円安のメリット | 思うように資金調達ができない方へ

円安のメリット

  

5月3日

私はしつこい性格なので、メディアが円安円安!と騒ぎ立てれば円安は良いこともあるのに、いや、むしろ円安は日本が経済成長につながる可能性があるのになぜ?と思うから、また円安についての話題です。

 

円安のメリットは主に輸出企業にとって以下のようなポジティブな影響があるところです。

①製品の競争力強化円安になると、日本製品の価格が海外で競争力を強化します。これにより輸出が促進され、企業の売り上げや利益が増加する可能性があります。

 

②販売拡大為替レートが低くなることで、外国製品よりも価格が競争力を持ちやすくなるため、新規市場の開拓や販売拡大が期待されることがあります。

 

③輸出関連産業の活性化輸出産業が活況を呈すことで、関連する産業や雇用にもプラスの影響が及ぶ可能性があります。

 

ただし、円安は日本国内のインフレーションや生活費の上昇、そして輸入品価格の高騰などのデメリットも考慮する必要があります。

 

バランスを保ちつつ円安がもたらす恩恵を最大限に活かすことが重要です。

 

 どうしても為替レートの話はメリット、デメリットが立場により変わります。

 

しかしながら、日本の為替レートは1985年のプラザ合意で無理矢理円高にされた経緯があり、どちらかというと日本経済は円安時の方が好調になる特徴があります。

 

だから、現在の多くのメディアの円安報道にはあまりにも一面的で偏向していると言わざるを得ません。

 

次のグラフはプラザ合意による為替レートの変化を示したものです。

※プラザ合意とは?

プラザ合意(プラザごうい)とは、1985年に行われた日本とアメリカを含む主要国の間で行われた通貨政策に関する協議のことです。

 

この合意では、アメリカドルの急激な過剰評価を受けて、日本円やドイツマルクなどの主要通貨に対するドルの下落が促進されました。

 

これにより、円高・ドル安の傾向が強まったことで、アメリカの貿易赤字を縮小しようという目的がありました。

 

次の投稿に続きます。

 

ご連絡 ご相談 

ルガーノインベストメントHP