ファクタリングについての講演内容②ファクタリング活用の注意点 | 思うように資金調達ができない方へ

ファクタリングについての講演内容②ファクタリング活用の注意点

 

6月21日

7月中旬に講演させていただく講演内容の②ファクタリング活用の注意点です。

まず大切なことは、まともなサービスをするファクタリング会社を利用することです。

 

このポイントは次の投稿でご案内したいと思います。

この投稿ではまともなファクタリング会社のまっとうなファクタリングサービスを利用する上での注意点についてご案内します。

なお、ここで取り上げるファクタリングとは,コストが高いけれど、取引先(売掛先)には知られないで、実行までにかかる時間が短い2社間ファクタリングを指します。

 

注意点は次のポイントです。

(手数料率が高いからごは利用は慎重に!)

・あくまでも1回か2回のスポット的な利用に向いていて、何回も繰り返す長期間の継続的利用には向いていません。

それは、手数料が高いことから長期継続利用すると間違いなく、財務内容を傷つけ資金繰りの悪化を加速させるからです。

 

・手数料が高いから、利益率にもよりますが、できるだけご利用額を抑えることが重要です。

できれば平均月商の50%位までに抑えることが理想的です。

またどうしても長期のご利用になる際は、実行額を少しずつ減らしていくことも大切です。

 

(未確定債権のファクタリング利用はNG!)

・支払額と支払日の確定していない未確定や架空の売掛債権のファクタリングは絶対にしない。

架空債権をあたかも本当に存在する売掛債権のようにしてファクタリングしたとき、その時は良くても、精算時がたいへんになります。

 

売掛債権の入金がないため、本来のファクタリング精算の金額に、ファクタリング手数料をプラスした額の新たな資金調達が必要になります。

 

1回か2回と同じファクタリング会社や新しく取引をするファクタリング会社から、同じ方法で資金調達できたとしても、ファクタリング手数料分が新たに加算されていくから、繰り返すと毎月のファクタリング精算時の額はすぐにとんでもない金額に膨れ上がります。

この様な事態になると、経営の継続も難しくなる懸念が出てきます。

 

入金が期待できない売掛債権や架空債権でファクタリングをでっち上げて資金調達したことが、まさに仇となってしまうのです。

 

2社間ファクタリング活用の注意点は次の2点です。

◆手数料率が高いからごは利用は慎重に!

◆未確定債権のファクタリング利用はNG!

 

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