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将来債権のファクタリングの審査ポイント
2月28日
次の3つのファクタリングについては、すべて将来債権のファクタリングになるから難易度は高いと前の投稿でお伝えしました。
https://ameblo.jp/bhycom/entry-12841727191.html
①不動産売買の売却代金のファクタリング
②不動産仲介の仲介手数料のファクタリング
③戸建て業者の売買代金のファクタリング
今回は①の不動産売買の売却代金のファクタリングを前提として具体的にご案内したいと思います。
・売却先はどの様な会社?
不動産売買の場合はます売却先がどの様な会社は重要なポイント。
決済できる調達力のある会社かどうか?
取得することに違和感がないかどうか?
要は、決裁日に契約通りに決済される可能性が高いか?
手付流れなど契約破棄になる懸念は低いかどうか?
これらのことが審査ポイントになります。
・売買契約書の有無とその内容
ブリッジ資金の審査とは違い、売買契約書の有無がそのままファクタリングの可否につながる訳ではありません。
でも、売買契約書の約定通りの決裁日に決済される可能性が高いと判断できる状況になっているかどうか判断できる材料の有無は重要です。
売買契約書の内容は重要です。
見させていたくポイントは売買契約書の内容通りに決済される可能性が高いかどうかです。
例えば、契約が破棄されたとき何らかのペナルティが買主に課せられるいわゆる違約条項が契約書に記載されているかなどを確認します。
そしてここからは2社間ファクタリングの審査ポイントです。
不動産売買に限らず不動産業界のファクタリングは売掛債権が不動産管理料以外の場合は、多くの場合将来債権のファクタリングになるためご利用会社に対する見方も厳しめに見ることになります。
見られるポイントは次のようになります。
最も詳しく見るポイントは、ファクタリングを実行した日から、売掛先からの入金日にファクタリング精算する資金繰りが可能かどうかです。
精算後大幅赤字となる状況ですと、不動産取引が決済されてもファクタリング会社の精算をされないで他の資金使途に流用する懸念が出るためファクタリング会社の審査はNGになる可能性が高くなります。
この審査のために資金の日繰り表の作成、銀行口座の精緻なチェックが必要となります。
後、チェックされるものは次の通りです。
・代表者の属性と金融履歴
・法人の財務内容と金融与信
・格付け情報、信用機関情報、ネット情報など
・他の売掛債権の状況 など
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