![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/16/bhycom/00/fe/j/o1080072015446514716.jpg?caw=800)
無理な資金調達 ② ファクタリング編
無理な資金調達の2回目の投稿です。
①時間が足りない
②資金調達の要件をクリアしていない
今回は ②資金調達の要件をクリアしていない についてお話をさせていただきます。
資金調達の種類は私どものご相談数が多い2つ、ファクタリングとノンバンクの不動産融資について、その要件を説明させていただきます。
今回はファクタリングについてです。
(ファクタリング)
ここで言うファクタリングとは、売掛先に知らせないで行う2社間ファクタリングです。
◆ファクタリング対象となる売掛債権
・2社間ファクタリングで対応できるのは次の債権です。
入金が最長2ヶ月以内に確定している入金実績がある売掛債権(検収完了済、反対債権がない売掛債権)
・新規取引先の売掛債権や受注済みもまだ納品の完了していない将来債権のファクタリングは、ファクタリング会社と初回のファクタリング利用時はハードルが高い。
◆利用会社の資金繰りなど状況
・決算完了は必須条件
・売掛先の入金でファクタリング精算しても資金ショートしない状況
・税金や社保の未納は、当局と分割納付など納付方法ついて合意している場合はご利用が可能な場合があります。
・代表取締役が実質支配者
代表取締役が療養中で、実質支配者その方の子女が実質支配者であるような、シンプルで合理的に説明が付く場合は良いですが、代表取締役との関係性が明確でなく複雑な場合や、中には債権者が実質支配者になっているような案件はご利用になれません。
ファクタリングを検討される時のご参考になればと思います。
次の投稿ではノンバンクの不動産融資の基本的なクリアポイントをご案内させていただきます。