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1億円を超えるファクタリング ② 3社間ファクタリング
7月4日
昨日の投稿の続編です。
1億円以上の2社間ファクタリングの場合、売掛債権が信用度の高くても、ご利用会社の売上規模が小さかったり、資金繰り状況に問題があったりするとほとんどの場合、ご利用になれません。
このような場合、売掛債権の信用度が非常に高い場合は、3社間ファクタリングが可能ならファクタリングで資金調達できる場合があります。
確かに、日本では信用度が高い売掛先(上場企業など)ほど、ファクタリングを由としないことが多く、今後の取引自体への悪影響が出たり、検討してくれたとしても譲渡承諾の稟議を取るのに時間がすごくかかったりして、現実的な資金調達とは言えないかも知れません。
ただ、億を超えるような金額のファクタリングを考えるとき、もちろん金額がそこまで大きくない金額のファクタリングにおいても、2社間ファクタリングでは、売掛債権の信用度が非常に高くても、ファクタリングの利用会社の問題で利用できないとき、3社間ファクタリングが可能ならファクタリングでの資金調達が可能な場合があります。
例えば利用会社のどのようなことが問題になるのかと言うと次のようなことが該当します。
・ご利用者の売上規模、そして資金繰りを含む経営状況。
・ご利用会社の帝国データバンクなどの評点や格付が良くない。
・代表取締役や役員に金融事故や属性に問題がある。
ネット情報も参考にされます。
・多額な税金や社会保険の滞納があり、差押の懸念がある。
・決算をしていない。
など
今回の投稿では、1億円を超えるファクタリングというタイトルでご案内してきましたが、この投稿については1億円を超える云々ではなく、利用会社の問題でファクタリングのが利用できないすべてのファクタリング案件に該当します。
ただ、3社間ファクタリングは、売掛先の信用度が低い場合、2社間ファクタリング以上に売掛先への信用度に対する審査は厳しく利用できない場合は多いのでご注意ください。
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