鞭杆協会ユニフォームに込めた想い。
我々が太極拳全国交流大会で着用しているユニフォームは今から14年前に簡化24式太極鞭杆で初めて参加した時に作った所から始まりました。
集体の参加者は50名、ボディは黄緑色のTシャツに紺のプリントで左胸に「山西鞭杆」背中に「脆如撃鼓、綿如銀蛇」と鞭杆歌訣の文字が入ったものでした。UNIQLO限定カラーのTシャツを何店舗も回って参加者のサイズ分を集めプリント屋さんに持ち込んで刷ってもらったものでした。
翌年鞭杆協会が発足し、協会シンボルの麒麟が胸に対でプリントされた黒Tシャツが出来ました。速乾Tシャツを武術業界で最初に採用したのではないでしょうか。
黒、白、水色の3色、このツイン麒麟Tシャツは協会の公式ユニフォームとなりました。
当時、全身黒で揃えている団体はなく黒い軍団として周りには「カッコ良い!」「鴉軍団」(麒麟ですが)と100名を越える集体になっていて目立ったようでした。
大会の開催時期が11月とリハーサルが野外で寒いこと、黒い軍団は怖い、地味だと言う意見が出てきたので3年使用して新たな大会用ユニフォームを作ることとなりました。
今までにないお洒落で良いモノを作りたい!既製品にプリントではどこでもやっている、オリジナルを作らせてくれる所はないだろうか?
日本製で良い生地といえば久米繊維さん、錦糸町の本社へ伺い相談させていただきました。
老舗でありながら新しいモノ作りをされているので直ぐに受け入れてくださいました。
こだわったのはボディを全て型から作る。
日本製100%綿の生地。
長い腕とリブ(袖)。
首周りの広さ。
ステッチ(縫い糸)の色。
左右別の腕の雲、背中の大きな麒麟、胸のBIANGANロゴと4つのプリント。
鞭杆操作は可動範囲が広いので腕を高く挙げて伸ばしても、袖が落ちず吊れない様に長い腕と手首を護る長いリブ。
腕を伸ばしたときに見える雲のプリントは左右で違うのだが、これは縫製前にプリントしないと出来ないもの。
首周りが太く締め付けがキツいのを細く広くして、よく見るとステッチの色がボディとは違うちょっとしたお洒落。
綿の柔らかさと着ていくうちに褪せていく古着感。
普段着でも着れるデザイン。
第一弾、青空を飛ぶブルー空。
第二弾、落ち着いたカーキ砂。
第三弾、華やか可憐なローズ牡丹。
それぞれボディとプリントのカラーもこだわり
「皆んなでお洒落に愉しく、心一つに!」
こんな想いで大会オリジナルユニフォームは作られてきました。
3年毎に新しいものを大会限定受注生産としています。
この機会に是非着てみませんか。
BIANGAN WORLD 楊 崇
※事務局より
今年のユニフォームは、ローズ(牡丹)、写真の一番下段のものです。
受注生産となりますので、先般告知しお配りした注文票にて、教室ごとにおまとめの上ご注文ください。
販売価格(税込み):
(会員)全国交流大会出場者4,400円、不出場者4,900円
(一般)5,400円
一般の方の分は注文票の空欄に別記して、合計金額に加算してください。よろしくお願いいたします。
ご注文締め切り: 8月26日(金)
◆ご注文・お問い合わせは
E-mail: s.yoshikawa@biangan.com または公式LINE@biangan
担当:吉川へ
TEL/FAX 03-6322-5312(月、水、金(祝日を除く) 13:00~17:00)