こんにちは。Bibakoです。

私は、シンガポールに長く暮らしている。海外から見ると、日本の国は、なんだか人に優しすぎて、国民が胡座をかいているように思える。

例えば、私は教師なので、今の学校の問題として上がる『イジメ』『モンスターペアレント』『不登校』学校給食に於ける『食物アレルギー対応』などについても、学校や教育委員会、市町村などの自治体の対応、教師の対応は当時者に『優しすぎ』であると感じる。

ほんまに、お前ら!国民も野党も、文句ばかりいいやがって!だったら、お前が首相になれよ!バカヤロウ!やれるなら、やったらええやん。俺だって、もう充分だって思ってるんだよっ!



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では、シンガポール🇸🇬ではどうか?

あり得ない!


シンガポール🇸🇬は、『国民に優しい国』でもない。また、親も子供に優しいわけではない。


国民も、我が子も、トラブルは自分で解決しろよ、バカヤロウ!




例えば、私は教師なので、シンガポールと日本の『優し度』の違いとして、学校問題について例を挙げてみる。


シンガポールでは、学校と家庭の線引きがちゃんとあり、学校の位置づけやそこで働く教師の職業意識は、日本とは全然違う。

シンガポール🇸🇬は、教育に関しても、日本よりも事務的であり、国民は、義務教育以外の学校には、通いたくなければ、通わなくていい!先生もわざわざ『学校に来なさい!』と、呼びに行かない。


これは、シンガポールの法律的なところで決まっている。ただし、義務教育の期間は6年間であるので、シンガポールでは、義務教育と言う学校は『小学校』だけだ。


幼稚園、保育園、セカンダリー(中高一貫校のような学校)などは、親が通わせたくない、子供が行きたくなければいかなくてもいい。誰も何も言わない。



シンガポールでは、教師の職業意識は『生徒に学問を教える』なので、生徒の社会性については、『ご家庭でご指導したり、親が躾けてください』と言うものだ。




これが、政府の教育を管轄する機関や文科省(MOE)の規定の中に明記されている。つまり、イジメや不登校児についての対応は、学校でしてもしなくても良い。


生徒の勉強以外の事は、学校や教師が個人的に対応するのは自由だが、そんな子供の問題は、親が対処するのが当たり前とされている。


子供の疾患やアレルギーについても、学校は個人的に対応してもいいが、何もしなくても間違っていない。それも、政府の教育機関の中では、上記と同じ理由で明確に表記されている。


つまり、日本の学校で学校で起こる『学校問題』についても、学校や教師は、その人が個人的に対応する事については規定はないが、そんな責任を持たなければならない事を、学校も教師の中で、したいと言う人は、ほとんど存在しない。



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では、日本の学校問題に対して、シンガポールの学校ではどんな対応なのか?を挙げてみる。


①イジメ

これは簡単である。学校は、加害者と被害者の親の連絡先を交換するだけだ。そのあとは、家同士でも話し合いするだけである。
イジメを苦に子供が自殺しようが、イジメが原因で、子供が不登校や引きこもりになっても、学校も教師も、責任を持つ必要はない。
ただ、個人的に親切心で、相談にのったり、何かのアドバイスをしたり、教員が個人的に対応するのは、特に構わない。規制はない。でも、それをする教員は少ない。

だから、親も、学校には、イジメの事実しか報告しないし、学校や先生には対応を求めない。


②不登校、引きこもり

生徒が義務教育期間であると、先生から親に話がある。親が子供を学校にいかせるようにしなければ、今度は、親が警察に捕まるだけである。裁判にかけられる。

義務教育は、退学できないので、親や保護者は、子供に義務教育を受けさせるのが法律で定められているので、それができてなければ、親や子供の保護者が、法律で裁かれるだけだ。子供が学校の行かない理由は考慮されない。

セカンダリーの生徒の不登校。これは、先生から親に話しがあり、出席日数が足りなくなると、自動的に退学になるだけだ。至って簡単である。

つまり、何が起こっても、親が自分の子供には責任持つだけである。


③モンスターペアレント

これは、シンガポールの社会の『カスハラ』と同じ対応。学校も教師も、理不尽な要求には従わない。また、シンガポール人は、そんな時間の無駄をしたくない人ばかりだ。
でも、文句だけは学校に言う親はたくさんいる。自分のストレスは発散させる事は、シンガポール人の親でもする。

その事で、教師と親が、たとえ掴み合いの喧嘩になっても、誰も知らん顔になるし、それがひどくなると、2人とも警察に連行されるだけなのである。


④食物アレルギーなどの子供の疾患、発作

学校側は、医療行為は行えない規定があり、エピペンなどは医療行為に入るので、医師資格や看護師の資格がない人はしていけない。
学校で行えるのは、応急処置(first Aid)である。

怪我の対応も、病院などで手当てが必要な怪我が学校で起こった場合、シンガポール管轄の幼稚園、保育園、小学校からセカンダリーまでは、政府機関から、子供達は保険に入る義務があり、政府機関から、学校で起こった怪我に対しては、その医療費は政府が負担するような形で(たぶん、その金額の上限はあると思うが)医療費は保証される。ただし、学校の校門の外であると、保険適用はない。遠足なども、幼稚園から高校まで、親の同意書を提出させられる。

内容は、学校の外の事故については、学校は責任を負わない。もし、納得しないなら、お子さんは遠足や修学旅行(セカンダリー)などに参加しなくていいので、自宅待機してくださいと言うものだ。至って簡単なのだ。


日本と違うのは、学校で起こった子供の怪我でも、例えば、その怪我が原因で、子供に後遺症が残る場合や身体障害になった場合でも、親は、学校相手に裁判はできない。

もともと、入学の際の同意書の中には、学校で起こった怪我については、治療費は政府の保険でカバーすると明記されており、その後(後遺症など)については、学校の責任負担ではない、と、入学の際の入学同意書の内容に含まれている。


入学の際に、親は学校の入学関連の書類にサインするが、そのサインについて、幼稚園、保育園は学校で作成された書類であるが、小学校以上の学校については、シンガポールは全て公立学校であるため、学校の入学書類は全て、規定のものが文科省で作成されているので、学校の責任については、暗黙の了解的に、シンガポール国民ならみんな知ってる。


国民が政治を訴える事も、シンガポールの法律ではできない。反対に政府が国民を訴える事はできる。つまり、こんなところでも、『明るい北朝鮮』の意味はあるのである。




僕も、お国が変わっても、お役に立ってますよね?シンガポール🇸🇬のみなさん!




シンガポールの学校は公立機関であるので、政府という位置づけである。
だから、子供が学校の中で怪我をしたとき、治療費の保証はあっても、後遺症などについては、学校を訴える事が出来ないようになっているのだ。


日本人学校やインター校なら、それは、その国の管轄であるので、その国々で対応は違うかもしれない。


でも、ローカルに通う日本人の親達は、こんな事は誰も知らない。また、ハーフのお子さんを持つシンガポール人の親やシンガポール人の親でも、これを知らない人もいる。



それは、シンガポール人は、自分の子供の事であっても、何か起こらないことには、前々から調べたり、考えたりする人は少ない。

つまり、シンガポール人🇸🇬達は『転ばぬ先の杖』を知らない国民なので、シンガポールの教育システムや学校の規定などには、あまり興味を持たない人も多い。
でも、そんなシンガポール人でも、セカンダリーを卒業する頃に、みんな親は、自分の知識のなさに気がつく。


でも、シンガポール人はもともとが『南国人気質🏝』である。我が子の事でも…

Don’t Care Lah....!!! Not my problem lah..!! ( もうええかぁ〜!こんなん、あたしの問題ちゃうわ!子供の問題やん!知らんわっ!もう、子供大きしな、勝手にしたらええんねん!)




シンガポール人の親は、日本人の親ほど子供については優しくないし、我が子の事でも、我が子が失敗したら、『勝手にしろっ!』的に、大きくなった子供の事は子供の問題とし、親としては、あまり、深く物を考えていない人のほうが多い。


シンガポール人の親達は、子供の失敗は、親の責任ではなく、すでに大きくなっている子供の自身の責任とばかりに、あとは、なんとでもなれと、子供の進路や将来的な仕事についても、軌道を修正してあげることもしない。

大きくなったら、子供に任せる的に勝手にすればいいと匙を投げて、子供が自分で考えて、自分の将来を考えて進んでいくような感じである。


日本人の親のように、子供がセカンダリーくらいになっら、我が子に対しても、手取り足とりなどはないし、そんな考えは、シンガポール人の親たちにはない!


そこが、親も我が子に対しても、日本人ほど優しくないのだ。



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また、日本には、シンガポール人から見るとくだらない事件や考えられない事件が後を絶たない。

例えば、ネット炎上による被害、事件。『バイトテロ』や、SNSを利用した『個人的な誹謗中傷』。

これらは、シンガポールにはない!何故か?

それは、メディアの規制が日本のレベルでなない。まるで、その内容は、共産主義的な国のように、国民が国に管理されている。
だから、メディアについても、SNSについても、中国や北朝鮮ほどでないにしろ、個人的な投稿なども、電話の通話の内容も全てにおいて、政府は必要であれば調べる事は可能になっている。

だから、政府の規定に触れるものは、勝手に削除されているし、ネット炎上はシンガポールにはない。ある程度その記事についての意見数が規定の数を超えると、勝手に削除されているし、その規定の数というのは、国民は誰も知らない。

日本のように、あっと言う間に何万人と言う人が、いいね👍やそれについての意見をツイッターなどに書いても、政府の決めた数に達すると、勝手にその記事は消える。

だから、シンガポールには、ネット炎上などない。政府の判断で、国民に影響がある、または、国に影響があると判断するまでもなく、そんなシステムを組み込む事で、SNSの中で、いい投稿でも、悪い投稿でも自動的に消える。

だから、実際には、何もしなければ、日本のように何十万人と言う意見が集まる、シンガポールの中での投稿もあるのかも?しれないが、シンガポールの住む人は誰も知らない。

また、不純異性行為や詐欺的な内容のサイトも、政府の規定に引っかかる内容は、載せていても、数日後には勝手に削除される。


ただ、ポルノ的な動画やAVについては、政府の規制に引っかかると削除はされるが、海外(日本からも)入ってくるものは、センサーが追いつかず、削除も順番となるため、長く、ズバリッ!て感じのものが、シンガポール人に受けてこっそり見ている男性もたくさんいるが…。うちの夫も、ズバリ物を観ている時があり、私は呆れている。

あーあ、人の『H』観てどこがええねん?大抵の人は、自分も同じ事やってるやん!珍しい事ないやん。アホラシ…もう、寝さしてもらうわ!




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シンガポールの政府のメディア規制のカラクリは、携帯の契約も政府の管理下にあり、シンガポールの携帯は、IDカードやパスポート、ビザなど、身分証明書を提出しなければ買えないし、契約できない。
それらの身分証明は、政府の管理下にある。だから、携帯番号で誰が使用しているのかは、政府は把握している。SIMカードであっても同じだ。

家や会社のインターネットやシンガポールで使用されている全てのWifiの契約も同じ。携帯電話、固定電話、TV、新聞など全てのメディアの規制の権利は、シンガポールでは政府の管理下である。

メディア関連の事は、インターネットも含めて全て政府の管理下にある。シンガポール政府はメディアの支配権を行使して、防犯をしているといえばそうだが、これも、逆に言うと『明るい北朝鮮』だと言う意味である。


例えば、学校のいじめ問題が、日本と同じような感じで起こり、子供達がラインで被害者を誹謗中傷していたら、親が教育機関に訴えると、もちろん、誰がその携帯の使用者で、発信源やラインの内容も全部閲覧できる。そして、シンガポールは警察の力は強いので、その子供は逮捕されるというわけである。

でも、先程も述べたように、これをするのも親の仕事であるので、シンガポールの学校のイジメが、日本ほどに発展しないのも、子供でも、携帯などを使ってやると、自分が逮捕される事くらいはわかる。少年法もないシンガポールでは、未成年の犯罪も、たとえ小学生の殺人犯がいても、死刑は死刑なのである。年齢など関係ない。関係あるのは、罪の深さであり、人を更生させるにしても、殺人や薬物使用などは、更生させる必要ないと言う意味だ。


そんな事を考えていると、明るい北朝鮮🇰🇵のシンガポールは、マイナスな点も多いが、プラスで考えると、こんな社会のあり方は、今の日本の中を考えると私的には好きだ!


僕って、ちょっと、いい具合に活躍できてますかねぇ?シンガポール🇸🇬のみなさん!



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日本は、人の事を考える事は大切だし、人を助けてあげたり、ノミのような小さな虫にも、命があり命を大切にする観点から、凶悪犯でも、更生させてもらい、生きるチャンスがもらえる。また、地震のなどの時は、知らない人同士でも助け合ったりできる、素晴らしい国民がいる国だと思う。

これが、日本の良い部分だと思う。




しかぁーし!




日本は、国民が人に優しく、政府も人に優しい。また、親も我が子に優しい。でも、それで通用したのは、昔の話である。



今の日本人の多くは、日本人エイリアン👽の素質を持っている人達や完全なる日本人エイリアンがたくさんいるのである。

そんな人達は、基本的には『自分の事だけしか見えていない』『自分が、自分勝手である事の自覚がない』と言う人達であり、常識も道徳も、エイリアン👽達独自の考えによるものだ。



だから、日本も、もしかしたら、シンガポール🇸🇬を見習って、メディアの規制は『明るい北朝鮮🇰🇵』、学校や教育委員会、教師の職業意識は『シンガポールの教育省』的な方向へ路線変更した方が、今の日本には良いのかも?しれないと、私は思うのである。



In Japan, There are the kindness of peoples, but, Japanese aliens used it for own profit.🇯🇵👽🇯🇵👽🇯🇵👽 日本人エイリアン達は、日本人の優しさを利用して、その上に胡座をかいています。