こんにちは。Bibakoです。

あのぉ…大変お恥ずかしながら、私、国際結婚で夫はシンガポール人でありながら、英語ほとんど初心者レベルです。

しかも、私が、何年シンガポールに住んでると思いますか?
もう、かれこれ30年弱ほどここに住んでいるんですよぉー!

私はもともと英語は好きでない、その上、海外志向など微塵もなく、若い頃は、地元から出たくないタイプであった。

私は本当の意味で『関西人のサラブレッド』であり、ご先祖様を代々遡っても、父方は大阪と神戸、母方は京都であった。

こんな人なので、『I Love 京阪神』それに尽きない。

若い頃から、東京などに憧れたこともなく、地元大阪大好き、次いで、私が小学校から育った阪神間、親戚がいる京都市内や京阪エリア、奈良には縁が薄いが、私の中では、私は死ぬまで京阪神から離れることなど考えた事もなかった。

付き合っていた元かれも、地元出身であったし、そんな私が、運命の悪戯的に、結婚した相手は、日本語ペラペラのシンガポール人の夫であった。

とりあえず断っておくが、私達の結婚は、夫が日本語ペラペラだったから、成立した。

夫が日本語話せないと、絶対に私達は結婚できるはずなかった。
だって、私、大阪弁以外の言葉は、話せないに等しい人間であった。


あらまっ!それほんまぁ?



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ちょっとここで、関西弁の話をしよう。

私、英語はだめでも、関西弁にかけては、どこの言葉でもすぐに使える。

一口に関西弁といっても、厳密には結構細かい違いがある。
大阪弁でも、河内弁、岸和田弁など泉州の言葉は少し違う。

奈良や三重に近いエリアの大阪弁は、奈良弁といわれており、そちらも独特の使い方がある。

京都には、京都弁があり、これは独特の発音や言葉も少し違う。
しかしながら、京都弁は、関西弁きっての皮肉が実にうまく述べられる言葉であり、皮肉なのに綺麗に聞こえる、面白いほど嫌味言葉がうまい言葉でもある。

阪神間に行くと、こちらは、神戸弁のエリアになる。これも実に軽快である。神戸弁は京都弁の逆である。嫌味も褒めもストレートである。言葉の語尾が大阪弁とは少し違うのである。

でも、私は、どこの言葉でも、そこの地元民と変わらないくらい、短時間で上手に使いこなせるようになるのである。

さすがに、関西人のサラブレッドである。もともとの私の家での言葉は、大阪弁と神戸弁、京都弁のミックスである。

今や全国区的な大阪弁は、それが、いわば『大阪の中心部で使われていた言葉』である。

大阪弁を全国区にしたのは、やはり、吉本の大阪の芸人さん達が、東京に進出した事が、大きく貢献していると思う。

しかしながら、厳密にいうと、明石家さんまさんのオリジナルの言葉は、奈良弁である。今は、東京弁と混ざった不思議な大阪弁も使われている事もあるが、芸のうちか?



さらには、ちょっとオーバー気味なダウンタウンの松本さんや浜田さんの尼崎出身の神戸弁ベースの大阪弁。

おっさん言葉をふんだんに使っているのが、笑いを誘う。でも、今やお二人の大阪弁は、明石家さんまさんと同じレベルで、東京スタイルである。なんだか寂しささえも覚える。

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ダウンタウンさんといえば、私は個人的に、とても身近に感じる芸人さんである。

お二人とも、尼崎の出身であり、私の友人も尼崎に暮らしている。

尼崎は、阪神のこうもり地区と呼ぶ!これは、私が勝手に呼んでいる…。笑い泣き笑い泣き  でもそれは、私的には理由がある。


尼崎は兵庫県であるのに、大阪西区や西淀川区とよく間違えられる。

そして、尼崎住民は、どうゆうわけだか、自分の都合で、大阪住民のフリをするのだ!

また、逆に、何かハイソなイメージを人から持たれたいとには、自分達は尼崎住民ではなく、西宮住民のフリをするのである!

尼崎は南のエリアほど庶民的で下町イメージである。

市内の一番南は、阪神尼崎、真ん中がJR尼崎またはJR立花、北が阪急神戸線の武庫之荘で、市内を横に電車が通っているが、市内の北側を走る阪急沿線は、阪神間では、高級イメージ地区を走っている電車のイメージである。

阪急電鉄神戸線車両


つまり、尼崎は北に行くほど高級イメージなのである。

だから、阪神尼の近くに住んでいる尼崎住民は、自分の家は武庫之荘にあるフリをするのだ。


また、河川でも、それを表現する。


尼崎の西側に武庫川があり、その向こうには、関西きっての高級住宅のイメージをもつ、芦屋もあり、神戸東灘区もそのイメージである。
尼崎の南側には、淀川が流れる。この向こうは、大阪西淀川区、西区、淀川を挟んで福島区にもつながっている。

もともと大阪のそのエリアは下町であったが、現在は大阪の再開発も進み都会的なイメージであり、福島区は、尼崎からすると、大阪北の大都会への入口にもなる。

だから、ここでも、自分は芦屋、西宮の住民、または、大阪市内の大都会の住民といい、ここでも、自爆ネタで笑わせてくれるのが、尼崎住民のイメージなのだ。

でも、これはあくまでもイメージだけで、みんなそんな人ばかりてはないし、私の知り合いの尼崎住民が、そんな尼崎住民であるので、あくまでも、これは、私個人的な見解である。


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話を、もとに戻すが…


私の地元が尼崎の近隣という事もあり、その関係から、ダウンタウンさんの浜田さんと同じ高校に通っていた同級生もいる。しかも私は、松本さんと浜田さんと同い年である。

私は、お二人とは直接の知り合いではないが、どうゆうわけだか、自分の友人の知り合いの知り合い…という具合にたどっていくと、お二人にたどり着くのが不思議であった。

阪神間って、広いようで意外と狭い。ガーンびっくりびっくり 思わぬ知り合い感覚を、お二人に覚えてしまうのだった。





そして、私はお笑い大好き。ラブラブ

でも、お笑いオタクではないし、芸人の追っかけでもないが、心斎橋にある吉本の劇場『2丁目劇場』でダウンタウンさん達の漫才を見たことがあった。

ダウンタウンさんが、NSCの確か一期生でそこを卒業したての頃、『2丁目劇場』におもろい子がおるでと、友人に誘われて、ダウンタウンさんの漫才を初めて生で見た。

めちゃくちゃ面白くて、友人が、イチオシしていた意味が理解できた。
そうこうしていると、さすが、お二人はあっという間にメジャーになられて、その後は東京に進出された。

その頃は既に、明石家さんまさんや鶴瓶さん達が、東京に進出なさっていたので、大阪弁は全国区になっていた。

ダウンタウンさんも、現在お二人は、吉本の大御所芸人。

本当に、勝手な思いだが、友人の成功を喜んでいる感じで、シンガポールでもお二人を応援している。


私の全然直接の知り合いではないのに、友人感覚に陥ってしまう、まっちゃん、ハマちやん!

実は、この『ハマちゃん』、大阪弁の発音、東京の人はちゃうで!

ハマちゃんという呼び方や鶴瓶さんの呼び方は発音は、大阪弁独特の発音があり、TVでアナウンサーなどが、それぞれを呼ぶとき、発音が東京発音なので、私的には嬉しくない!

大阪弁の発音で呼んでほしいなぁ〜と思うのは、私だけやろか?



こちらも、今は大物芸人の笑福亭鶴瓶さん。『落語ができない噺家』で、一世を風靡した。

その頃からずっと、バラエティー番組で大活躍なさっていた。私の大好きな芸人さんである。


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私に、大阪弁を語らせると、話が尽きない。こんなにも、大阪弁が好きで、日本語が好きで、阪神間に執着心があったBibakoであった!

私にとっては、大阪弁も含める『日本語』は完璧である。

『話す、聞く、読む、書く』に加えて、語彙を正しく理解して使えるという、完全習得レベルの言語である。


なに偉そーにゆーてんねん!日本人やから、当たり前や!


いやいや、最近の日本人は、日本語が完璧ではない人が多いのである!

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私の中での『英語』については、語学の興味度は『ゼロ』というレベルの言語であり、学生の頃は、寧ろ、学習することの意味も見いだせなかった。

しかしながら、私と英語は生まれたときからかなり深い『縁』もあった。

うちのの母方の母の姉、つまり、叔母は、アメリカ人と国際結婚をしていて、いとこには『ハーフのアメリカ人』がいる、という家庭環境であった。

そんな環境にありながら、私は海外志向もなく、英語にも全く見向きもしないで、私の中には『英語への興味』欠片もなかった。

しかしながら、そんな私が、現在はシンガポールで暮らして、骨まで埋める覚悟を強いられている。

今となっては諦めているが、英語から私は一生逃げられない運命である。これこそ、英語と私は『因縁』とでも言うべき関係であった!

どこでどう間違ったのだろうか?

私に代わって神様に抗議してくださる、豊田さん!


私的には、神様はハゲやねん…笑い泣き笑い泣き笑い泣き


とりあえず、私はシンガポールにきてから、語学学校には通った事はないが、生活の中で火事場の馬鹿力的に、英語と広東語を話したり、聞けたりするレベルになった。

日本人は、英語云々というけど、そんなに習得したければ、日本語のない環境で、半年ほどすると、異言語であっても、人間は絶対に話せたり聞けたりできるようになるのである!

私の経験からの話である!

私の広東語は、夫のおばあちゃんと同居していたので、夫よりも一日の時間はおばあちゃんと過ごしている時間のは方が長かった。

そのおかげで、私が日本の中では、聞いたこともなく、もちろん使ったこともない、全く知らない『広東語』については、半年くらいで、おばあちゃんと会話できるようになった。

それは、おばあちゃんは、英語も華語(北京語)も話せなかったからだった。当然、日本語も。今となっては、ありがたかった。ウインクウインク

私は、おばあちゃんが亡くなるまでは、英語よりも広東語のほうがうまかった。

でも、おばあちゃんが亡くなると、どんどん広東語は忘れる一方であり、現在は、相手が話すことは理解できるが、こちらが話そうとすると、忘れている語彙がかなりある事に気がつく。

つまり、あとから入ってきた言語は、それを毎日使わないと、忘れてしまうのである。

日本人の英語も同じであると思う。


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海外暮らしがいくら長くても、日本人はオリジナルの言語が日本語なので、日本に帰ると、何年かで英語はほとんど使えなくなる。特に、大人はそうである。

しかしながら、最近のお母さん達は、海外赴任になると、お子さんに英語ばかりに焦点があたり、肝心の日本語をおろそかにしている傾向がある。

それでは、子供は日本人ではなくなってしまう。

つまり、そんな教育を、親から受けると、そんな家のお子さん達は、日本に帰っても浮いてしまう日本人になってしまうことが多い。

学校でも職場でも、『帰国子女』は日本では浮いてしまわれる方々多い。でも、これは、本人のせいではなく、紛れもなく親のせいなのである。

海外で暮らしても、日本語は学校機関で学んでいなければ習得できない。
日本人でありながら、日本語が習得できていない大人が、最近多く目立つのである。

そんな人は、日本人でありながら、英語ばかりに焦点を当てた教育を受けて育った方が目立つ。つまり、日本人が日本語をおろそかにすると、日本人同士のコミュニケーションがうまくいかなくなるのだ。

『英語かぶれの日本人』というべき、変な日本人ができあがる。

エイリアン先生はその典型であった。
彼女の場合は帰国子女でない!

彼女の中にある『過度な白人に対する憧れ』が、彼女をそう仕上げたのかもしれなかった。

その挙げ句、彼女は自分のお子さん達にも、普段から、英語で話かけるようだった。彼女は、こんな変な日本人お母さんなのだ!

でも、こんなお母さんは、彼女だけでなく、シンガポールのインター校にお子さんを通わせている方々には『いるいる』タイプなのだ!

そんな方々は、何故だか、日本語や日本人がダサいらしく、自分は外人だそうだ!

何故だか、日本人で、特に英語ができない人を蔑む傾向であり、日本人のお母さん達の中には入りたがらないくせに、日本人コミュニティからも抜けない『英語かぶれの日本人』達のである。

そんなお母さんに育てられた子供は、たまったもんじゃない!

必ず、大人になるに従い、日本人なのに日本語で苦労したり、日本人の友人や日本人の同僚とはうまくない日本人になってしまうことが大変多いのである。

こんな人は、ご本人のせいでなく『英語かぶれの日本人の親』が生み出した、負の産物であると私は思う。

日本人は海外で暮らしていても、日本語は第一言語として、せめて、義務教育終了レベルの日本語は身につけなければならない。

塾で学年相当の読み書きができても、日本人としてはそれだけでは不十分であること、日本人として自覚してもらいたい!

日本人の親は、お子さんの日本語については、学習塾で補うといいと考えがちである!





これこそ、大きな間違いである!



日本人としては、読み書きができるだけでは不充分なのだ!聞く、話すスキルが、実際には、塾では補えないのだ!

つまり、家や日本の親戚、少数の日本人の友人からでは、日本語を話せていたとしても、相手の言葉の意味が理解できない場合が多くあり、日本人でありながら、日本人とのコミュニケーションが取れなくなるのだ!

塾では『話す』『聞く』の習得が日本人としては不十分になること、我が子が日本人なら覚えておかないといけない!

また、国語の塾嫌いな日本人の子供だと、日本人なのに、日本語を余分に勉強させられている感が、お子さんが学年を増す毎に大きくなる場合がある。

そして、最終的には、面倒くさいといって、文章も英語、読書も英語で行う日本人のお子さんがインターのG5以降のお子さんに多く見られるようになる。

また、ローカル学校に通うお子さんは、もっと程度か悪いお子さんも多く見られる。

親が、補習校にも継承にも通わせていない、勉強は、日本の書店から選んだ学年相当の国語の問題集しかやらせていないという、もっと日本語のレベルが悪い日本人の子供達も存在する。

これは完全に、親が間違っている。

日本人のお子さんには、せめて、国語の学習塾に通わせることは、日本人としては、必要最低限の事である。

こんな間違った教育指導をお子さんに施す親は、日本人のお子さんの親として、大変危険行為である。


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日本人のお子さんの英語学習は、子供が義務教育を受ける年齢までは、日本語ありきの英語でなければならない。
海外に出たからと、英語環境重視の学校選択は、日本人にとっては、役不足なのである。

だからといって、海外にいながら、日本人学校もねぇ…というなら、インター校に入学すればいいと思う。
でも、シンガポールは他の外国よりは恵まれている事を忘れずに、必ず『補習校』や『継承学校』で、国語の教科書を用いた『国語』の学習を日本人のお子さん達には、受けてもらうほうが好ましい。

だだし、シンガポール駐在が2-3年であれば、お子さん達の国語は、塾の勉強だけでもいいかもしれない。日本に帰ると補える。

でも、シンガポールのあと、また、別の海外への移動の可能性があるご家庭の場合は、シンガポールだけでも、せめて、補習校や継承学校で、国語の教科書を用いた授業を受けてもらいたいと考える。これは、日本人のお子さんのためです!親は、日本人の子供を持っているなら、『日本人』に育ててあげてください!

変な日本語をつかう、また、相手が話す事も正しく解釈できない大人にだけは育てあげないでいただきたいものである。  

さらには、英語習得は、話せる聞けるのベースを作るものは、読み書きの力でもある。しっかり、読み書きも日本人が英語を習得したいなら、必要不可欠である。

会話や発音ばかりに気を取られてないで、本気で習得したければ、英語の読み書き力も、おこさんには、必要不可欠とお考えください。

大人は別。仕事で英語をつかわないなら、いまさら、英語の読み書きをわざわざ学校機関で学習しなくても、英字新聞を読むように普段からすると、大人であれば十分です。

子供には、この学習方法はハードルが高いため、おこさんの英語学習は、シンガポールでは、インター校で学習させてあげてください。

ローカル学校には、できるだけ入学させないで、たとえ、入学させても、小学校の間に、インター校か日本人学校に編入なさってください。まかり間違っても、『PSLE』のあと、セカンダリーには入学しないように!

お子さんが『小卒』になる可能性が高くなるだけですから。

特に、勉強に焦点あたってないなら、お辞めください。
また、ローカルのセカンダリーに入学させたいなら、幼稚園の頃から、他の日本人の親や子供の事は見ないで、『東大入学させる』という気持ちで、お子さんが幼稚園のころから、英語、中国語、算数の勉強させてくださいね。

それが、唯一、ローカル学校で安心してお子さんが通える方法になります。

これについては、私は嫌というほど記事アップしてます。ご興味がおありであれば、私の記事の一覧からご覧ください。

とりあえず、日本人なら、まずは日本語を完璧にしてもらい、その後『英語』で十分である。また、日本人が求める英語会話レベルなら、私でも、30歳すぎてからの習得でも、日本語環境でない場所に身を置くと誰でも話せる聞けるようになる!

だから、私は、日本人のお子さん達の幼児の英語学習はあまり、個人的には好きでない。

まずは、完璧な日本語だろうが?と思うのは私だけであろうか?

日本人達よ!何故、英語学習を急ぐ必要があるのだ?私には、理解できない!

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英語や異言語は、本人がやる気になれば、私のように何歳からでも、日本語のない世界飛び込むと、半年くらいで話せるようになる!

私のように、大阪弁は完璧という人でも、異言語は、日本語がない環境に身をおくと、すぐに慣れて、話せるようになる。つまり、自分のベースに完璧な言語を持つ人は、耳が発達するのである。

日本人は、英語の発音ばかりにこだわるが、日本語を外国人に教えるときには、生徒の日本語の発音などは、あまり気にしていない。

英語は発音で意味がかわるわけでない。

中国語は違う!4トーンは華語、広東語に関しては6トーンあり、発音を間違えると意味までかわる。

日本語は、標準語でも大阪弁でも、ほとんど、その語彙の意味は何も変わらない。だから、外国人でも、発音が怪しい日本語でも、通用するのだ!

日本人は、英語の発音をこだわるより、もっときちんと英語を習得したければ、読み書きをたくさんしてから、次に耳を発達させて英語を『聞く』、そうすると、必ず話せるのだ。

言語は耳からであり、異言語のときは、この耳が役に立つのである。
そして、言語を習得するためには、まずは、自分自身、完璧な自分の母語語の言語を身につけるべきである。

英語を習得したければ、まずは、日本人は正しい日本語を学習してもらいたいと私は切に思う。