程度落ち着いてからでないと、このタイミングだと、勝算は低いかも?しれません。


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森友問題や経済政策、オリンピック問題も、国会では、論争がありますが、これも、いまは、後回ししてもらいたいです。

今は、特に、東京のエリアは、コロナウイルスを早く封じ込めることをしなければ、何も世の中の事が、すすまないように思います。

せっかくの経済政策や現金支給があったとして、投じたとしても、まずは、政府から国民みなさんに、安心宣言できない事には、都民だけでなく、国民の生活を取り戻すことはできません。

いまは、真剣に、各自治体の単位で、そこで暮らす方々は、力を合わせて、政府や自治体の要請には、協力する必要はあると思います。

コロナウイルスは、日本の場合は、感染者が多い地区と全然感染者がいない地区とは、同じ対策は無理です。

まずは、感染者が多いエリアと都会のエリアは、自治体の判断で、せめて、和歌山式で、クラスターの封じ込めをいち早くする事で、早く、出口が見えるのではないでしょうか?

でも、日本国民の方々は、勘違いしてはいけません。

この3連休で、『自粛要請疲れ』の気の緩みで、外に出られている方々、人が多いところには行かれないほうがいいですよ。

今日の鎌倉市は、久しぶりの人で賑わったようです。

でも、大変危険だと、TVで感染症研究者の方々が口を揃えておっしゃっていました。

昨日の発表は、あくまでも、状況説明であり『安全宣言』ではありません。


みなさん、どうぞ、気の緩みから感染しないように、お気をつけてお過ごしくださいね。