ミーティング解散後、ふいに空腹を覚える。
時間をみると1時を軽く回っているから当然だ。
前にツーリングクラブで行ったカレー屋さんが奥志賀方面にあったことを思いだし、
行ってみることにする。
路面はドライになり、いままでのうっぷんを晴らすように、快調にライド!
ストレートなハンドルバーと、スポンジ張りのリヤカウルは、この日が初めてだったため、
しばらく遠慮気味に走るがそのうちマッタク問題ないというと言うことに気づく。
奥志賀方面は、回りこんだきついコーナーはないけど、
路面はいいし、広いし、気持ちのいいコース。
しかし、すぐカレー屋到着。

アカさん、かつおさん、こう助さん、w202さん、masaさん、と
ネパールカレーという世にも珍しいカレーを食べる。
ナンが超でかい!何でか!?



食事中もXRの話題はつきない。
皆でXRの欠点をあげつらいながらも、なぜか笑顔だ。
欠点が気になるのは愛して止まないせいだろう。
やはりXRジャンキー共だ、よかった変態は俺だけじゃなくて。

食事が終わると大試乗大会!
私のマシンのセットアップはおかしくないか、人に乗っていただきたいと
常々思っていたので、良い機会だ。
感想は概ね良好のようだった。
そして今度はかつおさんとmasaさんとw202さんのマシンに乗せてもらう。
かつおさんのマシンはパワーが一番出ている感じがする。
燃料制御はサンダーマックスだ。
しかしフロントが浮きやすく、ちょっとした段差でも
アクセルを開けるとポンとはねてしまう。
純正の18インチ+無印サスで、私はサーキット走行も、峠走行も楽しんでいたし、
こんなにフロント軽い感じはしなかったと記憶しているので、
なにか他に原因があると思われるのだか、わからない。
masaさんのマシンは特徴的なスワローハンドルで、ポジションがコンパクトだ。
スワローハンドルは在庫限り、メッキしか選べなかったそうで、
走りのためなら少々のことには目をつむる、熱い男らしい選択だ。
ひと目見たときからこのマシンはなんとなくピンと来ていた。
・・・・ヤバそうだ、と。
そしてパワーは・・・・
あきらかに調子を落としている。
キャブ車のように咳き込み、アクセル開度に回転が付いて来ない。
先ほどの昼食時に、オレの燃費悪いんですよとmasaさんが
言っていたシーンが思い起こされる。
話と症状を総合するに、おそらく燃料が濃いのではないか?
燃料制御はサンダーマックスだが、サンダーマックスの誇る
ワイドバンドO2センサーの不具合ではないだろうか?
そしてw202さんの試乗。
ポジションがすごく楽。と思ったらハンドルはXL1200S用だそうで、
つい一週間前まで私がつけていたハンドルバーと同じではないか。
慣れとは恐ろしいものである。やっぱり戻そうかなと思ったり。
燃料制御は私と同じスーパーチューナーだが、明らかに回転が軽やかだ。
やはりログ取りしたり、微調整しないと本来の力は発揮できないのだろうか?
試乗会を終え、お楽しみの志賀下り!!!
志賀草津道路の長野方面へのくだりは、私が大好きなコースで、
超得意としているのだ。付いてこれるこのなら付いてきな!
・・・・って、masaさんが付いてくるわー!!しかもピッタリと。
しかし、不思議と悔しくない、私と同じ変態野郎が存在したことに感動し、
ヘルメットの中でニヤニヤが止まらない。
新しい才能をついに発掘したのだ!(無知なだけ)
うれしい!
ピッタりと付いてくる場合、後続の方が実力が上だということは経験上わかるし、
masaさんのマシンは明らかに調子を崩していた。
そしてmasaさんはこの道は初めて走るらしい。
もし本調子だったら・・・恐ろしい人だ。

昔の料金所あたりで思わず休憩。
Uターンして、もう一回走ろうか?
とmasaさんに聞くと答えはNO, 道は通りすぎるものだそうだ。
この辺も同じ意見だが、このときぐらい主義を曲げてもう一往復しても良かったかな?なんて
かつおさんは、ジーンズ履きだし、フロントの接地感の薄さに早々に戦意喪失したらしい。
次の機会にリベンジしてくださいね!!
あとは信州中野インターでmasaさんとw202さんを送り出し、
店に帰って、かつおさんと再会を誓い、送り出し、

そしていつも通り、一台でファクトリーに収まるXR。
旅人を見送るのはちょっぴり寂しいものですね。
ミーティング終了して今日で4日目。
体は正直というか、現金なもので、
あれだけ続いた不眠の日々がうそのように、
いまは毎日熟睡できています!
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
終わります!