女ケンシロー島田朱美です

 

 

 

※今回の投稿は途中から

『北斗の拳』を知らない女子には

置いてけぼりの内容となっております

あらかじめご了承ください

 

 

 

 

 

 

ラオウ(長兄)が通う小学校では給食があり

月に一度、給食当番がまわってきます

 

 

 

 

給食当番をするときに使うエプロン、帽子は

学校が用意してくださり

 


それを順番に児童が使うことになっていて

使用後はその児童の保護者が洗濯や

アイロンをかけたり

ほつれがあるところは修繕したりします

 

 




エプロンたちは給食袋に入っている


 

 


例えばラオウ(長兄)が

一週間使ったエプロンなどは

その週末に持ち帰り

 

わたしが家で洗濯、アイロンがけなどをして 

ラオウに学校へもっていってもらいます

 

 


こんな感じでアイロンがけ




帽子も




袋に入れて完了~!さぁ学校へ持っていってねー




 

そしてそれを次の給食当番の児童が使い

使用後はその保護者が洗濯などをする

という流れになっています

 

 

 

 

 

 

さて

入学してすぐに給食当番がラオウに回ってきて

その週末にエプロンなどを持って帰ってきたのですが

 

 

 

 

 

 

ですが

 

 

 

 

ですが

 

 

 

 

ですが

 

 

 

 

 

わー!なんだこれー!?

 

 

 

 

 

カレー臭でもなく

加齢臭でもなく

 

 


エプロンから漂う香り

爽やかフローラルを通り越したその香り、いや臭いに

わたしは両膝を地面に着けてしまうほどの

衝撃をうけたのでした

 

 

 




うわー!笑えるほど、めっちゃくさい!


 



 

 

ははーん、浮気相手が自分の存在を妻にアピールするために

自分の香水をわざと亭主のワイシャツにシュっとつけるやつだな

残り香ってやつだな

ひと昔前なら、口紅をつけるっていうのも流行ったけどな♪

 

 

そんなアピールで正妻をゆるがせるとでも思ってるのか!?

ふっ甘い、甘すぎるんだよ!

 

 

とまぁ、一昔前の昼ドラのあるワンシーンを思い浮かべたのですが

 

 

 

 

 

いや!ちがう!

ラオウは小学一年生や

そんなお相手さんはまだいてないはずや...たぶん

 

 

 


てことは

 

 

 


ラオウの前にエプロン使っていた児童のご家庭の

 

 

 

 





柔軟剤やー!

 

 

 



 

わが家では洗濯に柔軟剤を使っていないので

すぐに鼻にきました

 

ほんで、鼻うがいを始めてもうすぐ1年がたち

嗅覚が犬のようにぴくっと

反応するようになったので

やはり鼻にきました

 

 



なんか、昔の柔軟剤よりも

今の方がニオイきつくないかい?




 

あまりの衝撃の香り、いや臭いに

両膝は床についたままびくともしない

 


 


※今回の投稿は今から

『北斗の拳』を知らない女子には

置いてけぼりの内容が満載です

あらかじめご了承ください

 

 

 

 

 




あぁ意識がもうろうとする

このままわたしは朽ち果てていくのか...

 

 



補星(ほせい)...

北斗七星のよこに

寄りそうように光る星...

またの名を死兆星!

 

 

あぁ、死兆星が見える!

と、わたしには死兆星がみえたのでした

(北斗の拳では 死が近づくと見える星です)

 


この給食エプロンで死兆星が見えてしまうとは...

世紀末に荒廃されているぞ、この給食エプロン! 

 

 

 




2000年の歴史を刻み

受け継がれてきた恐るべき

暗殺拳があった


その名は北斗神拳ー!


とばかり思っていたが

暗殺拳よりも恐ろしい香り、いや臭いが

この世紀末にはあったのか

 

 

 


ラオウ(長兄)はこれを着て

給食の配膳をしていたのか

 

 

 

 

うぅ...哀れな男、ラオウ(長兄)よ

カレーの匂いさえも打ち消してしまうほどの

この世紀末の香り、いや臭いで

うぬの嗅覚はつぶされてはいないか?

(本家ラオウは 相手のことを うぬと呼びます)

 

 


とまぁそんなことを思いながらも

世紀末に荒廃された香り、いや臭いのする

エプロンを洗うことに

 

 

 

 



もちろん洗面台、別洗いで

 

 

 

 

 

 


おれの墓標に名はいらぬ!

死すなら戦いの荒野で!

 

という本家ケンシロウの言葉を思い出し

だれも寄せ付けずに一人っきりで黙々と洗濯をはじめるも

 

 

 

だめだ...一回じゃこのキョーレツな柔軟剤の臭いが落ちない...

とまた柔軟剤との戦いの日々へと身を投じる女ケンシロー

 

 

 

 

だめだ ...二回洗っても臭いが落ちない...フッ

とちょっとウケながら弱気になるも

 

 

 

 

 

わたしたちが希望を捨てたら

どうなるの!

わたしたちには希望しか

ないのよ!

ねっ!信じるのよ!

いつか必ず明るい明日がくるって...

そう信じて生きてきたじゃないの


最後の最後まであきらめちゃだめ!

 

 

 

というリンの言葉も思い出し

 



もう一度洗ったところで

完全ではないけど

かすかに香り、いや臭いを残して

 

 

 


洗濯は終了

 

 



リンにはすまないが

もういい、わたしはあきらめるぞ!

 

 



ほんで

ベランダの端っこに干す

 



 

これを行うこと、毎月11回...

これあと何年続くんだ...

明日なき世紀末

く~こんな時代が気に入らねぇ!

 

と思ってたら

 

 

 

 

 

ラオウが三学期の初めに

一枚のプリントを見せに来た

 

 

 




『新年度(4月)より、個人持ちの給食エプロンを使用することも可能』

 



 

 

あぁー!神は我を見捨ててはいなかった!


世紀末に荒廃されている給食エプロンから解放されるという明日への希望と

一筋の光が差し込むこの嬉しさを

わたしは急いで連絡ノートに

担任の先生にお礼を伝えさせていただきました

 

 



先生からのお返事では

 

 

『島田さんがおっしゃっている柔軟剤や衛生面が理由の取り組みです。次年度より個人のエプロンとしてよろしくお願いします。』

 

 

ということでした

 

 

 

 

そうかー


女ケンシロー以外でも

給食エプロンの香り、いや臭いに

苦しんでいたご家庭があるんだなー

 

みんな死兆星が見えていたんだなー

 

 

 

今までシェアさせていただいた給食エプロンたち

 

それはそれで、どうもありがとう!

 

 

 


これからは個人持ちのエプロンでラオウに

給食当番を遂行していただきます

 

 



ラオウはお肌が敏感で

柔軟剤が残ったままの服を着ると

肌荒れしてしまうこともあるので

 

 

個人持ちのエプロンも可能になってくれたのは

ほんまにうれしいです!

 

 

 

 

 

柔軟剤を使うのは各ご家庭の自由やけども


もしも洗濯していても臭いが残る

それで仕方がないので

臭いを消すために柔軟剤を使っている!

というんだったら

 

 

柔軟剤を使わなくても

汗臭さや加齢臭などが残らなく

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