
最近また、無理な急ぐ資金調達の装弾が増えている
5月16日
最近経済状況が良くないこともあるのか、今日の今日に資金が必要とか、初めてのご利用なのに、明日2億円調達できるところはないかという、常識外れとしか言いようのないご相談が時々ですが、増えてきているような印象を受けます。
私も90年代のバブル崩壊を経営者としてもろに体験したことがあるので、相談客のお気持ちは痛いほど分かります。
でも、このような相談をされる会社は危険がいっぱいです。
良い会社だった会社が大変な状況になってしまった要因として、業績が悪化したとか、大きな額の未回収が出たとか、ざまざまな要因があります。
でも、お客様を見ていた思うのは、本当に末期的な状況になっていらっしゃる会社を見ていると、状況をさらに悪化させたのは、急な資金調達が必要になった時の対応に間違いがあったケースが多いように感じます。
業績が悪くなったり、未回収が増えたりして資金繰りが悪化したとき、銀行や信金などの既存の金融機関が支えてくれる状況であれば問題はないのですが、特に最近は、特に地方銀行がメインの取引銀行だったりすると、支えてくれないことが多く、ここから、表現は悪いかもしれませんが、大変な状況への転落が始まるケースが非常に多いように思います。
中小企業の経営者は、大企業のように、急に資金ショートが起きるようなことがあっても、普通に取引先に支払いの延期や猶予を、何事もなかったかのように協力させるようなことは難しく、特に支払先が大手会社であったりすると、取引停止などで経営の根幹を揺るがすような懸念を抱いて、何が何でも、支払うための資金を調達しようとされる経営者がほとんどだと思います。
このこと自体は決して悪いことではなく、中小企業経営者として、このような姿勢で日々の経営をされてきたからこそ、信用が生まれて、会社の発展につながってきたのだと思います。
でも、ここでお気をつけいただきたいのは、とは言っても、
金融機関やファクタリング会社などの第三者から、要件をクリアしていない場合、できない資金調達はやはりできないのです。
ど こに行っても、どこを探しても、出し手も 未回収事故の懸念のある先に、よほどの理由がない限り、よく調べて検討しないで第三者の都合に合わせて資金提供する することはあり得ません。
この時、ご自分の親族や知人や取引先などから資金の協力が得られれば、今までのお客様を見ていても、悲惨な状況に陥ってしまったケースはほとんどありません。
でも、ここで闇金とか、悪質なファクタリング会社、あるいは強欲で悪質な投資家などから資金調達したことで、事態をさらに悪化させ、会社破綻まで行ってしまった会社の数は、私の周辺だけでも本当に数多くあります。
業績悪化や、未回収事件が一次的要因とすると、調達してはいけないところから資金調達した2次的要因で会社が破綻まで行ってしまうケースは本当に数多く散見されます。
だから急がなければならない資金調達は、本当は選択肢が非常に限られ、また、資金調達は急げば急ぐほど調達の確率は劇的に低くなる皮肉な傾向があります。
本来1週間ほど審査に時間がかかる金融機関からの資金調達を、明日とか明後日必要などと言っただけで、金融機関の審査は、それだけでNGになることはよくあることです。
だから、そもそも無理な資金調達をできないかと、金融機関やファクタリング会社、あるいはコンサル会社などに相談すると、資金調達ができない上、資金ショート懸念があることの情報がどんどん拡散してしまうことになります。
そしてこの情報を掴んだ闇金からコンタクトされて、絶対に手を出してはいけない闇金や悪徳ファクタリング会社に取り込まれてしまうのです。
これは最悪のパターンですが、よくあることです。
そして、この資金調達がきっかけに破綻につながった例は本当に多いです。
だから急ぐ資金調達が必要になった時、冷静になって検討していただきたいのです。
まず希望する資金調達が本当に現実的なのかどうか?
この会社や人に相談して本当に良いのかどうか?
難しいのは理解しますが、冷静に行動させることを切にお祈りいたします。
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