
差押えが過去についている担保の不動産融資はかなり難しい
5月17日
時々ですが、差押えが過去についている担保の不動産融資の相談があります。
しかしながら、銀行はもちろん、ノンバンクの不動産融資でも、過去に差押えがついた不動産の場合、その時の所有者が借主である場合は融資の難易度が非常に高くなります。
金融機関は、銀行、ノンバンクとも過去の債務不履行の履歴を重視するため、慎重な判断を下す傾向があるからです。
具体的には、以下の点が融資の難易度を高める要因として考えられます。
・信用力の低下
過去の差押えは、借り主の信用情報に重大な傷として記録されます。
金融機関は、信用情報機関のデータなどを通じてこの情報を把握し、返済能力に疑問を持つ可能性が高まります。
・担保評価への影響
差押えという事実は、その不動産の担保としての評価を下げる可能性があります。
金融機関は、万が一返済が滞った場合の担保価値を重視するため、評価が低い不動産への融資は慎重になります。
・審査の厳格化
金融機関は、過去に問題を起こした借り主に対して、通常の審査よりもさらに厳格な審査を行うことが予想されます。収入状況、資産状況、返済計画など、あらゆる面から詳細なチェックが入るでしょう。
・融資条件の不利化
融資が受けられたとしても、金利が高めに設定されたり、融資額が希望額よりも低くなったりする可能性も考えられます。
ただし、状況によっては融資の可能性が全くないわけではありません。
例えば、以下のようなケースでは、融資を受けられる可能性がわずかに残されています。
・差押えの原因が解消されている場合
例えば、過去の債務を全て完済しており、現在は安定した収入がある場合などです。
・相当な期間が経過している場合
金融機関によっては、過去の事故情報の影響期間を定めている場合があります。
長期間が経過していれば、影響が薄れる可能性も考えられます。
・担保となる不動産の価値が非常に高い場合
不動産の担保価値が非常に高く、返済が滞った場合でも十分に回収が見込める場合などです。
・保証人を立てる場合
現在ではあまり現実的ではありませんが、連帯保証人を立てることで、金融機関の懸念を軽減できる可能性があります。
いずれにしても、過去に不動産融資の差押えがあった場合、新たな融資を受けるためには、金融機関に対して丁寧な説明を行い、現在の状況や返済能力をしっかりと示すことが重要になります。
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