中小企業の資金調達の将来の動向は?1 | 思うように資金調達ができない方へ

中小企業の資金調達の将来の動向は?1

私どものサービスのお客様のほとんどは中小企業の経営者の方々です。

ここ何回かで、中小企業の資金調達がどのようになっていくかを、経済状況との関連、コスト(金利など)への考え方、調達の可能性など、多角的に日々のサービスで感じることを加味して、個人的見解もいっぱい入るかも知れませんが、感じていること、思っていることなどを投稿させていただきたいと思います。

 

まずはその基本として経済状況の動向が現状の延長線上にあることを前提にします。

日本の場合、誤った経済政策が30年以上も、何の反省もなく続くといった異常事態が継続されていますので、希望的観測が入りますが、ネットの普及で正しい情報に戸を立てられなくなっていて、私程度の人間でも、現在、財務官僚の固執する緊縮財政、消費税なとの増税路線の期満や噓が明白に分かるようになっているから、このような傾向が加速して多くの人の常識が変わり、地殻変動的な変革が一気に加速する可能性があります.

 

でも、現状の悲観的かつ醜い誤った政策が批判の声の増加と共に、多少好転するかも知れませんが、ここでは、現在のバカげた政策に大幅な転換はないものとして書いて参りたいと思います。

 

では、中小企業の資金調達の将来の動向について話を進めたいと思います。

 

整理すると次のような中小企業の資金調達の未来が考えられます。

・デジタル化、オンライン化の進展

 

・社会的投資や環境への配慮

 

・フィンテックの発展 

 

などこれらの要素が重要となるでしょう。

中小企業はこれらのトレンドに敏感に対応し、柔軟かつ効果的な資金調達手段を活用することが大切になると思われます。

中小企業の資金調達の将来の動向については、以下にまとめます。

 

①オンライン・デジタル化の進展

将来、中小企業の資金調達はオンラインやデジタルを活用した手段がさらに普及する可能性があります。

オンラインでの融資申請、デジタル決済やクラウドファンディングなど、従来の方法に加えて新たな資金調達手段が増えることが予想されます。

 

②インパクト投資や社会的投資への関心

将来、中小企業の資金調達において、インパクト投資や社会的投資に対する関心が高まる可能性があります。

社会的な課題解決に貢献するビジネスに投資する動きが拡大し、それを受けて中小企業も社会的責任を意識した事業運営を求められることが考えられます。※インパクト投資とは財務的な収益を追求しつつ、社会的および環境的なインパクトの創出を目的とする投資手法のこと。

要は自社の儲けだけでなく、社会的意義が求められることです。

 

③グリーンファイナンスの推進

環境問題への取り組みが進む中、将来中小企業の資金調達において、グリーンファイナンスやサステナビリティ関連の融資ニーズが増加する可能性があります。

環境に配慮した事業やプロジェクトへの資金支援が重要視される中、グリーンファイナンス市場が拡大することが予想されます。

※グリーンファイナンスとは、地球温暖化対策や再生可能エネルギー等の環境分野への取組みに特化した資金を調達するための債券(グリーンボンド)や借入(グリーンローン)を指します。

 

この項目については、個人的には異論を持っています。

世界的な権力層の状況によりかなり替わる可能性があります。

EVの状況、太陽光発電を見れば、そのリスクについての考察は重要であることが分かります。

 

④フィンテックの台頭

将来、中小企業の資金調達において、フィンテック(金融テクノロジー)を活用した革新的なサービスやプラットフォームが台頭する可能性があります。

データ分析やAIを活用した信用スコアリング、ブロックチェーン技術を用いた取引プラットフォームなどが中小企業の資金調達を支援する一翼を担うかもしれません。

 

①とともに中小企業の資金調達において、好き嫌いに関係なく、表面づらの情報や数字が何よりも、資金調達の可否への影響が大きくなると思います。

 

続きます。

 

ご連絡 ご相談 

ルガーノインベストメントHP