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BPF、手抜きスプリング交換の要領。
masaさん、お待たせしました!

準備準備~♪
かなり車高を下げて行う作業があるのでバイクリフトの脚の部分は使わないです。
写真はダメな例。
あ、Fフォークのスプリングのプリロードは完全に抜いておきます。

ハンドルをちょっとずらしてフォークの頭部分にアクセスできるようにします。

フロントタイヤが接地した状態でフォークキャップレンチを使って
フォークキャップをゆるめておきます。
フロントタイヤを股に挟むと楽。
次にフロントタイヤがフリーになるぐらいジャッキアップして
フォークキャップを完全にゆるめます。
ここにはテンションがかかっていません。

フォークキャップを完全にゆるめて
ジャッキを下げて行くとご覧の状態に。
目の飛び出るカニのキーホルダー、昔大好きだった。

で、次の工具のお出ましダゾっと、ロッドガイドケースレンチ。
これを大きめのモンキーか何かでゆるめます。
ここにはスプリングのプリロードがかかっているので押しこみながら緩めると良いす。
押さなくてもびっくりするほど跳ねては来ないけど。

やっとこれでピストンロッドアセンブリーを引きずりだせます。
ずるずるズル―っと。臓物チック。
そう言えば最近、遠藤周作の「海と毒薬」を読んだよ。
何もかも臓物に見える。

あとは釣りだ~♪
長めの針金でフォーク内部の部品を吊り上げる~。

まあこんな感じのパーツ群。
パーツはほこりのない皿に受けるのが本来の姿です。

で、今回私はスペーサーを交換しました。
上の55mmから下の50mmに入れ替え。
組みつけは逆の順序。
フォークに部品を入れる時はそっと入れないと
「おつり」を食らうので要注意。
最後は油面調整をしましょう。
斜めなのでむずかしいけど。
本来フォーク外してスル作業ですが
フォークのホルダー持って無いし、
三又をそれ代わりに使ってしまうと言う今回のこの作業、
自己責任でお願いしますね。
私見ですが、これだけでスプリングの交換が出来てしまうBPF
かなり実戦的に出来てるのじゃないかな?
で、想像どうりホンダの特殊工具でバッチリだったので部番を乗せときます。
◎ フォークキャップレンチ 070MA-MGP0100
◎ ロッドガイドケースレンチ 070MB-MGP0100
です。全国のバイク屋さんで注文可能じゃないかな?
受注生産なので10日ぐらい待たされます。
ちなみに締め付けトルク
◎ フォークキャップ 35Nm(3.6kgf.m)
◎ ロッドガイドケース 90Nm(9.2kgf.m)
んでmasaさんに業務連絡。
この2点の工具はフォークオイルの入れ替えとか油面調整に頻繁に使うので
購入しといたほうがいいかも?
もちろん必要であればお送りします!
以上です!