おはようございます

先日、「ファブリックの女王」という映画を見てきました
新しい時代のライフスタイルを提案することに情熱を注いだ、マリメッコの創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生を描いた映画です。
こんな素敵な世界を創り上げたアルミでしたが・・
亡くなる前に言った言葉は、戦争で弟二人を亡くしたこと、本当の愛にめぐり合えなかったことの二つだけでした。
見ていて本当に心が痛かった
現在、マリメッコ展も国内数カ所で順次開催されているようです。

新しい時代のライフスタイルを提案することに情熱を注いだ、マリメッコの創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生を描いた映画です。
日本で北欧が人気になったのは、もしかしたらこのマリメッコが最初だったんでしょうか?
かなり前から、あの有名な花柄のデザインはありましたよね
どのようにして、あの花柄デザインは生まれたのか?
どうやって成長を遂げたのか?
興味津々で見に行きました
第二次世界大戦直後。
その時代、布地の業界は男性に仕切られていたようですね。
そこから自分の身を削って、果敢に闘いを挑んでいったアルミの生涯がどんなものであったのか、とてもよくわかる内容でした。
ただ、それは成功者としての輝かしいものではなく、その陰の部分、苦しみがクローズアップされていました。
もっと華やかなテキスタイルの映画かと思っていたので、ちょっとビックリでしたけど、やはりそこはマリメッコ
ところどころでチラッと出てくる色鮮やかな世界には、目を見張るものがありました。
今から約70年前に、こんなカラフルな世界があったんですね。
そういえば、映画館には、自分で作ったマリメッコの洋服を着た人も何人かいましたよ
デザインを手がけていたのは創業者のアルミではなく、自分が集めてきた優秀なデザイナーだったようです。
私は絶対に、今、世に出回っているような可愛いお花柄の布なんて作らない!と言っていたアルミ。
この白黒のデザインは、まさにその言葉を象徴したものに見えました。
こんな素敵な世界を創り上げたアルミでしたが・・
亡くなる前に言った言葉は、戦争で弟二人を亡くしたこと、本当の愛にめぐり合えなかったことの二つだけでした。
見ていて本当に心が痛かった

この映画の監督さんは、アルミに招かれマリメッコの役員も務めていた人。
そんなところも興味深い映画でした。
現在、マリメッコ展も国内数カ所で順次開催されているようです。
東京は12月から。
創業当時のデザイン画やビンテージドレス、ファブリックなどの貴重な品々が見れるということなので、興味のある方はぜひ。