社債  | 思うように資金調達ができない方へ

社債 

 

 

6月12日

直接金融の出資に続いての2回目、社債についてご案内します。
まさに国民不在の大間違いの経済政策が原因で資金調達が難しくなり資金繰りが厳しくなっている中小企業。
もちろん成長している企業もありますが、大勢は日々のお客様からいただく相談内容からも分かります。

銀行依存しない資金調達としてぜひ検討してほしいのが社債による資金調達です。

社債発行は、企業が投資家から資金を調達するために債券を発行する行為です。

社債発行には、企業にとって様々なメリットがあります。

◆社債発行の主なメリット
・長期的な資金調達
社債は、一般的に返済期間が数年から数十年に及ぶため、企業は長期的な資金調達が可能になります。

これにより、大規模な設備投資や研究開発など、長期的なプロジェクトに資金を投入できます。

・資金調達の多様化
銀行融資に依存せず、資本市場から直接資金を調達できるため、資金調達手段の多様化につながります。これにより、企業の財務リスクを分散できます。

・低い金利での資金調達
企業の信用力が高ければ、銀行融資よりも低い金利で資金を調達できる可能性があります。

・企業の信用力向上
社債発行は、企業の財務状況や経営状況が投資家から評価されることを意味します。

そのため、社債発行は企業の信用力向上につながる可能性があります。

・経営の自由度向上
株式発行とは異なり、社債発行は経営権の希薄化を招きません。

そのため、企業は経営の自由度を維持しながら資金調達できます。

・広範囲の投資家から資金調達が可能
銀行融資は金融機関からのみ資金を提供してもらうのに対し、社債では個人投資家を含めて幅広く資金を募れます。


◆特に中小企業における社債発行のメリット
・担保や保証人が不要な場合がある
少人数私募債など、担保や保証人が不要な社債もあります。

これにより、担保となる資産を持たない企業や、保証人を探すことが難しい企業でも資金調達が可能です。

・返済期間や利率を柔軟に設定可能
社債の返済期間や利率は、企業の資金計画に合わせて柔軟に設定できます。

・金融機関からの評価向上
社債発行は、企業の財務状況や経営状況が優良であることを示すため、金融機関からの評価向上につながる可能性があります。


◆社債の注意点
・社債発行には、一定のコストがかかります。
・企業の信用力が低い場合は、高い金利での発行となる可能性があります。
・社債には、利息の支払いと償還の義務があります。

社債発行は、企業の資金調達戦略において有効な選択肢の一つです。
企業の財務状況や資金計画に合わせて、適切な社債発行を検討することが重要です。

そして、くれぐれもお気をつけいただきたいのは、社債発行は急ぐときの資金調達ではないと言うことです。
資金繰りにゆとりがある時、長期的視点で計画していただきたい資金調達です。

次回以降で社債の種類や中小企業が検討しやすい少人数私募債についてご案内いたします。

 

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